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アリー・アル・サーシェス

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アリー・アル・サーシェス

  • [キャラ]

 データ

パーソナルデータ
所属PMCトラスト
階級不明
主な搭乗機イナクトカスタム
(アグリッサ)
ガンダムスローネツヴァイ
アルケーガンダム
年齢35歳
誕生日7月11日
血液型O型
製作データ
登場世界西暦(ガンダムOO)
声優藤原啓治

 解説

 一言で言えば,根っからの戦争屋。戦いを好み戦闘の中でしか生きることのできない男で,ある意味諸悪の根源のひとつ。自らの楽しみのために戦場を渡り歩き,また,必要とあらばテロを起こさせ罪なき人々を殺害することすら何とも思っていない卑劣な人物である。
 なお,「アリー・アル・サーシェス」という名も偽名であり,本名は不明である。

 モラリア共和国PMCトラストに所属しているが,ゲイリー・ビアッジと名前を変えAEUの外人部隊などにも属しており,またソレスタルビーイングを結果的に壊滅に導いた監視者アレハンドロ・コーナーともつながりがあった。

 若い頃には,中東の紛争に介入し,クルジス共和国アザディスタン王国との国境紛争では少年兵を洗脳し,紛争を裏で操っていた。ガンダムエクシアのマイスター,刹那・F・セイエイもかつてサーシェスが牛耳っていたテロ組織「KPSA」に参加していた。また,ガンダムデュナメスのマイスター,ロックオン・ストラトスの家族を奪ったテロの首謀者でもある。さらに,自らに近づいてきた沙慈・クロスロードの姉,絹江・クロスロードも殺害している。
 アレハンドロの手によってソレスタルビーイングのセカンドチームとして紛争介入を開始したチームトリニティをそのアレハンドロの(既に必要なくなったとの)意向から抹殺,ミハエルを射殺後,その機体スローネツヴァイを強奪し,ヨハンのスローネアインを(負傷していたとはいえ)あっさりと撃破する。残るネーナをも抹殺しようとするが,これは介入したガンダムエクシアによって阻止される。(この際に,エクシアは初めてトランザムを解放している。)

 その後,アレハンドロのコネを利用し,最終決戦では国連軍の一員として参加,デュナメスを撃墜する。だが,ロックオンが直接GNアームズから射撃したことでスローネツヴァイは大破し,体の半分を失うほどの重傷を負う。

 しかし4年後,イノベイターの手によって傷を癒したサーシェスは,リボンズの下で行動していた。スローネツヴァイを強化した異形のガンダム「アルケーガンダム」を駆り,アザディスタンを焼き払い,再びソレスタルビーイングのガンダムに襲いかかる。
 数々の戦いでガンダムを圧倒したサーシェスだったが,セラフィムガンダムのトライアルシステムによって乗機であるアルケーガンダムが機能停止。脱出したサーシェスは,かつて殺害したロックオン(ニール・ディランディ)の弟,ライルによって射殺されるのだった。


 その行動原理はシンプルかつ明快なものだが,人間としてみると非常に高い能力を有した人物であることは間違いない。
 ガンダムに比べ明らかに性能が落ちるイナクトで互角の戦闘を展開したり,強奪したばかりのスローネツヴァイを乗りこなすなど,機体への適応性が高い。また,記憶力,分析力,判断力も高く,必要以上に戦闘に介入せず,引くべき時にはさっさと引くため,引きどころを心得ているとも言える人物である。
 このため,彼を駒としたリボンズですら,舌を巻く部分が存在し,状況によっては,「駒にさせてやっている」といった空気すら感じられるほどであった。

 登場作品

/公式・準公式作品/

機動戦士ガンダムOO
機動戦士ガンダムOOF

/非公式作品/

 備考

 ネット上では,「ひろし」,「ぎっちょん」などと通称される場合もある。
 前者は,声をあてている藤原啓治氏が『クレヨンしんちゃん』で主人公・野原しんのすけの父・ひろし役であるため。後者は,「ところがぎっちょん」というセリフから。

 関連キャラ


 関連項目


 編集者


[キャラクタ・あ]
[キャラクタ・ガンダムOO]


最終更新時間:2011年08月15日 16時56分19秒

 ノート

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脚注