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イヴァースシステム
- [用語]
- 分類：
- 区分：アドバンスド・ジェネレーション
- 出典：機動戦士ガンダムAGE
説明
[Everse System]（EVERyday magnetic-field-dependent SElf-defense System）
強引ではあるが，「日常的磁気依存型自己防衛システム」との訳が当てられている火星圏を居住困難にしているマーズレイへの対応策がイヴァースシステムである。
A.G.164年のラ・グラミス攻防戦後，ヴェイガンに対する怨嗟の念を振り払ったフリット・アスノが，自らのアスノ家に伝わるAGEシステムと伝説に残る技術データベースであるEXA-DBを使い，マーズレイの解決のために尽力し，開発したシステムで，彼の提唱した火星環境改善プロジェクトの下，開発と整備が進められた。
イヴァースシステムは，強力な磁場を生成するための送電施設を火星表面に多数設置し，これに対応する磁場展開装置を内蔵した「マーズフェザー」と呼ばれる無人モビルスーツ部隊を衛星軌道上に多数常駐させ，必要に応じて巨大な磁場を形成させ，火星での磁気嵐の発生を抑制するというシステムである。
マーズレイが発生する原因は，太陽風による磁気嵐であり，これが人体に悪影響を及ぼす微粒子を伴って吹き荒れるため，対応が困難だったのである。
イヴァースシステムでは，太陽風の影響が強まることが予想されると，マーズフェザー部隊を展開させることで，太陽風の影響を押さえ込むことが可能となった。
そして，システムの開発開始から，37年後のA.G.201年，ついにマーズレイが無害化されるに至ったのである。
同年，最後のマーズレイ患者の死亡に伴い，マーズレイによる罹患者の撲滅をみたフリットは，その生涯を閉じたのだった。
備考
関連項目
編集者
[用語]
[用語・ガンダムAGE]
最終更新時間：2015年08月16日 18時10分04秒
ノート
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脚注