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ハセガワ

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ハセガワ / 長谷川製作所

  • [模型用語]

 説明

 国内のプラモデルメーカーのひとつ。旧社名は「長谷川製作所」。現在のハセガワには,2000年に社名変更している。なお,古い誌面等には,「長谷川模型」と記述されているものもあるが,これは誤りである。
 ハセガワというと,すぐに「航空機モデル」という返事が望めるように,主要な模型は航空機モデルで,この傾向は企業当時から強い。また,その航空機へのこだわりは,遂に社屋の屋上にF-104,玄関前にT-3を実際に購入,展示するまでに至っている。
 航空機以外には,自動車モデル,艦船モデルを製造しており,近年ではキャラクタモデルメーカーとしても高い認知度となっている。

 戦後すぐに起業したメーカーであるが,プラモデルに参入したのは,プラモデルブームが到来した1961年のことである。タミヤなどと同様に,木製模型からプラモデルに主力を移したメーカーで,スロットルカーでの失敗も全く似たような展開である。(タミヤが以後AFVに主力を移したのに対して,ハセガワは航空機に主力を移した,という違いだけ,といってもいいだろう。)
 海外への販売も行っており,航空機モデルではかなりの知名度を誇っている。

 キャラクターモデルの全盛期であった80年代には,例に漏れずオリジナルのキャラクターキットを販売しているが,すぐに撤退し,90年代には自社の資産が生かせる方向性に舵を切り直した。この際に発売されたものが,「エリア88」や「戦場漫画シリーズ」の独自のマーキングなどを加えた航空機で,この路線は近年の「アイドルマスター@エースコンバット機」にまで継続しているといえる。(これ以外にも,「青空少女隊」や「ああっ女神さまっ」に登場する機体をキット化するなど,実は古くからこうしたスタンスの企業である。
 2000年代にはいると,新規キットの開発に際して,キャラクターモデルの開発に積極性を増し,モデラーの多くが理想としていた「超時空要塞マクロス」のバルキリーを遂にキット化,大ヒットとなる。バルキリーでは,ハセガワ初のロボットキットの新規開発も行い,これが「電脳戦記バーチャロン」シリーズにまで波及していくこととなる。
 蛇足ながら,当初発売されたバトロイドバルキリーは,やはりぎこちないキットであり,「ロボットモデル」としてのらしさが欠けていたようにも写るが,他社(特にバンダイ製品と思わしき部分が目立つ)キットを研究したらしく,商品化が進むにつれ,格段の進歩が見える。
 また,2008年には,マシーネンクリーガーシリーズへ参入。同作に関わる裁判の決着が見られたこともあって,積極的に展開するメーカーのひとつとなった。翌年,先にも挙げた「アイドルマスター」登場キャラがデザインされたゲーム「エースコンバット」登場機(いわゆる痛戦闘機)のキット化を開始する。基本的には,既存機の成型色替えだが,そのデカールの量と生半可ではない成型色もあって,非常に強いインパクトを残すこととなる。(同時に,その段階ではキット化されていなかった1/48 F-22ラプターをアイマス機として先行投入したため,既存ユーザーからかなりのクレームが上がったらしい。)
 アイマス機のヒットは,バルキリーにも匹敵するものであり,1/48,1/72両スケールに拡大されることとなった。この際,自社の製品ラインナップにない機体に関しては,OEM供給を受けているアメリカレベル社に成型色を変更して成型することを依頼し,同社から何事かと問い合わせもあったという。


 プラモデル部門以外の活動としては,ハセガワは「モデモ」のブランド名で鉄道模型にも参入している。こちらも,ハセガワらしい高品位の製品であり,好評となっている。
 鉄道模型部門では,既に倒産した企業の製品を再販してもおり,この点でも評価されている。

 また,タミヤ同様,プラモデル製作用の工具を製造販売している。このブランドが「トライツール」であり,非常に高いクオリティの商品が多い。

 備考

 模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカーも含まれています。

 関連項目


 編集者


[模型用語]


最終更新時間:2011年02月17日 17時53分35秒

 ノート

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脚注