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オーブ連合首長国

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オーブ連合首長国

 説明

 南太平洋のソロモン諸島にある島国。本島と周辺諸島によって形成されているおり,本島は台湾と同程度の面積を持っている。複数の島々からなるが,主要4島(なお,資料によっては主要3島となっているものもある)にほぼすべての機能が集約されている。

 コーディネイターナチュラルの対立が深まる中,プラント理事国非プラント理事国プラントのいずれにも与しない中立を宣言した国家のひとつ。ただし,この宣言はあくまでオーブが独自に行ったものであり,いずれの勢力からもオーブの持つ高い技術力などを求めて,自陣に加えようという勧誘はあったようである。
 しかし,オーブの前代表(C.E.70年当時),ウズミ・ナラ・アスハは掲げるオーブの理念によりこれを拒み続けていたのがC.E.70年代におけるオーブという国家のおかれていた状況である。

 過去,多数の日本人の入植があり,元々親日本的な地域であったことと日本の委任統治(現在のグァムなどと似たような状況)によって日本化が進んでいた上に,再構築戦争後のオーブ独立が日系企業と政府の協力によって行われたため,公用語を日本語とし各種公的資料なども日本語を基準言語としている。さらに日本人の移民を積極的に受け入れてきたこともあって,東アジア共和国の建国後は事実上「コズミック・イラにおける日本」の様な状態になっていると考えられる。
 また,ナチュラル,コーディネイター問わず受け入れている国家であり,そのオープンな国家情勢がオーブを様々な勢力が混在する場としていたのも事実である[1]

地域的概要

 オーブは大小様々な島々から成り立つ島国であり,主要な4島(3島説もあるが,これは時期によって異なっている[2])と小島からなっている。
 こうした状況から,保有する資源は少なく技術力による加工貿易を中心とした技術立国であったと考えられる。また,コーディネイターを受け入れている点も大きなメリットであり,彼らの一点に特化した各種技能によって成立している分野もあったと考えられる。
 しかし,地球連合とプラントとの開戦後は,国の立場が一変することとなった。
 プラントが用いた特殊兵器「ニュートロン・ジャマー」によって中性子反応が抑制され,核分裂発電によるエネルギー供給が不可能となったため,地熱発電によって電力自給が可能であったオーブという国家を一躍「エネルギーの富める国」に変えてしまったのである。エイプリル・フール・クライシスによって地球圏が混乱を来すなか,プラントに比較的協力的な非プラント理事国(親プラント国家)は,プラントからの技術やエネルギーの供給を受けられる一方,プラント理事国(反プラント国家)では,それすらも受けられず多くの人々が「エネルギー不足」により命を落とすこととなった。
 だが,オーブはそういったエネルギー問題に影響されなかったこともあり,彼らの理念とする「中立」が保たれたという一面もあるのである。

 オーブの島々は,それぞれに重要な施設などが建造されており,モルゲンレーテ本社と国防本部が存在するオノゴロを中心に,マスドライバー施設カグヤなど様々な施設が連動して国家という形態をとっている。特にマスドライバー施設カグヤは,CE70年代においては,非常に重要な施設として大きな存在感を示すこととなった。(なお,各島の解説は後述している。)
 また,軌道上にはヘリオポリスという島3号型コロニーを領土として建造しており,様々な技術開発を行っていた。こうした独自コロニーの保有すら実現していたことからも,オーブの持つ技術力と,政治的な立場をうかがい知ることができる。

政治形態と国家情勢

 オーブは,五大氏族と呼ばれる族長を中心に運営されており,国家元首や各政府責任者もこれら氏族長によって構成されている。このため一般の国民にはこれら元首を選ぶための直接選挙権はなく,あくまでも該当の首長を支持するかどうか,という判断を下すことしかできない。

 元首は,基本的にこの五大氏族(セイラン家,トキノ家,マシマ家,キオウ家,アスハ家)から選ばれるが,時期により五大氏族として扱われている家名が異なる(例えば,サハク家,ホクハ家,グロード家が五大氏族として扱われている時期がある[3]

 五大氏族の首長(あるいは後継者)は,能力主義であり,積極的に外部の能力者を取り入れる傾向にある。サハク家は,当初からオーブのために働く人間として育成されたコーディネイターであり,オーブ代表となったカガリは,アスハ家の養子である。
 この点では,いわゆる独裁的な国政になりにくいという特徴を持つが,中にはセイラン家のように息子かわいさのために能力のない人間が後継者に収まる場合もあった。また,この能力重視は時に代表首長すら飾りに過ぎなくすることもあり,C.E.71では,実質的にウズミ・ナラ・アスハが首長としての権限を行使していたし,逆に,C.E.73ではカガリの行動がセイラン家をはじめとする新五大氏族によってかなり制限されていた。

 ウズミの存命中は,ウズミの持つ強力なリーダーシップによって,その理念を拠り所として中立を保つために様々な方策が試みられた。これは,連合のMSのデータ盗用によるオーブ独自のMS開発などの面に見ることができる。
 しかし,この理念は,結果的に地球連合(厳密に言えば,この時点では既に大西洋連邦だが)のオーブ侵攻を招き,「オーブ解放作戦」では民間人の避難とクサナギ,アークエンジェルら戦力の脱出後に,マスドライバー施設カグヤ,モルゲンレーテ本社などを含めてウズミ等当時の有力氏族全員が自爆している。
 この結果,ユニウス条約締結までオーブは地球連合(実質大西洋連邦だが)の統治下におかれることとなり,国家としての主権を回復してからも,この前五大氏族のとった行動については,様々な異論が出ていたようである。

 実際,C.E.73には前首長ウズミの理念を実現しようとするカガリと新五大氏族が,かなり対立しており,結果的に五大氏族側の独断で地球連合との同盟を結んでいる。(ただし,これにはロゴスに関係するセイラン家の実情もかなりあったようではあるが。)
 このC.E.73時点では,カガリの理想とする旧五大氏族の理念と,旧五大氏族の理念が引き起こした現実とその時点での政治情勢から動こうとする新五大氏族との間で政治的に軋轢が生じていたといって過言ではないだろう。(これは,ウズミからカガリという,いわば世襲によって代表が継承されてしまったことに対する残りの氏族の不満もあったとされている。)

 その結果,セイラン家の根回しによる地球連合(実質的には大西洋連邦)との同盟条約「世界安全保障条約」が締結され,さらにセイラン家の嫡子ユウナ・ロマ・セイランとカガリとの婚約が発表される。これは,アスハ家の「力」を自らに取り入れようと考えたウナト・エマ・セイランの考えと,カガリに一方的な好意を寄せていたユウナの思惑によるものであった。
 だが,この婚約も結婚式の最中に乱入したキラ・ヤマトのZGMF-X10A《フリーダム》によってカガリが連れ去られたことによりご破算となる。もちろん,セイラン家の命により,ただちにフリーダムおよびアークエンジェルの追撃命令が出されるが,一部の軍人たちはこの場にアークエンジェルが現れた理由を察し,この行動について事実上の黙認を行った。これにより,オーブは事実上セイラン家を中心とした新五大氏族の手に委ねられてしまうのである。

 この新五大氏族が大西洋連邦と結んだ同盟が結果的にオーブ本国へのザフトの侵攻を招き,(なおかつ,大西洋連邦からは戦力支援は無かった)結果的には旧五大氏族が招いたオーブ解放作戦以上の被害をオーブは被ることとなってしまう。(オーブ解放作戦の際には,民間人は避難が優先され,さほど大きな被害を受けずに,逆に軍機能は自爆によって深刻なダメージを受けている。一方,オペレーション・フューリーの際には,避難指示が後手であり,民間人が大きな被害を受けているが,軍機能という点ではオーブ解放作戦時ほどは大きなダメージを受けていない。)
 このザフトによるオペレーション・フューリーによってセイラン家の首長及び嫡子は死亡しており,またその際に新五大氏族が避難していたとおぼしきシェルターも壊滅的な被害を被っている。その結果,アークエンジェルとともにオーブへと戻ったカガリによって国防本部が制圧され,カガリが代表首長へと復帰している。

 その後,ギルバート・デュランダルプラント最高評議会議長の発表したデスティニープラン導入に対して明確に反意を表明している。また,同時にデスティニープランに対する反対会見をカガリ自ら世界規模で行うが,その最中にプラント側による電波ジャックが行われ,ラクス・クライン(ミーア・キャンベル)による反オーブ放送が行われた。
 ところが,これに際し「本物の」ラクス・クラインがカガリのそばに現れ,反デュランダルを表明した結果,「オーブおよびクライン派(事実上のプラント亡命政権)」と「デュランダル派プラント政権」という構図へと流れが変わってしまう。
 これにより,オーブとプラントの衝突は不可避となり,ロゴス討伐によって接収したレクイエムによるオーブへの直接攻撃を何としても阻止するため,カガリによって脱走艦として秘匿されていたアークエンジェルのオーブ軍への編入が行われ,ただちに月へと派遣された。
 この戦闘の結果,デュランダル議長を初めとするデュランダル派は壊滅し,クライン派ならびに旧プラント穏健派を中心とする評議会とオーブの間に停戦が成立。終戦へ向けた協議が始まった。

 一方,旧五大氏族のひとつサハク家の長となったロンド・ミナ・サハクは,この流れにまた独自の対応を取っている。(これに関しては,別項を参照のこと。)
 このロンド・ミナ・サハクの行動については,カガリは沈黙という手段により,事実上黙認しており,この点は氏族間の繋がりが見え隠れしている。(ちなみに,ロンド・ギナ・サハクは,カガリをバカにしたような発言をしていることから,少なくとも彼らの間に氏族の嫡子としての面識はあったことがわかる。)

代表首長としてのカガリ・ユラ・アスハ

 オーブという国家の理念は,ウズミ・ナラ・アスハが既にアークエンジェルクルーに対して語っているが,カガリはこの理念にとらわれすぎていた面が強い[4]

 実際,アーモリーワンでのギルバート・デュランダルプラント評議会議長との会見では,彼女の理想論が先走りすぎ,事実上軽くあしらわれている。(また,シン・アスカとの応酬も,彼女が理念のみで言葉を発したことが原因であり,少なくとも「民間人としてのシン」の立場を理解していなかったことは判る。ただし,このオーブの理念は多くの人々に根付いており,特に軍人の中には自らを犠牲にしても理念と守るべき人々を守ろうとする人々が目立っている。)

 だが,その「理念が先走りすぎていた」彼女も,1年あまりの代表首長という立場(とセイラン家などの新五大氏族との対立)から政治家としての考え方は多少なりとも理解しているようである。
 一例を挙げれば,脱走艦であったアークエンジェルを極秘に匿い,そのクルーを偽名でオーブ国民として受け入れたり,フリーダムやアークエンジェルの修理を行ったり,彼らの為の戦力を極秘に調達していたり,といった事柄があげられる[5]。これは,一歩間違えば国家を窮地に陥れかねない行動である。(なおかつ,彼らの存在はともかく,機体の修復などはセイラン家などでも完全に把握できていなかった様に見受けられることから,その点は彼女の政治力の向上があったとも考えられる[6]。)

軍事組織・兵装

 オーブは,その自ら標榜する中立を保つためにかなりの戦闘力を有している[7]。「他国を侵略せず,他国の侵略を許さず,他国の争いに介入しない」というオーブ独自の理念は,それを維持するために時に強力な力を必要とするのである。この点は,アスハ家もサハク家も同様であったようで,元々サハク家が進めていたMS開発計画は,結果的にオーブ全軍にモビルスーツが配備される形となっている。
 オーブ軍(オーブ国防軍)は,陸・海・空・宇宙(ヘリオポリス/アメノミハシラ駐留)・本土防衛の5軍構成となっており,島国であるオーブだけに海軍の充実はかなりのものでこれを中心として軍が編成されている[8]
 なお,モビルスーツ以外の兵装は,多くは連合側のものと同じであり,元々は連合側企業から購入していたことがわかる。

 各島の詳細

 ここではオーブ本国の各島の状況の解説を行う。
 なお,宇宙に存在するオーブ領土である「ヘリオポリス」と「アメノミハシラ」に関しては,独立した項目を参照のこと。

オーブ本島(ヤラファス島)

 オーブの首都オロファトの所在する島。
 5つの中心都市が存在し,島の中央にはハウメア火山などの火山がある。オーブの政治的な中心であり,政治機構はほぼすべてがこの島に集中している。
 なお,資料によってはオノゴロ島を本島とする場合があるが,オノゴロはあくまでも工業地域である。

オノゴロ島

 オーブを構成する島の一つ。ヤラファス島の南側に位置する島で,モルゲンレーテ社の本社があり,また,オーブの国防本部が置かれていた。政治のヤラファスに対して,軍(および軍技術)の中心となっている島。
 その高い機密性から,セキュリティを重視した配置となっており,人工衛星からの観測も難しい(おそらく,火山の噴煙が常にカバーするような状況を作り出していると思われる)。
 島の各所にモルゲンレーテの機密ドックが存在しており,その一つで傷ついたアークエンジェルの修理を行った。

 その立地の戦略的重要度から,C.E.71/06のオーブ解放作戦(この名称は,大西洋連邦側が付けた作戦名)とC.E.73のオペレーション・フューリーでは主戦場となった。特に,オーブ解放作戦時には,連合が欲するマスドライバー施設カグヤを含め,モルゲンレーテ本社や国防本部などが自爆しており,国防機能の一部はヤラファスに移されたものと思われる。

イザナギ海岸

 オーブの地名。C.E.71の大西洋連邦によるオーブ侵攻時に,連合側MS部隊が上陸した海岸。M1アストレイを含む第8機甲大隊が配備された。

アカツキ島

 オーブ本国を構成する群島のひとつ。カガリ・ユラ・アスハに託された高性能モビルスーツ[9]ORB-01《アカツキ》が封印されていた場所である。一説によるとマルキオ導師の伝道所が建てられていたのもアカツキ島らしいのだが,それが事実かどうかは確認が取れていない。
 たかだか周囲数kmに満たない小島で,中央部で煙を上げるふたつの活火山以外は目立った特徴はないが,実際にはオーブ軍のカモフラージュで,地下には様々な施設が隠されていた。

カグヤ島

 マスドライバー施設「カグヤ」を有する島の名称。(正確に言えば,カグヤ島に建造したから「カグヤ」なのである。)周辺の小島を含め,マスドライバーのレールが敷設されており,カグヤ島にはこれらのコントロール施設などが集約されている。
 また,ヘリオポリスなどとの定期往還船としての機能を備えているイズモ級の格納庫もカグヤ島に存在する。

カグヤ

 オーブのマスドライバー施設の名称。
 大西洋連邦のオーブ侵攻時に,ウズミの手によって爆破される。
 その後再建されたものが同名かは不明。

ハウメア島

 オーブの宗教的よりどころであるハウメアの名を冠した島[10]

 備考

 蛇足的な備考となるが,オーブという国家に関しては,作中で便利に扱われすぎてしまい,その政治的理念の曖昧さが理解されづらい面があると思われる。
 少なくとも,実際の永世中立国の状況を考えると,ウズミの理念を実現するためにはそれ相応の戦力を保持する必要がある。この点を見ると,SEED第1話でモビルスーツの建造という事実(特に,対立している連合側の)に対して父親が信じられなかったカガリとアカツキを託されその前で涙するカガリでは考え方が変わっている,と見なさなければつじつまが合わないと言うしか無い[11]

 関連項目


 編集者


[用語]
[用語・SEED]


最終更新時間:2014年11月29日 05時22分00秒

 ノート

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脚注

  • [1]この辺は,現在の日本も同じであり,スパイなどはかなりの数潜入していたのではないかと考えられる。
  • [2]公式ガイドブックや,小説版,各種ムック類で扱いが異なっており,「オノゴロ」を本島とする説と,「ヤラファス」を本島とする説がある。編者なりの解釈ではあるが,基本的に4島説を中心として3島説を否定する。これは,オーブ解放作戦時のウズミの自爆はモルゲンレーテとカグヤが中心であったため,「描写がそこに集中していたため,本島と勘違いされた」という解釈である。
  • [3]アストレイでは,サハク家が既に五大氏族であり,デルタアストレイでは,ホクハ家などが五大氏族として登場している。これらは下級氏族とされているが,中心家系に問題があったときの傍系ということなのだろう。(徳川幕府における松平家や水戸家のようなものかと。)ちなみに本文ではDESTINY当時を基準としているため,ASTRAY時は考慮していない。
  • [4]カガリの人となりについては,該当項目を参照。
  • [5]実は,この問題は脚本上の大きな問題点のひとつで,カガリがどのような立場でこうした命令を発したのかという点が曖昧である。アークエンジェルの秘匿が「自分の知っている人たちを何とかしたいという考え」であった可能性は否定しないが,そうであったならば,DESTINY第1話でのシンとの言葉の応酬で,カガリがシンの言葉を理解していなかったということを示すだけである。カガリは,この時点ではまだまだ理念先行型の台詞を発していたため,「アークエンジェルという戦力」が「オーブの中立のために必要」と考えていたならば,それを示す発言等が必要であったとは思う。
  • [6]このフリーダムの修復に関して,「ユニウス条約」違反であるという解釈を行っている資料などもあるが,これに関しては「微妙」といわざるを得ない。というのもユニウス条約は「プラントと地球連合」によって締結されたものであり,適用範囲が明確では無いのである。戦力保持についても基本的に連合とプラントの間の記述しか見えず,オーブをはじめとする中立国や他の「親プラント国家」に対する記述が明らかで無い。同様に,停戦条約だったならばプラントと地球連合双方であってもC.E.73の開戦後にはその効力は成立しないことになってしまうのである。(フリーダムの介入は開戦後のため,いくらでも言い訳はできてしまう。)これが宇宙世紀における南極条約のように事実上の国際条約化したのかが明らかになるとこの解釈は変わってくるだろう。(ちなみに,設定側ではジャンク屋ギルドの核搭載ミーティアの運用を「条約違反」としてる。しかし,これが民間組織であるジャンク屋ギルドにまで適用される条約であるならば,劇中での扱いに様々な疑問点があるのだが……)
  • [7]真の意味での中立を実現するためには,少なくとも他国から侵略されないだけの戦力が必要なのは,実際にスイスやオーストリアが持っている戦力が一定のレベルで維持されていることからもわかる。
  • [8]劇中描写を見るに,階級は一部異なるものの,自衛隊が基準となっているようである。
  • [9]とはいえ,開発時のものであり,C.E.74時点では機体性能的にはごく普通の機体である。唯一他国のモビルスーツを凌駕していたのは特殊装甲の存在であろう。
  • [10]実のところ,各種設定の不整合のひとつ。当初は,モルゲンレーテ本社の存在する島という扱いであったため,オノゴロに名称変更がなされたと考えるのが妥当かと思われる。
  • [11]こうした点の不整合が目立ってしまうのがDESTINYという作品なのだが…。