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カガリ・ユラ・アスハ

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カガリ・ユラ・アスハ

  • [キャラ]

 データ

パーソナルデータ
所属明けの砂漠→オーブ→三隻同盟→オーブ
階級無し
主な搭乗機スカイグラスパー,ストライクルージュ,アカツキ
誕生日CE55/05/18
年齢16歳(CE71)
身長162cm
体重54kg
血液型A型
その他B87 W59 H86[1]
製作データ
登場世界コズミック・イラ
声優進藤尚美

 解説

 中立国オーブ連合首長国の権力者,ウズミ・ナラ・アスハの娘。
 正義感(というよりもオーブの理念)の塊のようなキャラで,オーブが連合に協力し,モビルスーツの開発を行っていることを噂として聞き,それを確かめるためにわざわざヘリオポリスに出向いてくるほどであった。その際,カトウ教授を訪ねて来た時にザフトのガンダム奪取作戦の混乱に巻きこまれ,キラと出会っている。
 その後,地球へと戻り,明けの砂漠として活動,降下してきたアークエンジェルに乗艦していたキラと再会したが,この時の考え方はヘリオポリスの時と何ら変わっていなかった。

 オーブへ向かうアークエンジェルに同乗した彼女は,偶然の戦闘から無人島でアスランと出会い,一夜を過ごすこととなる。その後,救出されオーブへと帰還。自らの正体を明かすと共に父ウズミと共にアークエンジェルに協力する。
 だが,アークエンジェルのオーブ離脱に伴う戦闘で,キラと戦った後に脱出したアスランを救出したことから,アスランへの想いが急速に高まっていくこととなる。

 ジョシュア崩壊から,再び舞い戻ったアークエンジェルを受け入れ,キラと再会したカガリは,連合のオーブ侵攻に対して指揮を執り,善戦するもやはり戦力差は覆せず,ウズミの判断で,宇宙へと離脱するように勧められる。この際に,自分がウズミの実子ではなく養子であること,実はキラが双子の兄弟であることを知らされる。(実際には,キラ同様,ユーレン・ヒビキ博士の実子であり,ウズミは,その母方の友人という立場であった。)

 そのため,しばらくは落ち込んでいたが,立ち直ってからは(暴走しがちなことはあったが)オーブの代表としての行動をとることに腐心することになる。
 第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦においては,ルージュを駆り,積極的に前線で戦い,死に急ぐアスランをとどめたりもした。その後,停戦が結ばれ,とりあえずは,戦争は終わったため,オーブ復興に全力を尽くすことになった。

 オーブの復興においては,最も力を持っていたアスハ家の一族であることもあり,代表となったが,事実上新五大氏族の飾りにしか過ぎなかった。むろん,彼女自身がウズミにたたき込まれたオーブの理念だけを理想とし,突っ走っていたこともその理由の一つだが,五大氏族の思惑が複雑に絡み合っていたことからも,復興は順調であったとは言い難かった。(新五大氏族にとってみれば,かつてオーブ崩壊の原因を作った旧五大氏族は邪魔以外の何者でもなかったであろう。)

 また,自身が理想とする事柄だけに視線を置いていたため,時勢の移り変わりが見えていなかったことは間違いなく,アーモリーワンでのデュランダルとの会談においても,のらりくらりとかわされ,議長が上手であることが明らかであった。[2]
 このアーモリーワンでの会談から,ミネルバの地球降下に至る一連の行動は,彼女が「オーブの理念」が絶対であるという認識を持っていたからに過ぎない。すなわち,「他の価値観」が認められなかったという事に過ぎないのである。
 その結果が,オーブに戻った後のアスランの離脱を呼ぶ。

 その後も,ただ一人,オーブの理念を盾に,連合との同盟を反対,五大氏族の抵抗に会い,逆に自分の立場を圧倒的に悪いものとする。これにより,ユウナとの結婚を強要され,まさに四面楚歌極まれる状況となった。(蛇足ながら,この際の歓迎振りを見る限り,「カガリ」としての人気は,オーブ国内では落ちていないようである。指導者達の間で煙たがられていたという事だろう。)
 この結婚は,キラの介入によりご破算となるが,同時にオーブをアークエンジェルとともに脱走することとなってしまった。

 代表不在のオーブでは,セイラン家をはじめとする新五大氏族の思うがままの国となってしまう。こうして連合と同盟を結んだオーブは,いわば連合の手駒としていいように使われることとなってしまう。それを憂いたカガリは,様々に介入を行うのだが,いずれも情勢的には悪い方へと展開してしまう。
 そして,デュランダルの手によって連合を操るロゴスの存在が明かされ,更にはその盟主たるジブリールが,セイランの手によってオーブにかくまわれたことから,オーブは全世界を敵に回すこととなる。
 再び戦火に巻き込まれることとなったオーブを守るため,エリカ・シモンズらからウズミの遺産を受け取ったカガリは,ユウナを廃し,正式にオーブ代表に復帰する。
 そして,デュランダルの支配体制に対し,異を唱え,明確にデュランダルの臨む世界に対して,「否」と答えたのである。

 その結果,オーブ本国が撃たれることとなってしまったのだが,これは直前でアークエンジェルらによって防がれている。(このときカガリは祈りはしていたが,前線に立つことはなかった。)
 この戦いの後,いかなる世界情勢になったかは作中では描かれていない。(こういった点が,この作品の大きな問題点ではある。少なくとも先がある程度予見できるような複線などは置くべきだが,勢いに流されているだけで,実質的にはストーリーは破綻しているのだ。)
 だが,彼女が国を復興させるために,この経験を生かしたならば,以前よりはいい国になるだろう。(少なくとも,中盤以降,彼女に従ったオーブ軍の忠誠や,トダカをはじめとしたオーブ兵のオーブの理念に対する思いなどを見た限りでは,可能性はある。)
 しかし,「オーブの理念」を以前のように他国にまで押しつけるような政治を行った場合,結果的に世界は混乱するままであろう。

 なお,アスランに対しての「恋」は,すでに終わったものと思われる。

 登場作品

/公式・準公式作品/

機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY

/非公式作品/

 関連キャラ

 関連項目


 編集者


[キャラクタ・か]
[キャラクタ・SEED]
[キャラクタ・SEED2]


最終更新時間:2014年12月07日 16時25分49秒

 ノート

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脚注

  • [1]…らしい,未確認情報(^^;
  • [2]実際,カガリがデュランダルに申し入れた件は,一言で言えば「横暴」である。プラントへ移民したコーディネーターは,オーブ崩壊に伴い移民したわけであり,それを「帰せ」というのは,指導者の独りよがりである。また,それに伴って流出した技術についても「特許」等ならば金銭や契約で解決できる問題であるし,「軍事機密」ならば,流出した時点で意味のないものになっているのである。