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オミット

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  • [模型用語]

 説明

 本来あるはずのものを省略すること。
 特に模型誌などの製作記事で時間の都合で製作できなかった部分の説明などで用いられる言葉だが,実際には二つの意味を持って使われる。

 一つ目は,「縮尺上再現するのは困難,あるいは,再現しても意味が無い」部分を省略すること。具体的に言えば,車のワイパーは,1/20スケールや1/12スケールなどでは存在しないと違和感があるが,1/72や/150(Nゲージサイズ)などでは,省略したり,あるいはマーキングで済ましても何ら問題は無い。
 これは,仮にワイパーのアームの太さが1cmであったとして,1/20ならば0.5mmであるため,シャープペンシルの芯ほどの太さがあり,これが省略されてしまうと違和感があるが,1/150だと既に0.1mm以下であり,再現することが不可能である。
 こうした物理的な状況から,省略することをさす。

 二つ目は,やむを得ず省略すること。先に挙げた時間の都合で省略する場合などは,こちらに該当する。
 しかし,同じ省略するにしてもその方法によって模型の完成度は大きく異なる為,省略の上手い人とそうでない人には雲泥の差がある。模型誌のライターには,前者の省略の上手い人も多く,こうした人の技法を参考にすることは結果的にどこに力を入れるべきかを知る為のいい要素になる。
 一例を挙げると,ロボットモデルの場合,必用が無ければ足裏などは製作していなくても問題は無いのである。特に特撮に用いるモデルなどは,そうした部分のディテールはほとんど写真にした場合移らない為,存在する意義が無いとも言えるのだ。同様に自動車モデルでエンジンが再現されたモデルのエンジンなどは組み立てない人もいる。こうした人の場合,ほとんどは塗装に力を入れている場合が多く,塗装後見えないエンジンルームなど組み立てる必用が無いからである。

 一番目,二番目ともその意義を考慮して模型に反映すれば,非常に高い完成度の模型が完成するが,近年の製作記事には二番目の意味で,しかも特に方向性も考えずに用いている例もあり,興ざめすることも多い。

 備考

 模型に関する用語の集約の為,ガンダムに関連しないもの,関連しないメーカーも含まれています。

 関連項目


 編集者


[模型用語]


最終更新時間:2011年03月13日 20時52分42秒

 ノート

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脚注