!!!ガンプラバトル *[用語] //*読み: *分類:ゲーム *区分:[[西暦]](ガンプラビルダー) *出典:[[模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG]] *出典:[[ガンダムビルドファイターズ]] !!説明(ガンプラビルダーズ)  この時代人気のホビーのひとつ。自ら組み立てたガンプラをデータ化し,これをコックピットから操縦し,バトルするというゲームとガンプラ製作という二つの要素を組み合わせた物。  プレイヤーは,[[ガンプラビルダー]]と呼ばれ,大会で勝ち抜くなどの称号を得ると,[[ガンプラマイスター]]と呼ばれるようになる。 !システム  ガンプラバトルのシステムは,[[Gポッド]]と呼ばれるプレイヤーが乗り込み操作するコントローラー本体と外部からこれを確認するコントロールモニターによって構成され,必要に応じてその組み合わせの変更も可能となっている。  こうしたシステム上,非常に設備が大きくなり,通常行われる3on3のバーサスプレイの場合には,Gポッドが6基とコントロールモニターが必要となる為,設置するためには広い場所が必要となるのが難点である。  なお,ネットワーク通信による相互プレイや1vs1の少人数プレイも可能であり,2vs1などのハンデキャップマッチ,大規模チーム戦なども可能であり,運用時の設定は柔軟にできる。  ガンプラを必要とするゲームの仕組み上,アクシズなどの模型店に設置されていることが多いが,大会などではシステムを拡大するために,他の会場で運用したり,相互ネットワークによって複数の会場を連携させることも可能である。 !ゲーム  プレイヤーは,通常自ら製作したガンプラを持って(多くの場合,店側が用意した「パイロットスーツ風の衣装」に着替えるが,これは必須では無くあくまでも雰囲気を出すためのものですかない)Gポッドに入り,シート備え付けのガンプラスキャナーにガンプラをセットする。  セットされたガンプラは,データスキャンが行われ,ガンプラの完成度によってバトル時の各種能力の数値化が行われ,これが画面に自機として表示されることとなる。  バトル時には自機は基本的に(一部のパーツを除いて)表示されず,僚機あるいは敵機の表示を確認して各種操作を行うこととなる。(いわゆるコックピットビューという視点になる。)  基本的な武装,装備はキットに準拠した形で用いられる為,用意したガンプラに備わっていない機構は,ガンプラバトル上でも用いることができない。(そのため,[[コウジ|コウジ・マツモト]]は,Hi-νガンダムのキットを3個買いしてフィン・ファンネルを全て可動可能としたのである。)  逆に,可変機などの多彩な機構が盛り込まれたキットは,その機構をバトル内で使用することも可能である。(劇中描写は存在しないが,おそらく組み替え変形の機体は,パーツが用意されているかぎり変形可能だと思われる。)  ただし,手首部分のみは例外的な処置が行われていると思われ,画面上では武器を持ち替えたり,実際には存在しない平手になるなどプラモデルではできない場面も登場している。  こうした「ガンプラありき」のシステムである為,ゲーム上でのモビルスーツ(モビルアーマー)の表現も,基本的にはガンプラそのものに準じ,MSやMAのサイズも実際の設定上のサイズではなく,あくまでもガンプラとしてのサイズで表示されている。このため,設定上では強力な攻撃力を持つビグ・ザムが,その1/550という小スケール故に1/144サザビーに一蹴されるといった状況も起こってしまう。こうした「ガンダム作品としての設定」だけではなく,自らがガンプラに投入した技術も反映されることもあって,ガンプラバトルそのものが奥深い物となっている。  バトルフィールドは,多種多様な状況が設定されており,ア・バオア・クーなどの宇宙要塞をモチーフとした宇宙戦や,雪山(雪上戦),水中戦といった「機動戦士ガンダムシリーズ」をモチーフとしたものから,日本平やバンダイホビーセンターといった,現実の風景をモチーフにしたものまで様々な存在する。  バトルでは,一般的な家庭用ゲームと同様に,(ガンダム劇中とは異なり)自機が被弾した程度ですぐに撃破されることはないが,被弾箇所がコクピット部など致命的な部分であった場合は,即座に撃破判定が下される場合もある。例えば,肩を被弾した場合,設定された装甲値を上回ったダメージを受けると,肩ブロックが破壊されたと判定される。(破損の様子は,まるでプラモデルが分解するかのようである。)内部ダメージの蓄積も同様で,ダメージにより間接部に負荷がかかりすぎた場合,ポリキャップが割れるなどの判定が下され,該当部が損傷したと判定されるのである。  また,ダメージ判定も複数のパターンがあり,ビームやミサイルなどの破壊型(装甲が耐えた場合とそうでない場合で判定が異なるようである)と格闘戦などで受けた衝撃型のダメージがあるようだ{{fn この区分は編者オリジナルであるので,注意していただきたい。劇中の撃破の様子からの判断であり,この点について明言した資料は現時点では存在していない。}}。後者の場合,一定時間行動不可の判定が下され,その後復帰可能である。  バトルの勝敗は,敵軍の機体を全て撃破するか,自機を含めた味方機が全て撃破されるか,あるいは一定時間が経過した後に,その総合ダメージによって判定される。 !!説明(ビルドファイターズ・ビルドファイターズトライ)  世界規模で流行しているガンプラを用いた対戦型の競技。  世界大会規模の大規模なものから,町村レベル,模型店レベルの小規模なものまで各種の規模の競技大会が各所で開かれている。  世界大会は,毎年開かれており国内予選(地区大会の規模は各国で異なる模様)を勝ち抜いたファイターが世界一を目指して戦いを繰り広げることとなる。  初期のガンプラバトルは,基本的に1対1のガンプラ2体によるバトルで,参加者もファイター(ガンプラの操縦者)とビルダー(ガンプラ製作者でセコンド)によるペアか,ファイター単独でのプレイが基本であった。(従って最大4名が参加し,その内2名のみがガンプラのコントロールが可能となる。)  しかしながら,設定上は複数のガンプラを動作させることも可能で,バトルシステムを多数組み合わせた巨大なフィールドでは大規模チーム戦やバトルロイヤルも可能となっている。この場合,ポイント加算式で上位ポイント獲得者が次のバトルへと進出が可能となる。  様々なバトル形式で実施された予選を最終的に勝ち残ったメンバーが世界大会へと進出し,トーナメント方式によって世界一が決定するという型式であった。  その後,一段と裾野が広がったことから,従来の世界一決定戦に加え年代別部門も設定され,中高生部門として3人1組のチームバトルも行われるようになっている。  ガンプラバトルを実現しているのは,プラフスキー粒子と呼ばれる特殊な粒子で,これはガンプラを構成するプラスチックに反応し,実際にこれを「動かす」ことが可能となる物で,バトルそのものは組み立てられたガンプラが実際に動き,この動きに合わせて各種エフェクト(爆発光やビーム光など)がオーバーライドされることでアニメ劇中のようなバトルシーンが再現されているのである。  なお,実際にガンプラが動いているため,ガンプラに設定された可動領域を超える動作は不可能である。また,可変機などはパーツが用意されている限り,自在に変形が再現される。  ガンプラバトルは,ガンプラバトルを実現しているプラフスキー粒子の生成に成功したPPSE社(プラフスキー・パーティクル・システム・エンジニア社)によって独占的に行われていたが,第7回世界大会においてプラフスキー粒子の生成元であった結晶体(プラフスキー粒子の結晶体と思われるのもので「アリスタ」と通称されていた)が失われたことでバトルそのものが不可能となった。(最後の戦いが,イオリ・セイおよび三代目メイジン・カワグチによるバトルとなった。)  しかし,一連のトラブルがきっかけで経営が立ちゆかなくなったPPSE社の資産を差し押さえたヤジマ商事がプラフスキー粒子の生成実験に成功し,翌年から再びヤジマ商事主催で再開されることとなった。 !システム  ガンプラバトルではバトルに用いる各種機能を内蔵した「バトルシステム」と呼ばれるユニットを使用する。バトルシステムは六角形のユニットひとつを基本単位とし,これらを単独または複数組み合わせることでゲームを実施する。例えば,模型店規模ではユニットひとつを設置したものが多く用いられているが,世界大会では10ユニット以上の大規模な組み合わせが用いられる場合もある。  バトルシステムには,プラフスキー粒子の散布システムと,ガンプラのデータを管理するユニット,コンソールの再現システムなどが内蔵されており,これらがシステムスタートと共に駆動し,ガンプラバトルのフィールドを再現する。  なお,ガンプラバトルに使用するガンプラは,組み立てられた現物が動作しているため,実際に可動する範囲を超えた動きは不可能となる。一方で,設定に用意された武装(例えばビーム・ライフル)の攻撃エフェクトはプラフスキー粒子によって再現され,ダメージも同様に再現される。このため,実際に受けたダメージはガンプラにも再現されてしまうため,ゲーム中で機体が破壊された場合,ガンプラも破壊されてしまうこととなる。(なお,設定によってはこれを軽減する設定も存在している。) !ゲーム  ガンプラバトルは,バトルに用いるガンプラの完成度(並びに各種データ)がダイレクトに反映される。また,独自に用意された「機体設定」もバトルに反映することが可能である{{fn 劇中描写を見る限り,オレ設定の範疇はかなり広いものと思えるが,おそらく一定のルールがGPベースへのデータ入力時に設定されているものと思われる。}}。  プレイ時,ファイターはバトルベースに接続されたスキャナーにガンプラをセットし,ガンプラの製作データやオリジナル設定,ファイターのデータ(戦績など)を記録した「GPベース」を設置して読み込ませることで,ガンプラバトルに製作したガンプラを利用することが可能となる。  ガンプラの操縦は,ホログラムで再現された操縦桿とそれから呼び出すことができる各種パネルを連動させることで可能となる。また,ビルダーがいる場合,ビルダー用のパネルを展開させることも可能で,ビルダー側はガンプラのダメージレベルのチェックや各種情報処理が可能となっている。  バトルは原則として,制限時間内(制限時間,ラウンド数はルールで決定する)にバトルが続行不能なほどのダメージを与えるか,バトルフィールドの外に相手のガンプラを押し出すことで決着する。  時間内に決着が付かなかった場合や,双方が深刻なダメージを受けた場合などは,対応したルールで決着が図られる{{fn 劇中では先にダメージを与えた方が勝利する方式や,双方補修を認める延長戦などが登場している。}}。また,バトルロイヤルや特殊なチーム戦の場合は,ポイント制が用いられる場合もある。  なお,後に実施されることとなる3on3のチーム戦の場合は,制限時間内に生き残った機体数での判定も行われている。 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・ガンプラビルダーズ}} {{category 用語・ビルドファイターズ}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。