アルベルト・ビスト

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[キャラ]

データ

パーソナルデータ
所属	アナハイム・エレクトロニクス
階級	重役
主な搭乗機	無し
年齢	33歳
製作データ
登場世界	宇宙世紀
声優	高木渉

解説

　エコーズに同行してきたアナハイム・エレクトロニクス重役。
　肥え太った頬，二重瞼のぎょろりとした目はベビーフェイスの類いだが，その言動も，無闇に貫禄を湛えた体型も，年齢不詳という表現がこれほどぴたりと来る男もない。
　実際には，ビスト家の嫡男であり，カーディアスの実子で，バナージにとっては，母親違いの兄に当たる。
　もともと性格的に覇気が無く，それゆえにカーディアスから厳しい言葉をかけられたことを逆恨みしており，逆に甘やかす（ように見せかけ実際には利用している）叔母マーサについて行った。この結果，父親殺しを指揮することとなってしまう。

　その後も，マーサの甘言に惑わされていたが，ラプラス上空での遭遇戦の後，オーガスタでのマリーダに対する処遇を見て，心が揺らぎ始める。また，アルベルト自身もマリーダに対して惹かれ始めており，それだけにマーサの行為には，違和感を感じることとなった。
　トリントン基地におけるガランシェール隊の襲撃の際，マーサらと共にガルダにて離脱を計るが，バナージのユニコーンとリディのデルタプラスによって，バンシィが倒され，マリーダも奪われる。また，その際にマーサに事実上置き去りにされたことから，リディによって救出された後，リディをバンシィのパイロットと偽って，ゼネラル・レビルに乗艦。表向きは，マーサに従っているかのように見せるが，実際には，自らの意志で動きはじめていた。
　結果的に箱についてリディと共闘したのだが，マリーダの死，そして箱の真実と父親の思いに築いた結果，ついにはマーサを敵に回すこととなる。
　メガラニカにおける攻防戦では，マーサらを敵に回し，自らのコネクションを駆使して，攻撃を止めさせるために奔走するアルベルトは，既に一人の戦士だった。