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グエン・サード・ラインフォード

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グエン・サード・ラインフォード

  • [キャラ]

 データ

パーソナルデータ
所属イングレッサ・ミリシャ
階級御曹司
主な搭乗機ブラックドール(小説版)
異名産業革命の寵児
製作データ
登場世界正暦
声優青羽剛

 解説

 イングレッサの次期領主。現時点で,実質的な領主と言っても過言ではない。
 自領の工業化を推し進め,他の領に先んじて産業革命を成し遂げようとしていた。
 早くからムーンレィスの存在を知っており,彼らの帰還を己の領地に迎え入れることでその技術を利用し,産業の発展を目指そうとしていた。(ただし,後にさらに暴走した野望があることが露見する。)
 ムーンレィスとの交渉では,友好的な交渉を行いながらも,彼らとことを構えても,との思いからか軍事組織であるミリシャの増強にも余念がなかった。他の軍事組織が数を持たない航空兵器の積極的な開発を行い,また,黒歴史の遺物の発掘も行わせていたのである。
 しかし,ムーンレィス側との交渉が失敗し,そのファーストコンタクトからの武力衝突によって彼の思惑は大きく狂ってしまう。ムーンレィス側の戦力を軽く見過ぎていたのである。これにより,所領を失ったグエンであるが,それでも再起し,他の領の組織をも利用し,ついには宇宙船を発掘して直接月へ赴いた。
 月の冬の宮殿において,真の黒歴史を知った彼は,かねてからの野心をついに表に出し,月の武闘派首領ギム・ギンガナムと連合して地球へと帰還する。
 そのギンガナムさえ利用しようとしたが,結果的に彼らは敗れ,またグエンも部下に見捨てられ,メリーベルとともに未知なる大陸ガリアへと向かい旅だった。

 蛇足ながら,彼がロランに向けていた性癖は,彼の祖父が彼に対して行っていたものと同じだという。

 なお,一説に拠れば,「ブラックドール」なる機械人形に搭乗し,ディアナ・ソレルの駆る「月光蝶」と相打ちになったともいわれ,また,一説にはウィルゲム内部でディアナと差し違えたとも言われる。

 登場作品

/公式・準公式作品/

∀ガンダム

/非公式作品/

 備考

 小説版とアニメ版でその顛末が異なるキャラクタで,本文はアニメ版を基準としている。福井版小説では,アニメ版の描写がより苛烈になり,結果としてディアナを殺したことで,ハリーの暴走のきっかけとなっている。佐藤版小説では,ディアナとの間に子をもうけているが,やはり事実上の差し違えで死亡している。
 この点から言えば,アニメ版は幸せなエンディングとも言えるだろうか。

 関連キャラ

 関連項目


 編集者


[キャラクタ・く]
[キャラクタ・∀]


最終更新時間:2015年07月19日 09時28分23秒

 ノート

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脚注