!!!バンダイビジュアル *[関連企業] //*読み: *分類:関連企業 !!説明  バンダイナムコグループの一社。  グループ内での映像コンテンツの販売・制作を手がける。主力となっているのはアニメ作品だが,特撮作品や実写作品(北野武作品など)を取り扱っており,取扱い作品は意外に広い。  現在は,バンダイナムコゲームスのグループ企業として扱われている。  意外に複雑な統廃合を繰り返した企業で,元々はバンダイ内部に設置されたビデオ販売の部署である「エモーション(ビデオ課)」がその母体である。  従来バンダイが関与する各種作品は様々なメーカーから発売されており,ビデオソフトとレーザーディスクソフトが別々のメーカーから発売されるといった事例も多かった。バンダイの映像ソフト販売参入に伴い,設立されたのがエモーションで,1982年のことだった。  翌1983年,史上初のオリジナル・ビデオ・アニメーション(OVA)ダロスを発売,本格的なOVA時代の先陣を切った。また同年,販売代理店としてAE企画を設立,これが1991年にバンダイビジュアルと社名を変更しており,現在の社名のベースとなっている。  1984年,エモーションがネットワークフロンティア事業部として独立,事実上の分社化が行われるものの,1988年に再びバンダイに吸収され,バンダイ・メディア事業部として再編されている。  1989年にAE企画がバンダイビジュアル販売,1991年にバンダイビジュアルと社名変更したことを受け,1992年,メディア事業部をバンダイビジュアルに統合し,映像部門の一体化が行われた。(これにより,企画から制作,販売まで一社で対応することとなった。)  一方,バンダイ関連作品の音源管理を行っていたエモーションミュージックは,2006年に子会社(完全子会社化は2013年)となったランティスとの事業統合が行われ,その後バンダイビジュアルに吸収されている。  結果として,バンダイビジュアルは音源,映像関連事業を統括する企業となっている。  なお,それまでグループ企業ではあったものの独立事業体であったバンダイビジュアルは,2007年にバンダイナムコホールディングスによる完全子会社化が行われており,この時点で上場廃止となっている。  現在では,主に映像作品の販売元や企画・制作元としてクレジットされることが多くなっている。 !エモーション(社名)  バンダイから発売されるビデオ作品のブランド名として知られるエモーションとは異なり,元々は音源管理のために設立された企業。  元々は「アポロン音楽工業」に端を発する企業で,バンダイの子会社となった後に,社名を「バンダイ・ミュージックエンタテインメント」と変更している。  しかし,バンダイ・ミュージックエンタテインメントは2000年に解散し,これらの資産を引き継いだのが「エモーションミュージック」だった。  エモーションミュージックは,バンダイの直営子会社であったが,2003年にバンダイビジュアル傘下へと所属変更が行われ,この際に「エモーション」という社名に変更している。  2006年にバンダイビジュアルによるランティスの子会社化が実施されると,音源管理(著作権,出版権等)の業務を行う企業が複数グループ内に存在することとなったため,2009年に音源管理業務をランティスに移管,エモーションは電子コミック配信事業に特化する。2010年年末に単行本の刊行(販売元は角川パブリッシング)に至るものの,事業そのものは苦戦しており,わずか4ヶ月後の2011年4月,バンダイビジュアルに吸収合併されている。 !!関連項目 *[[バンダイナムコホールディングス]] !!編集者 *あさぎり ---- {{category 関連企業}} ---- {{lastmodified}} //2015.05.13:エモーション !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。