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サンライズ

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サンライズ(創映社/日本サンライズ)

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  • 分類:関連企業

 説明

 旧社名は「日本サンライズ」。1987年6月に現在の社名となっている。
 現在は,バンダイグループの一社となっている。

 設立そのものは経営難に陥った虫プロダクションから独立したスタッフが集まって設立したアニメ制作スタジオ「サンライズスタジオ」[1]だが,運営するための資金が無かったことから東北新社の出資を得て「創映社」として設立したのが発端である。
 このため,あくまでも東北新社の子会社であり,設立当時から独自に企画した作品も東北新社の著作物として扱われている。(創映社が中心となって制作した超電磁マシーン ボルテスVや,勇者ライディーンなどこれらの作品の著作権表示も東北新社である。)
 こうしたことから,創映社(サンライズ)のスタッフの給与は非常に低水準であり,ヒット作を生み出しても利益は東北新社に流れてしまうため,非常に不満がたまる状況であったとされる。

 1976年,東北新社の傘下から独立し,他社の下請けを続けながら自社による独自作品制作の準備を行い,翌1977年,ついにオリジナル作品「無敵超人ザンボット3」を発表する。続く「無敵鋼人ダイターン3」とスマッシュヒットを飛ばし,1979年に放映した機動戦士ガンダムが大ヒットとなり,大手製作会社として認知されるようになった。(この際に,出資協力した企業がクローバーであり,また従来のプロデューサーが利用できなかったことから,創通との関係が始まっている。)
 その後も立て続けにオリジナルのロボットアニメ作品を発表し,ロボットアニメのサンライズとして認知されるようになった。(これには他に理由があり,当時,資金的に原作付作品をアニメ化するだけの体力がなかったサンライズは,オリジナル作品を制作するしかなかった上,これを取り上げるアニメ雑誌なども制作費が少なく,使用許諾を得るための費用が乏しいことから,比較的使用料が安いオリジナル作品であったサンライズ作品を多く取り扱ったため認知が進んだのである。)

 社号を変更した1987年は,従来のオリジナル作品のみの制作から,原作付作品の制作を行うスタンスへと転換した。(これにも理由があり,オリジナルロボット作品の人気が下火になったため,これのみに頼ることは会社として問題があるとの判断があったためである。この点については後述する。)

 1994年4月,バンダイの資本参加を持ってバンダイグループの傘下となる。
 その後は,どちらかと言えばバンダイの意向の強い作品が数多く制作されるようになっている。

経営方針

 サンライズの経営方針は,設立時メンバーの経験によって方向性が定められた部分が大きい。設立時のメンバーは,当時所属していた虫プロがアニメーターのいわば芸術的側面を強く主張しすぎたが故に企業としての経営が成り立たなくなり,結果的に空中分解してしまったことを強く懸念し,当初から企業体としてのサンライズの維持を重要視していた。
 このため,運営スタッフを除くアニメーターや演出,監督といった面々はすべて作品ごとに契約する外注スタッフで,社員として雇用する形態を取っていない。(例えば,サンライズが初めて雇用したデザイナーが永野護氏である。)
 設立当時は,こうした契約形態のため(社員を含め,)賃金が極めて安いことでも有名で,これが結果的に東北新社系列からの独立に向かった要因の一つでもある。

 1987年以降は権利ビジネスへの注力も始まっており,特にバンダイグループ傘下となってからは,作品そのもののトータル管理を厳格に行うようになっていったことから「銭ゲバ体質」とまでネットニュース等で取り上げられるほどであった[2]

サンライズインタラクティブ

 1998年にサンライズの子会社として設立された企業。
 主に,コンピュータゲーム,メディアコンテンツの制作を行っていた。
 2008年8月に解散している。

 関連項目


 編集者


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最終更新時間:2015年06月21日 07時08分58秒

 ノート

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脚注

  • [1]有限会社として設立された。
  • [2]実際,作品の放映中はスタッフへのインタビューなどの管理までサンライズ側が行うほどであり,こうした介入がアニメ系マスコミなどにニュースとして取り上げられたものと言われている。