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イングレッサ・ミリシャの変更点

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!!!イングレッサ・ミリシャ
*[用語]
//*読み:
*分類:部隊
*区分:[[正暦]]
*出典:[[∀ガンダム]]
!!説明
 [[イングレッサ領]]の組織した[[ミリシャ]]。
 ミリシャ(市民兵)という名称が示すとおり,もともとは各町や村で自発的に運営されてきた自警団を糾合,組織化したもの。
 イングレッサ・ミリシャは,イングレッサの領主であるラインフォード家の主導のもと,急速に進められたもので,ガリア大陸から侵攻してくる可能性があるという建前で編成が行われた。(しかし,その実体は,対ムーンレィスであったことは後に明らかとなる。)なお,ミリシャの組織化に際しては,ラインフォード家は領内の各鉱山に増産を強い,領内の住民には高い税を敷いたことから,一部で強い不満がくすぶることとなった。

 イングレッサ・ミリシャは,イングレッサの領主であるラインフォード家の主導のもと,急速に進められたもので,その設立に際しては,ガリア大陸から敵性勢力が侵攻してくる可能性があるという建前で編成が使われた。(しかし,その実体は,対ムーンレィス戦を想定したもので,この事実は後に明らかとなる。)なお,ミリシャの組織化に際しては,ラインフォード家は領内の各鉱山に増産を強い,領内の住民には高い税を敷いたことから,一部で強い不満がくすぶることとなった。
!歴史
 イングレッサ領におけるミリシャは,先述の通りラインフォード家によって急速に組織化されたものである。これは,ラインフォード家がムーンレィスとの通信手段を有しており,極秘に交渉を行っていたことに端を発する。
 特に領主の子息で次期領主と目されていたグエン・サード・ラインフォードは,ムーンレィスとの交渉に際して,彼らの目的が地球への帰還(逆移住)であることを知ると,その帰還に際して最悪の場合戦端が開かれることを認識し,これに対抗するために戦力の拡充を必要と考えており,領内の工業化を強く押し進めることとなった。
 特に領主の子息で次期領主と目されていたグエン・サード・ラインフォードは,ムーンレィスとの交渉に際して,彼らの目的が地球への帰還(逆移住)であることを知ると,その帰還に際して最悪の場合戦端が開かれることを認識,直ちに様々な手段を講じている。特に,空からの来訪者に対抗するための戦力の拡充を必要と考えており,領内の工業化を強く押し進めることとなった。
 この結果,他の領と比較して極めて軍事的色彩の強い部隊としてイングレッサ・ミリシャは,編成されることとなった。

 正暦{{fn この年号はあくまでもムーンレィス側の年号である点に注意が必要である。}}2345年初夏,ディアナ・カウンターによる地球帰還作戦が実施されると,イングレッサ領首都ノックスでの直接交渉が行われた。
 だが,些細な行き違いから交渉は決裂,ミリシャはディアナ・カウンターとの交戦状態に陥ってしまう。この際,ミリシャ側はディアナ・カウンターとのあまりの戦力差に多くの人員を失い,ノックスは陥落することとなった。(この結果が,ミリシャの機械人形による部隊編成を加速することとなる。)

 このディアナ・カウンターとの緒戦でノックスが陥落し,グエンが行方不明となった際には,ミハエル大佐の独断で[[ルジャーナ・ミリシャ]]と合流,(一悶着はあったものの)各領のミリシャの統合により,対ディアナ・カウンター組織としては,一定の方向性を持たせることにはなるのだが,グエンが復帰すると彼の独断での命令が増え,ミハエル大佐の面子をことごとく潰していくこととなってしまう。この結果,グエンと大佐の間の確執は根深いものとなっていく。
 その後,各地で転戦するも,発掘された宇宙船ウィルゲムをムーンレィス技術者の協力によって修復したことで,打って出ることが可能となったことから,ムーンレィスとの交渉のために月面に赴くこととなった。
 その後,各地で転戦,発掘された宇宙船ウィルゲムをムーンレィス技術者の協力によって修復したことで,打って出ることが可能となったことから,ムーンレィスとの交渉のために月面に赴くこととなった。

 しかし,月面でグエンが秘めた野望をついに発露,イングレッサ領だけではなく地球圏全てを手に入れようとする野望のためにギンガナム艦隊とも手を結び,地球へと攻め込んだ。

 このグエンの暴走に対して,従来から不満を持っていたミハエル大佐らはグエンに反旗を翻した。これにより,イングレッサ・ミリシャは内部分裂し,グエンに反旗を翻したメンバーは月面に置き去りとされたのだった。
 だが,月面でグエンが秘めた野望をついに発露,イングレッサ領だけではなく地球圏全てを手に入れようとする野望のためにギンガナム艦隊とも手を結び,地球へと攻め込んだため,このグエンの暴走に対して,従来から不満を持っていたミハエル大佐らはグエンに反旗を翻すこととなった。
 これにより,イングレッサ・ミリシャは内部分裂し,グエンに反旗を翻したメンバーは月面に置き去りとされたのだった。
 彼らは,ディアナ・カウンターと共に地球に帰還し,グエンの野望の阻止に尽力することとなった。ロラン・セアックの∀ガンダムにギンガナムのターンXが倒されたことで,一連の戦乱は終結,グエンは事実上追放の扱いとなっている。

 その後は,月面との往来が行われるようになり,ミリシャは従来の治安組織的な位置づけへと戻ったと考えられる。

!装備と編成
 イングレッサ・ミリシャの装備は,当時の地球上における各国の装備としては突出しており,一般的な装甲車やトラックと言った陸戦兵器だけではなく,急速に進めた工業化によって,飛行機も装備しているのが特徴となっている。
 陸戦兵器としては,一部に普及しているのみであった自動車をベースとした戦闘車両である「装甲車」が中心となって配備されており,これらによって牽引される高射砲なども開発されている。また,強力な砲を搭載した車両もいくつか存在している。
 航空戦力としては,司令船としての位置づけも持った飛行船や,大型の航空機(ただし,いわゆる複葉機である)や小型の戦闘機も配備が進められていた。

 後に,機械人形(モビルスーツ)がマウンテン・サイクルから発掘されると,これらを整備し,主力として配備していくようになる。これは,ディアナ・カウンターの主力兵器がモビルスーツ(それもかなり強力な機体である)であったため,当初想定していたミリシャの兵器では対応が不可能だったためである。

 全体の作戦指揮はミハエル大佐が務め,前線指揮はヤーニ軍曹に任されるという基本的な指揮系統となっているが,最高指揮官である領主子息グエンによってミハエル大佐の思惑とは異なった命令を受けることも多々あった。(事実上の私兵状態となっていた。)

!ジャラピィ部隊
 イングレッサ・ミリシャの部隊の一つで,キースが売却したフラット(ハイヒールと通称される)のパイロットとなったジョゼフが任された部隊。
 ディアナ・カウンターから奪取したモビルスーツなどで構成されており,貴重な戦力のひとつとなった。

!イングレッサ・ミリシャ第二航空団
 ビシニティの飛行機工場に駐屯する部隊。
 開発間もないヒップヘビーを隊長機に,ブルワン四機から構成される五機編隊が全部で五つ,総計二十五機の機体を保有する。
 パイロットの大半は,ブルワンを最強の戦闘機と言わしめる画期的な新型エンジン,星型空冷シリンダーの開発にも携わったベテラン。

!朝霧急襲隊
 ヒップヘビーによって編成される飛行部隊{{fn スニーカー文庫版に登場。}}。
 ソレイユの爆撃に投入された。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category 用語}}
{{category 用語・∀}}
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{{lastmodified}}
//2011.11.24:イングレッサ・ミリシャ第二航空団
//2017.08.23:朝霧急襲隊
!!ノート
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