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ジャブローの風作戦
- [用語]
- 分類:作戦・歴史
- 区分:宇宙世紀
- 出典:機動戦士Ζガンダム
説明
[U.C.0087/05/11]
連邦軍の本拠地であるジャブローを制圧することで世間へのアピールを行うため,エゥーゴの参謀本部が決行した作戦。
軌道上からMSA-003《ネモ》及びMSA-099《リック・ディアス》を中心とするモビルスーツ隊をバリュートによって直接降下させジャブロー制圧を図るという作戦であった。
ティターンズの阻止部隊との交戦により,軌道上で脱落した機体もあったが,多くは無事に降下し,作戦行動を実施している。ジャブロー側の抵抗は散発的であり,しかも一部部隊を除けば,ほとんどが旧式のモビルスーツや防衛兵器による抵抗でしかなかったため,制圧そのものには成功した。
しかし,内部は既にもぬけの殻であり,さらにティターンズによって時限爆弾(核爆弾)が作動させられている,という状況であった。(抵抗部隊は捨て石であり,一部の面々を除き,味方もろとも爆破することは知らされていなかった。)
エゥーゴ部隊は,ジャブローに駐機状態であったガルダ級アウドムラ,スードリの2機を徴用,乗せられるだけの人員を搭載し,ジャブローを離脱した。(また,多くのメンバーはシャトルや航空機等での離脱を図っている。)
ガルダの離脱直後に核爆発が起こり,ジャブローは壊滅的被害を受けることとなった。
本作戦はその当時のエゥーゴの戦力のほとんどを投入する大規模な作戦となった。だが,軌道上でのPMX-000《メッサーラ》を含むティターンズ部隊との交戦や,ジャブロー制圧において失われた戦力は少なくはなく,また,降下させたモビルスーツ隊のほとんどの機体が,当初計画の通りカラバへと譲渡されたため,結果的に宇宙におけるエゥーゴの戦力を大幅に喪失することとなった。
また,作戦そのものも事実上失敗であり,宇宙におけるエゥーゴの勢力に大きな影響を与え,しばらくの間戦力拡充の必要性を生じさせることとなった。
ジャブローの風作戦の企図したもの
実のところ,エゥーゴとしては連邦軍の本拠地であるジャブローを制圧することに大きな意味は無かった。実際問題として,エゥーゴそのものも事実上連邦軍の一部であり,ジャブローそのものに対する制圧作戦を実施する意義に乏しかったことと,エゥーゴの敵対するティターンズの戦力消耗を狙うという意味でジャブローを攻略するメリットはほとんどなかったのである。
しかしながらエゥーゴ参謀本部は,本作戦を決定している。これは,スペースノイド(エゥーゴ内旧ジオン系メンバーを含む)や地球上の一般人に対するアピールとして,連邦とティターンズをほぼ同一視した上で,その本拠地を占領するという行為が大きな意味を持っていたからである。また,同時にスポンサー側からの要請が強く行われたとも言われている。(これは,産業面からのものであろうと考えられる。)
一方,ティターンズ側としてみればティターンズの掌握していた機能は,既にニューギニアをはじめとする各地に移転済みであったため,ジャブローそのものの重要度は低下していた。このため,留守番部隊の名の下のいわば捨て駒がエゥーゴに対して防衛の任にあたっていたのである。
なお,一説には核爆発によって失われたのは,ジャブローの一区画に過ぎないともされている。仮にその通りだとした場合,エゥーゴ上層部は,こうしたティターンズの情報操作に踊らされた上に,核爆弾が仕掛けられた区域に攻め込んだということになる。
これは,この時点でのティターンズの優位を示すもの以外のなにものでもない。
関連項目
編集者
最終更新時間:2014年11月22日 22時25分18秒
ノート
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脚注