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コロコロコミックの変更点

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!!!コロコロコミック
*[雑誌]
!!データ
,出版データ{COLS:2},
,発行日,毎月1日
,発売日,毎月15日
,定価,480円
,発行元,小学館

!!概要
 小学館が刊行している児童向け漫画雑誌。

 創刊は1977年で,当初は季刊誌で,後に隔月刊,月刊と変化している。
 刊行当初は,藤子不二雄作品の総編集本といった印象が強く,各学年誌で掲載された作品のより抜き再掲載といった空気が強い。このため,ドラえもんのページ数が非常に多く,総ページ数の1/4〜1/5がドラえもんである場合がほとんどで,また,同時に藤子不二雄氏以外の作者によるドラえもん作品(ドラえもん百科など)も連載されており,現在の基礎設定の一部はここから生まれた物もある。
 また,同時に藤子不二雄作品の掲載数も多く,既存の再掲以外に新作が掲載されており,当初は,実質的にほとんどのページが藤子不二雄関連作品であるといっても過言では無かった。

 70年代末になると,いわゆるホビー漫画の掲載が本格化し,テレビゲームを扱った「ゲームセンターあらし」などが人気を博した。また,80年代に入ると,ファミコン,ビックリマンシールなどのホビーが中心になっていき,この傾向は現在もほとんど変わっていない。
 ただし,ホビー系コミックは,商品展開に合わせて展開が大きく変化することもあり,場合によっては,漫画としての面白さを無視しても商品展開を優先する場合もあり,賛否両論があることも事実{{fn ただし,本来のターゲットである児童層の視点で言えば,路線変更は商品展開とは関係なく,商品と漫画が連動していることが大切であるため,この点はやむを得ない部分もある。}}である。

 80年代のコロコロコミックは,オリジナル漫画の全盛でもあり,独自の有名人パロディや,ブラックユーモアを効かせた漫画なども多く,これらの多くが暴力的なギャグや下ネタなどでPTAなどからのクレームがおおく,路線変更を強いられた漫画も多い。
 同時に,こうした理由もあって単行本未収録エピソードも多く,完全版としての本編を読むためには毎月購入するしか手段がないのが実情である。

 かつては,「100てんコミック」(双葉社)や「[[コミックボンボン]]」(講談社)などがライバル誌として存在していたが,2000年代に入ると,コロコロの独走ともいうべき状況となった。(その理由としてポケットモンスターとミニ四駆がよく取りざたされる。)
 コミックボンボンが休刊した2007年以降は,角川書店の「[[ケロケロエース]]」が競合誌としてあげられることが多いが,販売部数面からもかなり差を付けられており,事実上の寡占状態である。

 こうした中,かつてオガンダムというパロディとして漫画「超人キンタマン」内で,取り上げられただけのガンダム関連が,2011年,ついに本格的にコロコロコミックで取り扱われることとなった。

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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