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アリアドネ
- [用語]
- 分類:施設・装置・システム
- 区分:P.D.
- 出典:機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
説明
通信及びレーダーの使用が制限されるエイハブ・ウェーブの影響下で,惑星間航行を可能にするためのシステムの総称であり,航路そのものの名称として用いられる用語が「アリアドネ」である。
厄祭戦後はギャラルホルンの管轄下に置かれている。
アリアドネはエイハブ・リアクターを搭載した「コクーン」と呼ばれる自律浮遊する宇宙灯台を,約百万キロ間隔に配置し,それらを道標とする連動型の装置として構成されている。
コクーンはある特定周期のエイハブ・ウェーブを常に発生させているため,航行する艦船はその反応を感知することで,コクーンの位置を特定できる。同時に,コクーン同士も,隣り合うコクーンの位置をエイハブ・ウェーブから常に感知し,自身の座標を把握している。何らかの原因でずれが生じている場合は,エイハブ・スラスターにより座標の調整を自動で行うことができる。
また,コクーン同士が位置を把握している性質を利用し,通信の中継ポイントとしても使用される。コクーン同士を経由し,短距離通信を連続で行うことで,長距離の通信も可能だが,地球〜火星間の通信には数十分の時間を要する。
惑星間航路の重要性
先述したように,この時代惑星間航路はギャラルホルンの監視下にあり,逆に言えばこの航路を利用する限り,ギャラルホルンにその情報が漏れるということになる。
このため,海賊や非合法の商船はギャラルホルンの監視の目が薄いアリアドネの外周ルートを利用し,惑星間航行を行っている。確立された航路を辿らない惑星間航行は危険を極め,安全な航路を確保できる案内人は必要不可欠となっている。
鉄華団がテイワズに後ろ盾を求めたのは,こうした航路の確保が目的のひとつであった。
関連項目
編集者
[用語]
[用語・鉄血のオルフェンズ]
最終更新時間:2016年07月24日 21時13分15秒
ノート
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脚注