シェルター

シェルター

• [用語]
• 分類：設備
• 区分：共通
• 出典：共通

 説明

　避難所のこと。
　狭義では，軍事的脅威（各種攻撃）から身を守るための避難施設のこと。

　戦時における敵の攻撃から身を守るための施設は，20世紀半ばの冷戦時代には，核攻撃を想定したシェルターが様々な形で設置されたが，冷戦の終了後には，こうした技術がテロや自然災害に対応する技術として，個人向けシェルターという形で結実した。
　無論，コストをかけるだけ安全なシェルターとして機能するが，全てを完全に防御することが出来るわけでは無く，通常は，「何の脅威から」，「どれだけの期間」身を守るか，によってその構造が変わってくる。

　例えば，地下駐車場や地下鉄の駅なども簡易シェルターとしての機能を持っているが，これらはあくまでも一時的な避難所としての想定に過ぎず，滞在型のシェルターとしては機能しない。（従って，豪雨などの対策にはなるが，核戦争時の避難場所にはなり得ない。）

　スペースコロニーにおいては，コロニーに深刻な被害が生じた場合の避難所として各ブロックごとにシェルターが設置されている。多くは，そのままコロニーを離脱できるように小型ポッドとしての機能を持っていたり，脱出ポッドがそれぞれ設置されていたりする。
　これはコロニーそのものが，万が一の事態には崩壊することを前提としているためで，隣接する（あるいは近隣の）コロニーまで移動できる手段を併せ持つ必要があるためである。
　また，こうしたポッドへの避難が間に合わない時のために各所に宇宙服を設置したエマージェンシーボックスも存在すると考えられるが，宇宙服で仮に脱出したとしても崩壊に巻き込まれた場合には，命の保証はなく，運任せというしかない。

　こうした危険と隣り合わせであるため，コロニー住民の多くは避難するための訓練を常日頃から実施することとなる。

037シェルター

• 出典：機動戦士ガンダムSEED

　ザフト軍のヘリオポリス強襲の際に，避難しようとしたキラとカガリが，038シェルターの避難民に指示されたシェルター。
　カガリを038シェルターに放り込んだ後，キラが向かったが，既に跡形もなく消し飛んでいた。このためキラは，やむを得ず工場ブロックへと移動するが，そこでアスランと運命の再会をはたすこととなる。

038シェルター

　ヘリオポリスのコロニー内避難用シェルターの一つ。
　ザフト軍の攻撃の際，カガリ・ユラ・アスハが放りこまれた。しかし，定員オーバーであったため，キラは，隣接する037シェルターを目指したが，037シェルターはザフトの攻撃で跡形もなく消し飛んでいた^[1]。

 関連項目

 編集者

• あさぎり

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最終更新時間：2012年08月11日 01時26分57秒

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