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スーパーコーディネイター

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スーパーコーディネイター


 説明

 スペースコロニー「メンデル」において誕生した一部の遺伝子調整者に対する俗称。

 コーディネイターは,遺伝子調整を行ったことで様々な形質(外見や能力)を獲得したが,この遺伝子調整は必ずしも完全なものではなく,100%想定通りの形質を獲得できるわけでは無かった。
 例えば金髪の子どもを希望していたのに対して,実際には金髪にならないといった外見的なものから,期待した通りの能力をもっていない場合など,その状況は様々であったが,いずれの場合も「親がオーダーした子ども」ではない,と言う点では共通している。
 莫大な費用がかかる遺伝子調整の結果が希望通りではない,ということで,こうした形質の非発現が起こった場合,親(クライアント)は,その子どもを自分の子どもとして認知しないという状況が数多く生じることとなった。
 この結果,数多くの「親のないコーディネイターの子ども」が生じることとなり,彼らの多くは傭兵育成機関へと引き取られるなど,人間としての扱いすら受けない場合も多かった。

 結果的に親子関係が(親が希望した)「遺伝形質の発現」によって縛られる状況となってしまっており,親にとっての子,子にとっての親,という概念が曖昧になってしまったのも,このコーディネイター技術によって引き起こされたものだといえるだろう。

 こうした遺伝子調整の問題に対して,メンデルのG.A.R.M. R&D社の技術者であったユーレン・ヒビキ博士は,遺伝形質の発現が不安定なのは,母胎という機能の問題だと考えた。すなわち,母胎という機能が,あまりにも不安定なため,遺伝子調整した遺伝子を排除してしまい,遺伝形質が発現しないのではないかと考えたのである。(この考え方は,逆に言えば母胎がその母胎に適合しない遺伝子を排除しているとも考えられ,人間の生物種としての機能の一つだとも考えられるが,そうした思考があったかについては不明である。)
 このため,ヒビキ博士は完全に母胎の影響を排除した人工子宮を開発し,遺伝形質が完全に発現するコーディネイターを生み出すことを目的として研究をすすめていた。

 だが,いつしかこの目的は「全てにおいて完全な究極のコーディネイター」を生み出すことにすり替わっており,(本来だったら成功とも見なされる事例を含め)数多くの失敗を繰り返した。
 そして,数少ない成功例として誕生したのが,博士の息子であるキラ・ヒビキであった。

 デュランダル議長が,デスティニープランの実施において,キラを排除しようとしたのは,デスティニープランの実施された世界においては,「遺伝子調整によって人は役割を得る」ため,少なくともキラ以前に誕生したコーディネイターは,キラの持つ能力に劣り,キラ以外が支配者たり得ないためであり,こうした点も遺伝子調整が歪であることを示している。
 また,戦闘能力においても「最強」であることを目指して調整されたため,スーパーコーディネイターの能力は,一般的なコーディネイターの能力を大きく上回る。しかし,こうした「技能」は,能力だけでは無く,経験を元にした修練も大きく影響するため,専門の技術を持った傭兵などにはかなわない場合も多い。

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最終更新時間:2012年11月03日 05時22分34秒

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