!!!ザフトの代表的部隊 *[用語] //*読み: *分類:部隊 *区分:コズミック・イラ *出典:機動戦士ガンダムSEED / SEED DESTINY !!説明  ザフトは市民軍であるため,必要に応じて部隊編成が行われる傾向がある。  ここでは,各作戦において編成された部隊を紹介する。 {{anchor カラルド}} !カラルド隊  ザフトのモビルスーツ部隊のひとつ。規模的には小隊規模となる。  パトリック・ザラ議長の独断により目的地をアラスカへと変更したオペレーション・スピットブレイクは,連合側の味方をも巻き込んだ自爆により,ザフト側も甚大な被害を被っている。  この結果,多数の地上での運用部隊を失ったザフトは,改めて連合に残る最後のマスドライバー施設であったパナマに対して大規模な作戦を展開したのである。  カラルド隊は,このパナマ攻略に参戦した部隊である。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「カラルド」という人物になる。 {{anchor グラスゴー}} !グラスゴー隊  指揮官グラスゴーの座乗する旗艦(艦名不詳)と,ホルスト,カーナボンによる3隻のナスカ級高速戦闘艦で構成された部隊で,搭載機であるザク・ウォーリア,グフ・イグナイテッドは25機にも及ぶ。(実際には,これに加え偵察型のジンタイプを含んでおり,1艦3個小隊規模の27機が定数だと思われる。)  また,グラスゴーのみならず,ブリッジから指揮を執る部下には3名の赤服も含まれており,編成上は精鋭部隊としての位置づけであったものと考えられる。  しかしながら,軌道上で遭遇したエターナルに対して追撃戦を展開した際に,新型モビルスーツ「ストライクフリーダム」を受領したキラ・ヤマトの介入により,出撃した25機のモビルスーツはわずかな時間で撃破されてしまい,事実上,壊滅状態に陥ってしまった。  無論,これはグラスゴー隊の戦力に問題があったのではなく,キラとストライクフリーダムという組み合わせが,この当時の運用としては極めて高い戦闘能力を発揮したことに原因があり,以後,ストライクフリーダムによる戦線介入は,プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルの思惑を阻害するようになっていくのである。 {{anchor クリューガー}} !クリューガー支援隊  ザフトのモビルスーツ部隊のひとつ。前線で突出して戦闘を行う部隊ではなく,各種支援活動を行う部隊である。(ただし,装備はモビルスーツによるものである。)  カラルド隊と同様に,パナマ攻略に参戦した部隊で,この作戦に投入された新兵器「グングニル」の設置などを行った。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「クリューガー」という人物になる。 {{anchor クルーゼ}} !クルーゼ隊  ラウ・ル・クルーゼを隊長とする部隊。ナスカ級高速戦闘艦ヴェサリウスを旗艦に2隻のローラシア級で構成される。  クルーゼは,月面における作戦で多大な戦果を挙げており,ネビュラ勲章を受けている。このため,部隊編成・運用においてもある程度の独立性を有しており,艦隊を運用し自在に戦場を駆け回っていた。この際,連合の開発した新型モビルスーツの情報を入手したことから,中立国であるオーブ連合首長国の資源衛星コロニー「ヘリオポリス」を強襲,中立国に対する戦闘行為を引き起こし,査問を受けることとなった。(なお,査問会においては連合のモビルスーツの高い戦闘力を説明することで,問題行動を有耶無耶にしており,結果としてオーブとの火種は残ったままとなっている。)  その後,奪取したモビルスーツを自軍の装備に編入し,運用するものの低軌道会戦の結果,彼らトップガンは地球へと降下してしまい,事実上,部隊は再編されたものと思われる。  その後,オペレーション・スピットブレイクにおいて,クルーゼも地上へと降下し,結果として多大な戦果を挙げている。(なお,後年明らかとなるが,この戦果は,結果として彼の野望のために作り上げられたものであった。そもそもスピットブレイクが失敗したのは,彼の手によって情報が連合側に流出していたためである。)  その後,宇宙へと戻るものの,実質的に三隻同盟に対する追撃が主となっており,それまでのような大きな戦果は確認できない。  また,ヤキン・ドゥーエを巡る戦いにおいて,旗艦ヴェサリウスは轟沈し,クルーゼ本人もキラ・ヤマトのフリーダムとの戦いに敗れており,部隊は壊滅している。 {{anchor ザーク}} !ザーク隊  ザフトの部隊のひとつで,本国防衛に関する部隊。  C.E.73のアーモリー・ワンにおける新造艦ミネルバの進宙式典の際に,式典装備を行ったジンで式典に花を添えていた部隊である{{fn DESTINY第1話に登場。}}。  だが,式典装備であったため,当日連合の特務部隊によって行われた襲撃に際しては対応できなかった。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「ザーク」という人物になる。 {{anchor ザラ}} !ザラ隊  部隊の地球降下に伴い,従来部隊長であったラウ・ル・クルーゼが離任したため,アスラン・ザラが隊長となった部隊のこと。(なお,この部隊長選出については,パトリック・ザラによる横やりがあったとも言われている。)  地球降下後に発足したが,その初任務が,輸送機撃墜のため行方不明となったアスランの探索という不名誉な立ち上がりとなってしまった。  また,その後アスランが復帰し,オーブへの潜入工作を実施するものの,この際の戦闘でニコル・アマルフィのGAT-X207《ブリッツ》が撃破され,さらに,オーブから離脱するアークエンジェルに対して強襲をかけ,ディアッカ・エルスマン搭乗のGAT-X103《バスター》は拿捕,アスランのZGMF-X303《イージス》もGAT-X105《ストライク》との相打ちで失われており,部隊は事実上壊滅している。 {{anchor ジュール}} !ジュール隊  第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において編成された部隊。隊長は,イザーク・ジュール。  地上で編成されたザラ隊は,MIAのアスラン・ザラ(後に復帰,ザフト特務隊へと抜擢)とディアッカ・エルスマン,戦死したニコル・アマルフィとオーブ沖の戦いにおいて壊滅状態へと陥った。一人,宇宙へと戻ったイザークは,連合との決戦に際して部隊指揮をゆだねられており,シホ・ハーネンフース,アイザック・マウといった面々をメンバーに編成がなされたのが,ジュール隊である。  第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では,連合の中心部隊との交戦を行い,アークエンジェル級ドミニオンの搭載機の撃破にも関与している。  停戦後も,部隊規模を拡大した形で維持されており,プラントへと復帰したディアッカ・エルスマンを加えている。  ブレイク・ザ・ワールド事件においては,落下するユニウス・セブンの残骸の破砕において中心的な役割を果たしている。  一方で,メサイア攻防戦においては,議長側の勢力に異を唱え,部隊共々エターナルに協力している。 {{anchor セリザワ}} !セリザワ隊  ザフトのモビルスーツ部隊のひとつ。規模的には小隊規模となる。  カラルド隊と同様に,パナマ攻略に参戦した部隊である。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「カラルド」という人物になる。 {{anchor ハリソン}} !ハリソン隊  ザフトのモビルスーツ部隊のひとつ。規模的には小隊規模となる。  カラルド隊と同様に,パナマ攻略に参戦した部隊である。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「カラルド」という人物になる。 {{anchor バルトフェルド}} !バルトフェルド隊  ザフトの実戦部隊のひとつで,「砂漠の虎」の異名を持つザフトの猛者,アンドリュー・バルトフェルドが率いる陸戦部隊。  地上戦艦レセップスを旗艦にし,MSバクゥを主力とした部隊である(バルトフェルド自身はラゴゥに搭乗する)。  アフリカから紅海沿岸までの広大な砂漠地帯を勢力下に置き,中東地区のオアシス都市バナディーヤを本拠地としている。  バルトフェルド隊の勇猛果敢さは地球連合にも知れ渡っており,交戦を余儀なくされたアークエンジェルは何度も危機に見舞われた。砂漠という特異な地形を知り尽くし,それを利用する技量を持つバルトフェルド隊であったが,隊長機であったラゴゥが敗れたことで,部隊は壊滅に追い込まれた。  なお,バルトフェルドは無益な戦いを好まず,その部下たちも不必要な戦闘行為は行なわなかったが,戦いを挑んでくるものに対しては容赦が無く,レジスタンスが集う砂漠の小都市タッシルを完膚なきまでに餓滅させたこともある。 {{anchor フォスター}} !フォスター隊  ザフトのモビルスーツ部隊のひとつ。規模的には小隊規模となる。  カラルド隊と同様に,パナマ攻略に参戦した部隊である。  連合の新たに投入したモビルスーツ部隊が前面に展開したことから,最も早い時期から激戦となった。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「フォスター」という人物になる。 {{anchor ホーキンス}} !ホーキンス隊  ザフトの実戦部隊のひとつで,第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において,その実戦参加が確認される部隊のひとつ。  後にFAITHとしてミネルバ隊に加わることとなる,ハイネ・ヴェステンフルスが所属していた部隊である。  なお,ザフトの慣例で言えば,本部隊の隊長は「ホーキンス」という人物になる。 {{anchor ホーキンス}} !モラシム隊  ザフトの実戦部隊のひとつで,ボズゴロフ級潜水艦クストーを旗艦とする海上部隊。  隊長は,「紅海の鯱」を異名に持つマルコ・モラシム。  カーペンタリア基地を本拠とし,インド洋から紅海にかけての海上,海中での作戦行動を任務とする部隊である。このため,配備されたモビルスーツも水陸両用型や水中専用機が中心で,これらのモビルスーツや艦艇をサポートする航空戦力として,飛行型モビルスーツのディンを有している。  いわゆるヤキン・ドゥーエ戦役において,アフリカを脱出したアークエンジェルとマラッカ海峡にて交戦,隊長が撃破されたのみならず,旗艦も撃沈されたことから壊滅している。 {{anchor ラドル}} !ラドル隊  マハムール基地の司令官である,ヨアヒム・ラドルを隊長とする部隊。  ローエングリン砲台の撃破の際,ミネルバと共に行動した。 !!関連項目 //本文内の説明でリンク可能なものは,出来るだけ本文内でリンクする。 *[[グラスゴー|グラスゴー(DESTINY)]] *[[イザーク・ジュール]] *[[ラウ・ル・クルーゼ]] *[[アンドリュー・バルトフェルド]] *[[マルコ・モラシム]] *[[ヨアヒム・ラドル]] !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・SEED}} ---- {{lastmodified}} //2015.06.25:グラスゴー隊 //2015.06.25:カラルド隊 //2015.06.25:クリューガー支援隊 //2015.06.25:クルーゼ隊 //2015.06.25:ザーク隊 //2015.06.25:ザラ隊 //2015.06.26:ジュール隊 //2015.06.26:セリザワ隊 //2015.06.26:ハリソン隊 //2015.06.26:バルトフェルド隊 //2015.06.26:ホーキンス隊(新規追加) //2015.06.26:モラシム隊 //2015.06.26:ラドル隊 //2015.06.26:フォスター隊 !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。