!!!エンジェルダウン作戦 *[用語] //*読み: *分類:作戦 *区分:[[コズミック・イラ]] *出典:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] !!説明  独立戦闘行動を取っていた[[ミネルバ]]に地球上で活動していたウィラード隊を加え,実施された作戦。  それまで,幾度ともなく戦闘に介入された[[アークエンジェル]]を撃破することを目的として立案されたものであり,作戦名の「エンジェル」とは,まさにアークエンジェルを指すものである。  建前上,「アークエンジェルがロゴス討伐の戦闘に介入することを防ぐ」ことを目的としており,実際,ザフト側からすれば,そういった可能性が皆無とは言えなかったため,ロゴス討伐前にこの作戦が実施されることとなった。  ただし,この命令については,ミネルバ艦長[[タリア・グラディス]]やミネルバ所属FAITH[[アスラン・ザラ]]など幾人かは疑問を持っていたようだが,議長の命令の下,作戦は実行された。  基本的に,アークエンジェル側の行動理論が「敵の戦闘力を奪う」という考え方であり,「撃破」を目的としたものではなかったため,ウィラード隊の旗艦ユーレンベックとMSによる攻撃を避ける為に動き,ザフト側の想定した作戦通りの行動を取らされ,追い込まれることとなった。  しかし,アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの奇策が結果的に包囲網を突破せしめ,また,ミネルバからの投降勧告をも拒否したため,ミネルバは全戦力を持ってこれにあたることとなった。  アークエンジェルは,海上へと離脱し,この当時アークエンジェルのみが保持していた特殊機能,すなわち潜水機能によって戦線からの離脱を計った。  この際に,ダメージを受けていたエンジンの1基を切り離し,爆発させることでこれを欺瞞としている。また,この際にフリーダムもインパルスによって撃破されるが,幸いにしてコクピットを攻撃が避けていたこと(これは,フリーダムのコクピットが,他のMSと異なり腹部ではなく,胸部にあったことが幸いしたようだ)と,直前に核エンジンを停止させていたことから,パイロットのキラ・ヤマトも救出されている。  結果的に,アークエンジェルが発見されなかったため,記録上は撃沈とし,作戦は成功とされた。  だが,この作戦をきっかけにアスランがザフトから脱走する事を決意,これに当たったシンのデスティニー,レイのレジェンドによってアスラン機が撃破されてしまう。この件を知ったかつてのクルーゼ隊メンバー,イザーク・ジュールやディアッカ・エルスマンをはじめとする多くのザフトメンバーの中にも議長の作戦行動に対する疑念を持つ者を生んでしまった。この点で言えば,本作戦は,ある種の失敗であったと言えるだろう。 !!関連項目 !!編集者 *あさぎり ---- {{category 用語}} {{category 用語・SEED}} ---- {{lastmodified}} !!ノート ■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]] ※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。