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セツルメント国家議会

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セツルメント国家議会

 説明

 U.C.0218年の地球連邦の崩壊の後,地球連邦軍の一部がサイド2,3,5,7とともに結成した新たな組織。事実上,連邦の後継組織であるが,その中心は軍閥に近い。
 正式名称は「the CONgress of SEttlemeNT nations」。通称「CONSENT(コンセント)」と呼ばれる。

成立まで

 U.C.0100年代になると,地球圏では大規模な戦乱は影を潜め,局地戦規模の争乱が中心となっていく。これは,宇宙進出の黎明期とは異なり,宇宙居住者にとってもある程度の生活基盤が確立し,コロニーで世代を重ねたこともあり,「地球そのもの」に対する執着も失われていったことも大きい。(すなわち,コロニー居住者が地球を人間の居住地のひとつとしか見なさなくなってきたことから,一定の権益さえ確保できれば,わざわざ地球にまで進出する必要がなくなっていたことを示している。)
 また,従来より指摘されていた連邦政府の腐敗によって,コロニー管理すら形骸化してしまっていた。
 これは,U.C.0123年のコスモ・バビロニア建国戦争の時代において,既に顕在化しており,コスモ・バビロニアの侵攻に対して,連邦政府は駐留軍と一部の部隊を除いて,これに対処できなかったことからも明らかであった。
 U.C.0133年の木星帝国との戦乱で,その能力の欠如が明確化してしまった連邦政府に対して,各スペースコロニーは,独自の利益の為に自治権を主張,各コロニー同士の争いとなる宇宙戦国時代を迎えるに至った。

 こうして,巨大ではありながらもその存在意義が失われつつあった連邦政府は,弱体化を続けていくこととなる。
 U.C.0153年のザンスカール帝国との一連の戦闘も連邦軍の介入はなく,民間軍事組織と一部の連邦軍部隊が独自に動いた結果の勝利でしか無く,連邦政府および連邦軍の存在意義は既に無くなっていたのである。
 その後,地球圏で巻き起こっていた戦乱は徐々に終息にむかい,各コロニー国家は,対立をしながらも共存するという状況へと向かっていた。

 だが,U.C.0200年代に入ると,連邦軍と各コロニーとの対立が再び生じ始める。既にその実行力を失っていた連邦政府(連邦軍)に対して,それらから独立した軍,コロニー公社などとの対立が激化,連邦軍がこれに対して,軍事介入を計ろうとしたこともあり,ついには連邦軍とそれに対立するコロニー国家側との全面対決となってしまうのである。
 この結果,連邦軍という組織自体もが開始,これにより連邦政府の組織としての機能も失われてしまった。

 この結果,U.C.0218年,長らく続いてきた地球連邦軍という統一軍は遂に崩壊し,地球圏はまさに混乱の極みに陥ってしまうのである。一方で,これを良しとしない連邦軍の一部士官を中心に「新連邦」とでも言うべき組織を立ち上げようとする動きが加速する。これがセツルメント国家議会である。地球を中心にした連邦軍の一部と,これに同調するサイド2,3,5,7は,セツルメント国家議会(およびセツルメント国家議会軍)を設立し,同調しない各コロニーに対して圧力をかけ始める。
 月面の連邦政府は,U.C.0222年,各コロニーと和解し,ついに地球とコロニーの対等化がなされ,これをもって地球連邦という統一国家制度は姿を消すこととなった。

 だが,新たに台頭したセツルメント国家議会によって,再び地球圏に戦いが巻き起こされるのである。

地球圏の現状

 セツルメント国家議会は,地球,サイド2,3,5,7によって構成され,その本部を地球上に置く。(ただし,従来の地球側が各サイドを見下すような組織体ではなくなっている。)
 そのベースが連邦軍の一部であることから分かるように,軍閥的な組織となっており,彼らに同調しないサイド1,4に対して強い圧力をかけるようになっていく。(サイド6は,中立を宣言した。)このため,サイド1,4は「セツルメント自由同盟」を結成し,国家議会と対決していくこととなった。

 地球は,長年の環境破壊が改善しきらないままに,U.C.0200年頃から再び後先を考えない重工業化が押し進められた。このため,環境は急速に悪化し,また,中途半端な状況で労働者を宇宙へと移民させたツケもあり,地球上での食料生産は困難となり,食糧不足が深刻化してきた。(蛇足ながら,大西洋深海農業研究施設リグは,こうした状況下で環境汚染が少ない深海で食料生産を行うことを目的とした研究機関である。)
 また,コロニーのいくつかも主要な産業として重工業を選択したが,その結果,コロニーそのものを環境汚染してしまうという状況に陥っていた。

 このため,環境汚染の浄化と食糧問題の解決が大きな懸案として持ち上がっていた。

 特にセツルメント国家議会に参加したサイドは,その多くが工業化を進めていたこともあり,食糧問題と環境問題双方が大きな問題となっていた。
 この為,比較的経済力があり,自給自足を行えるようになった残りのサイドや月に圧力をかけ始めたのである。(この結果引き起こされたのがガイアの光事件である。)

セツルメント国家議会軍

 セツルメント国家議会の保有する軍隊。
 とはいえ,事実上軍上層部は議会の中心メンバーである為,同一視してかまわない。

 旧連邦軍の地球方面の主力部隊がベースとなっている為,非常に強力な装備を有するのが特徴。とくに,連邦解体後,独自に開発した機体であるブグは,既存のMSを大きく上回る戦闘力を有しており,連邦からの払い下げ品が中心的な戦力であったコロニー守備隊には,荷の重い相手であった。

 関連項目

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最終更新時間:2012年02月18日 21時51分43秒

 ノート

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脚注