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サイレント・ラン

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サイレント・ラン(慣性飛行/慣性航行)

 説明

 慣性を利用した無音航行のこと。
 推力を使わず,慣性によるいわば惰性で進むこと。

 無重量空間では,基本的に一度動き出した物体は何らかの力を加えない限り,動き続けようとする。これを利用した飛行のことで,推進のためのエネルギーを消費しないことが最大の特徴である。
 例えば外惑星探査や太陽系外探査のために打ち上げられた人工天体などは,こうした推進法を用いて飛行している。地球からの打ち上げ時に得られた脱出速度で衛星軌道へ打ち上げられた人工天体は,任意の角度で再び増速され,地球の重力を離脱する第2速度へ到達する。(多くの人工天体は,推進剤による噴射エネルギーだけでこれを得るには膨大なペイロードが必要となるため,スイング・バイなどの重力加速法などを併用する。)

 さらにもう一つの特徴として,エネルギー消費を行わずに推進するため,エネルギー量の変化を探知する行為から逃れやすいという特徴がある。特に宇宙艦艇などでは,推進に用いるエネルギーはその他の維持エネルギーと桁違いに大きいため,これを秘匿することが極秘の任務などでは大きな問題となるのである。
 アークエンジェルは,クルーゼ隊の襲撃後,ヘリオポリスを脱出したが,戦力的に心許ないこともあったため,慣性飛行によってアルテミスを目指したのである。

 関連項目


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最終更新時間:2018年12月24日 08時55分57秒

 ノート

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脚注