!!!サイアム・ビスト *[キャラ] !!データ ,パーソナルデータ{COLS:2|LEFT} ,所属,ビスト財団 ,階級,当主 ,主な搭乗機,無し ,年齢,17歳(U.C.0001) //,血液型,etc ,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD} ,登場世界,宇宙世紀 ,声優,永井一郎 !!解説  U.C.0001に起きたテロの実行犯の一人。  その際に手にした「ラプラスの箱」によりビスト財団を為した初代当主であり,冷凍睡眠を駆使し,U.C.0096にあってもなお存命である。  中近東に位置する貧しい小国で生まれ,連邦政府に対するゲリラ活動に加わっていた父親は獄中死している。父が投獄されて以降,学校をやめ,自らが放牧業を営み,母と幼い妹を支えてきた。  しかし,最終段階に入った宇宙移民計画のため,連邦政府が移民打ち上げ設備を建造する為に地主が土地を譲渡,サイアム一家はわずかな補償金とともに土地を追われた。そのため,打ち上げ基地の建設現場で働いていたが,その3年後,父親が分離主義者だったために移民準備局から危険人物視され,雇用を解消された。  その後,怪しげな地下組織の面々による誘いに乗り,母妹を養う為に宇宙へとあがり,ラプラス爆破事件に関わることとなった。  ラプラスの爆破は成功したが,その帰途に搭乗していた宇宙艇が爆発,おそらく口封じのためであっただろうが,偶然が重なり,サイアムは生き延びることとなった。その際に入手した「箱」を利用して,成り上がったのである。「すでに存在しない人間」になっていたサイアムは,その特性を活かし,地下社会が関与する揉め事に介入したのをきっかけに,北米地区に本社を置くアナハイム・エレクトロニクスと関係を持つようになった。この事件で成長したアナハイムはサイアムを役員に迎え入れた。さらにサイアムは,専務であった男の娘と結婚,旧フランス貴族の流れを汲む由緒正しい家柄に入り婿として加わり,ビスト家の一員となった。  アナハイム社の傘下で事業を起こす傍ら,ビスト家の名前を使って公益法人を立ち上げた。美術品や骨董品などの世界遺産を,地球より安定したコロニー環境に移送する財団法人組織だったが,実際には事業や投資で儲けた金を洗浄する集金窓口であり,連邦政府の官僚を飼い殺す天下り先としても機能した。現在まで続く連邦との共生関係,今日のビスト財団は,その瞬間に産声をあげた。  その後,傍系も含めれば二百家族は下らないビスト一族の長として,ラプラスの箱を管理していくこととなる。だが,一族でも信頼できる人物は少なく,自らが冷凍睡眠を繰り返してその命を延ばすという状態となった。 !!登場作品 :/公式・準公式作品/: 機動戦士ガンダムUC :/非公式作品/: !!備考  ガンダムUCアニメ版で,永井一郎氏がキャスティングされたのは,第1作目「機動戦士ガンダム」の劇中ナレーションが,実はサイアムのものだった,というイメージから行われたもの。 !!関連キャラ *[[カーディアス・ビスト]] *[[サイアムの父]] *[[サイアムの母]] *[[シャーラ]] !!関連項目 !!編集者 *あさぎり *だっちん ---- {{category キャラクタ・さ}} {{category キャラクタ・ユニコーン}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。