トップ 差分 一覧 Farm ソース 検索 ヘルプ ログイン

ハマーン・カーン

お願い

  ■検索等で初めて来訪した方は,注意書き等を必ずご覧になってください。
  ■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→<必読>  頻繁に項目変更が行われる関係上,直リンクはエラーのもととなります。
  ■あまりにマナーの悪い人がいましたので,一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
  ■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては,終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。

ハマーン・カーン

  • [キャラ]

 データ

パーソナルデータ
所属アクシズ,ネオジオン
階級総帥
主な搭乗機キュベレイ,リックドム・シュメーワイズ
身長168cm(UC0088)
体重48kg(UC0088)
誕生日UC0067/01/10
血液型A型
出身地球圏
製作データ
登場世界宇宙世紀
声優榊原良子

 解説

 小惑星基地アクシズに逃げ延びたジオン公国軍残党を率いる才女。
 ニュータイプとしての兆候はすでに7歳の頃に記録があり,ダウジングや遠隔透視の的中率が高かったとされる。また,10歳頃からは研究施設に於いて様々なテストを受けていた。(これは,キシリアがマハラジャに要求したとされている。)
 15歳の誕生日にアクシズ内の急進派であるエンツォ大佐の策略でミネバの世話係になる。また,16歳の時にはアクシズ内エンツォ派が表舞台から消えたこともあり,摂政としてその実権を握った。

 類まれなるカリスマ性と冷静な判断力の持ち主で,弱冠16歳で摂政の地位に就くや,地球圏への帰還を標模。アクシズを高度な軍事組織として再編すると共に,MSや宇宙戦艦の開発にも着手し,エゥーゴやティターンズに匹敵するまでに成長させた。
 グリプス戦役の只中に地球圏に帰還すると,第3勢力として戦役のキャスティングボードを握り,両陣営を翻弄することとなる。この際,ハマーンはザビ家の血統に連なるひとりの少女──ミネバ・ラオ・ザビを擁し,ザビ家の復興を目論んだ。
 数々の権謀術数を駆使してエゥーゴとティターンズを手玉に取り,最終決戦で両者が弱体化したところを見計らって,ジオン復興の基盤を作り上げたのだった。
 そして,グリプス戦役終結後,滅亡したティターンズや弱体化したエゥーゴとは対照的に戦力を温存していたアクシズは,ハマーン・カーンの指揮の下,地球圏掌握に乗り出した。まず手始めに各コロニーに制圧艦隊を派遣して宇宙での基盤を固めると,次は地球連邦議会が置かれたダカールに降下部隊を派遣。最終的に自らがダカールに入り,連邦議会を制圧した。ここでジオンの復興を宣言し,ネオ・ジオンと改めたアクシズ陣営は勢力基盤を確固たるものとした。ここにおいて,連邦軍すらも事実上掌握したハマーンは,政府から正式に譲渡されたサイド3のコロニー,コア3をネオ・ジオンの正式な拠点とした。
 しかしエゥーゴの残存部隊(主にアーガマ隊)の再三に渡る攻撃に悩まされ,さらにはグレミー・トトの反乱によって組織が内部崩壊したことからネオ・ジオンは急速に弱体化を遂げることになった。そして最後には同じニュータイプであるジュドー・アーシタとの一騎討ちの果てにその命を散らせている。

 なお,グリプス戦役の頃はザビ家とジオン公国の復興を組織の旗印としていたハマーンだが,実際にはザビ家復興には関心がなかったという説がある。これにはいくつかの理由が提示されているが,ひとつは彼女の姉の生涯に疑問を持った点であろう。彼女の姉は,ドズル・ザビに仕えていたが,実質的には寵姫として差し出されたものであったとされる。ハマーンの父マハラジャは,このことを悔いていたともいわれ,また,これが故にハマーン本人もニュータイプとしての各種検査をその身に受けることとなったためである。
 このことが,ハマーンのザビ家に対する怒りであり,それが故にザビ家を利用しようと考えた,ともされるのである。ミネバを擁立していながらも,実際にはネオ・ジオンという組織をまとめるためだけに利用していただけで,支配体制の確立後はザビ家を廃することも視野に入っていたと考えられている。これは,グリプス戦役後(一説にはシャアの手の者にによって連れ去られたとされる)ミネバの影武者を擁立し続けていたことからも明らかだろう。
 むろん彼女自身はそこまで冷徹な人物では無かったようで,ミネバ本人を捜し出して再び擁立するのではなく,影武者を起き続けていたことはミネバの身の安全を図っていたとも言え,自らが慕っていたシャアの行動を見逃したとも考えられるのである。
 こうした彼女の立場は常に孤独であり,ザビ家の血縁として立ったグレミー・トトのような叛乱の危機も常にあったであろう。
 おそらくこうしたことから,自分と同等の能力を有するジュドー・アーシタを求めたのであり,ジュドーが彼女を拒絶しふたりが理解し合うことはなかったことから,彼女は自ら死を選ぶような戦いを選択したのだろう。

 なお,シャア・アズナブルとはアクシズ時代に親密な関係にあり,ハマーンは彼を慕っていたという。だが地球圏に派遣したクワトロがエウーゴに与し,自分とは別の道を歩むようになると,相容れぬ存在として排除しようとした。だが,心底では最後までクワトロに戻ってきてほしかったようである。

 備考

 デイ・アフター・トゥモローでは,本編に準じたキャラクターデザインでイメージシーンに登場した。だが,1カットのみ「若き彗星の肖像」版のデザインの若かりしハマーンが登場している。

 登場作品

/公式・準公式作品/
機動戦士Zガンダム
機動戦士ガンダムZZ
機動戦士ガンダム0083〜StardustMemory
機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽
機動戦士Ζガンダム デイ・アフター・トゥモロー〜カイ・シデンのレポートより
機動戦士ガンダムC.D.A.若き彗星の肖像

/非公式作品/

 関連キャラ


 関連項目


 編集者


[キャラクタ・は]
[キャラクタ・0083]
[キャラクタ・Z]
[キャラクタ・ZZ]
[キャラクタ・ジオンの幻陽]
[キャラクタ・若き彗星の肖像]
[キャラクタ・デイ・アフター・トゥモロー]


最終更新時間:2010年02月25日 20時29分18秒

 ノート

本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。

脚注