アムロ・レイ

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[キャラ]

データ

パーソナルデータ
所属	連邦軍/カラバ/連邦軍
階級	曹長～大尉～中佐曹長→中尉（小説版）
異名	連邦軍の白い悪魔 / 連邦の白い奴 / 白き流星
主な搭乗機	ガンダムリック・ディアス，ディジェリ・ガズィ，νガンダム Ζプラス（A1） Zガンダム3号機メガゼータほか
身長	168cm（U.C.0079）
誕生日	UC0063/11/04
家族構成	父：テム・レイ母：カマリア・レイ
製作データ
登場世界	宇宙世紀
声優	古谷徹

解説

　一年戦争における伝説の戦士。
　連邦軍のモビルスーツ「RX-78-2ガンダム」を駆り，驚異的なスコアを記録，ジオン公国軍兵士からは「連邦軍の白い悪魔」と呼ばれたほどのパイロットとなった。（一方で，連邦軍の戦意高揚のため，「白き流星」とも呼ばれたとされる。
また，父親は連邦軍の技術大尉であるテム・レイで，偶然から父の開発したRX-78-2のパイロットになった。

　元々は，サイド7に暮らすメカいじりが好きな少年であったが，赤い彗星のシャア・アズナブル率いる部隊にホワイトベースが追跡され，サイド7に入港したことから彼の運命は大きく転換する。
　サイド7へと偵察のために侵入した，ザクが一方的な攻撃を始めた結果，偶然にも彼が連邦軍の最新鋭モビルスーツ「ガンダム」のマニュアルを手にすることになってしまったのである。機械工学が趣味であり，自分で自律AIロボット"ハロ"を組み立てるなどの技術があったためか，（一説によると，既に父親のパソコンからデータを盗み出していたためとも言われるが，その点は明らかになっていない）RX-78の運用マニュアルを読むことが可能であったとも思われる。
　サイド7を蹂躙するザクに対しての怒りからガンダムに搭乗し，これを撃破，この成り行きからホワイトベースのパイロットとして以後，戦うこととなる。
　また，ホワイトベースを追撃していたシャアは，以後アムロのライバルとなり，そのシャアとの戦いや，仲間の死など様々な経験によって大きく成長する。
　幾多の戦いの後，ニュータイプとして覚醒，伝説的な戦果を上げる。（一説によれば，MS142機，艦艇9隻ともされているが，MAの記録等，正確なものであるかについては，未だ定説を得ない。）

　一年戦争後は，その能力を自らに向けられることを恐れた連邦政府上層部によって，軟禁状態に置かれ，退役もかなわなかった。そのため，無気力状態で暮らしていたが，エゥーゴ（カラバ）の活動が激しさを増したことで，居場所を失いつつあったフラウ・コバヤシ?がアムロのもとを訪ねたことをきっかけに，軟禁状態からの脱却を決意，カツと共に輸送機を奪い脱走する。
　その後しばらくの間，モビルスーツへの搭乗は拒絶していたが，ベルトーチカとの出会いが刺激を生み，ヒッコリーでシャアを宇宙へ帰すためにリック・ディアスに搭乗，ブラン・ブルタークのアッシマーを撃破し，その腕が未だ鈍っていないことを証明した。
　それからは，ハヤト指揮のアウドムラ部隊で主力として活躍し，ダカール攻防戦ではディジェを駆り，シャアの演説をサポートした。

　この後，彼の詳細な消息は一時的に途切れているが，様々な局面で「アムロ・レイ」の名前は眼にすることができる。しかし，そのいずれもが決定打に欠け，本人であったかどうかについては確証がとれない物ばかりである。
　そのため，アムロには常に影武者説が絶えないのである。実際，影武者であるという事実が確認された事例もあるため，カラバ/エゥーゴが彼の所在を明確にしたくなかった理由があったのではないかと言われている。（その理由の最たる物が，第1次ネオ・ジオン戦争直後から木星圏での不穏な動きを確認し，木星に赴いていた，というものである。）

　その後，ロンド・ベル隊が再編成されるとブライトに請われ，アムロもそれに参加，ブライトの事実上の片腕として，一年戦争以来久々に共に戦うこととなった。
　そして，第2次ネオ・ジオン戦争において，ライバルであるシャアとの決着をつけることとなったのである。
　最終的に，シャアとともにアクシズの破片を軌道上に持ち上げた後，生死不明となる。!ハヤト・コバヤシ
　アムロが，エグムのメンバーがいるアンクル・サムに潜入した際に名乗った偽名。