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アクティブ・スラスター・ユニット

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アクティブ・スラスター・ユニット


 説明

 RX-78GP02Aガンダム試作2号機(サイサリス)の肩部に搭載された推進ユニットの名称。
 ジオン公国軍が開発した初の実戦型モビルスーツであるMS-05ザク以降,モビルスーツの推進ユニットは,背部ランドセルをメインとするのが当然であった。(MS-06R系列のように,脚部が実質メインである機体もあったが,機体推進のためのメインスラスタは共通して背部ランドセルに装着されていたのである。)

 ところが,試作2号機では,設計時に核兵器の運用が決定し,核弾頭の保管場所として通常のモビルスーツではメインスラスタが設置される背部ランドセル部分が設定されたことから,スラスタの割り当てが大きく変更されることとなった。
 当初計画されていた,RX-78系をベースとした設計から,ジオン系の設計を取り込んだプランへと変更され,外見はまさにMS-09を思わせるかのような重厚なものに変化していく過程で,主スラスターの搭載位置も二転三転したものと思われる。
 試作2号機の外観はあくまでもガンダムタイプにすることが求められており,MS-09のような巨大なスカート内にスラスターを配置するといった手法も取れないため,結果的に「機体外」にメインスラスタを配置するという斬新な発想に転換したのである。(発想としては,後にGP-03Sのバインダーに発展するGP-00のコアブースターがその根底にあると思われる。)

 従って,サイサリスの巨大な肩部ユニットは,ザクのようなシールドではなく,一個の独立した機動ユニットとして存在する物なのである。
 このユニットには,露出している1発のスラスタ以外に,ユニット内部にも1発のスラスタが折り畳まれて収納されており,合計4発のスラスタにより見た目以上に機動性が高い機体となった。
 また,従前のMSのような背部へのメインスラスタの配置という枠から外れた結果,柔軟な発想で開発されており,地上ではホバー走行のためのユニットとして活用され,空間戦闘ではそれ自体が稼働することで柔軟な,姿勢制御が可能となった。すなわち,後のAMBACユニットとなるウイングバインダーなどと同じ働きをしていたといえるのである。

 つまり,この技術が誕生したことで,ムーバブル・フレームにおけるAMBAC作動肢の基礎技術が完成したといっても過言ではないのである。

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最終更新時間:2014年11月22日 22時14分12秒

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