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オペレーション・ラグナロク

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オペレーション・ラグナロク


 説明

 プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルロゴスの討伐宣言を受けて実施された地球連合内の反ロゴス陣営とザフトによる地球連合の基地の一つヘブンズベースへのロゴスメンバー引き渡しを目的とした作戦行動が,オペレーション・ラグナロクである。

 デュランダル議長によって行われた,「地球圏の支配を影で行っている組織」,ロゴスの存在の暴露は,ザフトだけでは無く連合の内部にも大きな衝撃を与えた。前大戦が,事実上反コーディネイター組織ブルーコスモスによって引き起こされ,継戦されていたという事実があっただけに,このデュランダル議長の声明に対し,連合内の反ロゴス(反大西洋連邦)派閥は賛同の方向性を示したのだった。
 また,議長からの情報提供によってロゴス(及びブルーコスモス)のメンバーがアイスランドの地球連合軍最高司令部ヘブンズベースに既に逃げ込んでいることが明らかになり,事実上連合がロゴスのものとなったことが示されたため,反ロゴス派は,連合その物の正当な指揮権はロゴスには無いという意思統一を成し得た。
 この結果,ザフトと反ロゴス派(建前上は「地球連合軍主流派」)は,公式に協力関係を表明,共にロゴス討伐を旗印に作戦行動を実施することとなった。

 ヘブンズベース攻略のため,ザフトはジブラルタル基地を連合にも開放,ここで補給などを行っており,その後艦隊編成を行い,アイスランドへと進軍した。

経過

 ジブラルタルを出立した連合軍は,アイスランドを海上封鎖し,ヘブンズベースに立てこもるロゴス陣営に対して,武装解除とロゴスメンバーの引き渡しを地球連合・プラント両陣営の公式通告として通達した。
 これは,建前上,連合の基地にロゴスメンバーが逃げ込んでいるだけで,実際に連合の上層部は別のものである,という位置づけで行われたもので,実際には全面攻撃実施の前提作りに過ぎなかった。
 無論,こうした状況に陥ることは想定されており,いざ全面対決になった際の状況を想定して,デュランダル議長自らがミネルバで陣頭指揮を執っていた。

 これに対して,ヘブンズベースは沈黙を続ける。
 表向きは何の動きも無いために,ロゴスと連合側の駆け引きが行われているかのようにも見える様な沈黙であったが,実際には,圧倒的な戦力差を覆すためのタイミングを計っていた,というのが正しい。
 ブルーコスモス盟主ロード・ジブリールは,反ロゴス連合の設定した回答期限が残り3時間を切った時点で,不意打ちに反ロゴス連合に攻撃を開始した。
 回答期限間際であったこともあって,反ロゴス連合には油断があったことは間違いが無い。この突然の攻撃で,多くの艦艇が撃沈や継戦不能な被害を被ることとなった。
 また,立て続けにMA/MSによる追撃を開始,デストロイ,ユークリッドなどの高い攻撃力を持つMAは,前衛に配備されていた艦隊をまさに蹂躙するかの勢いで破壊していく。

 この状況を見て,議長は「オペレーション・ラグナロク」の発動を宣言,ヘブンズベースの武力制圧の命令を下した。
 だが,ザフトのこれまでの戦術を熟知するヘブンズベース側は,大気圏外から直接効果攻撃を加えるザフトのMS部隊を新兵器「ニーベルング」によって一掃,降下部隊は壊滅的な被害を被った。

 こうした奇襲によるロゴス側優位が続く状況であったが,ロゴス側の戦力は,MAとそれほど多くないMS,そして従前のリニア・ガンタンクなどの車両兵装,それにニーベルングといった新兵器であり,やはり,物量の面では反ロゴス連合には遠く及ばない状態であった。
 その物量差は,強力な兵装で覆せるほどのものではなく,投入された5機のデストロイがミネルバ所属のMSによって撃破された結果,ロゴス側の戦線は瓦解し,全面降伏することとなった。

 これにより,事実上ロゴス及びブルーコスモスは,地球連合からも追われたこととなり,地球圏の勢力図が大きく塗り替えられることとなった。

 なお,この戦いで,ほとんどのロゴスメンバーは拘束されたものの,肝心のロード・ジブリールに逃げられ,逮捕には至らなかったが,ジブリールはその後オーブ連合首長国へと逃げ込み,プラントにオーブ侵攻の理由を与えることとなった。
 これは,様々な曲面で戦線に介入され,その存在を苦々しく思っていたアークエンジェルに対する牽制にもなりえ,議長にとっては実は都合の良い状況であった。

 関連項目

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最終更新時間:2012年08月04日 18時54分30秒

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脚注