ガランシェール

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[艦艇]
分類：不明
区分：宇宙世紀
作品：機動戦士ガンダムUC

説明

　民間の運輸会社である「リバコーナ貨物」の船籍をもっているが，実際には，ネオジオン系残党「袖付き」の使用する航宙貨物船がガランシェールである。

　全長112メートルの船体はほぼ三角錐の形状をしており，最大貨物積載量は500トンを超える。先端に張り出した航空機の機首に似たブリッジ，空力に配慮した船体の形状から窺えるように，大気圏内においても飛行能力を有し，宇宙と地球の往還輸送便としても機能する。かつてはどこの運輸会社でも使用していたものの，昨今ではあまり見かけなくなった旧式の垂直離着陸船である。そのため，船尾を床面とする高層ビルのような構造になっており，船首に位置するブリッジはその最上階に当たる。また，着艇時ブリッジ部は90°回転し，重力下での水平を保つようになっている。
　艦は，貨物船ではあるが，戦闘可能な艦としての機能をもっており，戦闘時には船舷の窓に防護シャッターがおろされる。

　ブリッジは，実用型貨物船らしく狭く，操舵席と航法士席が左右に並び，その背後で一段高い場所を確保しているのが船長席があり，それだけで満杯である。ブリッジの下方にサーバー室があり，各種情報処理を行うことが可能。
　各々のモビルスーツに付く整備班や船のクルーも合わせて，総勢33人が搭乗している。
　ラプラス上空での戦闘の後，ユニコーンを救出する形で大気圏に突入。
　西サハラの砂漠に胴体着陸を敢行し，数キロ滑った後砂丘に突っ込んで，埋まってしまった。
　その後，付近のジオン残党の手によって掘り出された後，ダカール攻撃に参加する。
　だが，その際のフロンタルの行動に疑問を持ったジンマネンによって，事実上袖付きを離反，ニューギニアの残党を糾合し，トリントン基地を襲撃，ユニコーン，マリーダ，ミネバを救出後，大気圏外に離脱する。
　この際ネェル・アーガマと合流，艦はその後の作戦におとりとして使われ沈むこととなる。