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コロニー国家

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コロニー国家

  • [用語]
  • 分類:その他
  • 区分:宇宙世紀(1),未来世紀(2)
  • 出典:機動戦士Vガンダム,機動武闘伝Gガンダム

 説明

宇宙世紀

 宇宙世紀においては,公式的には地球連邦という統一国家以外の国家は存在しないという立場である。
 U.C.0079年に勃発した一年戦争は,ジオン公国を名乗るサイド3による独立宣言がきっかけとなったものであり,ジオン公国が目指したものは,(表向きは,であるが)地球からのスペースノイドの独立であった。
 この地球と宇宙の対立は,久しく続くこととなり,これに月面居住者を加えた居住地域によるアイデンティティの違いが,いわば国家のような体裁を取っていたのである。
 一年戦争によって,傀儡的立場の自治領ではあったが,地球連邦内に影響が残る旧国家同様に「ジオン共和国」という一つのサイド国家が誕生することとなった。これは,宇宙を事実上の植民地(どこの国家にも属さない連邦領)として扱ってきた地球連邦の政策からすれば,大きな転換のひとつであったということができるだろう。
 ジオン共和国はU.C.0100年に自治権の返上を行ったものの,スペースノイドに残る地球に対する不満は消えることもなく,U.C.0123年に「コスモ・バビロニア建国戦争」として再び燃え上がることとなった。
 コスモ・バビロニア建国戦争は,結果的に頓挫するものの,一連の騒動によって地球連邦のコロニーに対する統率力の不足が露呈し,これをきっかけに各コロニーは独自の路線を歩み始めるのである。
 特に,U.C.0133年の木星帝国による地球侵攻では,連邦軍だけではこれに対処することができず,コロニー軍(一部は連邦の駐留軍も含まれると思われる)が参戦したことでこれを阻止することができたのである。結果として,地球圏の戦力バランスが大きく変わったといって間違いではない。

 これ以降,地球圏はそれぞれの勢力が独自の主張を行う時代となっていく。宇宙戦国時代とも呼ばれるこの時代は,従来のスペースノイド対地球という考え方ではなく,各サイド,あるいは各コロニーの主張もぶつかり合うこととなり,コロニーそのものが一つの国家となっていくこととなった。
 これが「コロニー国家」である。

 コロニー国家は,U.C.0140年代から各サイドに軒並み成立したが,その後はやはり淘汰されていき,U.C.0218年の地球連邦崩壊時には,再びサイド単位の集合体へと変容していた。

未来世紀

 宇宙世紀とは異なり,未来世紀に至る以前の暦(詳細は明らかとなっていない)の時代,地球上の国家は統一国家を形成することはできず,各国が独自に行政権を行使している状況であった。既に各国は独自にスペースコロニーを建造し,宇宙へと勢力を伸ばしている状況であった。
 その一方で,地球の環境は劣悪化している状況であった。

 こうした状況で,地球を見捨てた各国行政府は,みずからの持つスペースコロニーに行政機関を移転し,ここを首都として従来の領土を管理するという国家体制に移行した。(これが未来世紀の始まりである。)
 この結果,誕生したのが,コロニー政府による国家体制であり,これがコロニー国家と呼ばれるようになったのである。

 各国は独自の政治体系を継続していたため,コロニー国家の誕生は,単純に地上での問題が宇宙へと持ち込まれたことであり,これら国家間の争いが激しくなったために一度は人類滅亡の危機を迎えることとなった。
 これを解決するための手段として提示されたものが「ガンダムファイト」である。

 関連項目

宇宙世紀

未来世紀

 編集者


[用語]
[用語・UC]
[用語・Gガンダム]


最終更新時間:2015年03月01日 18時57分11秒

 ノート

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脚注