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アイリッシュ級宇宙戦艦

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アイリッシュ級宇宙戦艦 / アイリッシュ級宇宙巡洋戦艦

 説明

 グリプス戦役期に開発された艦種で,アナハイム・エレクトロニクスによって開発・建造され,エゥーゴによって運用されたのが本級である。
 一年戦争後,軍備に加わったモビルスーツという兵器体系に対して,連邦軍上層部の硬直化した思想では,なかなか軍備刷新とまではいかなかった。だが,新たなMSを配備しながらも一年戦争当時の僅かな残党に振り回されたデラーズ紛争によって,ようやくMSの重要性を認識し,装備をMSを中心とした運用に変更してきたのである。
 しかし,連邦軍の体質から,積極的に装備が更新されていくという状況にはあらず,既存のサラミス級のMS運用モデルへの改修が中心となったのは,やむを得ないことであろう。

 これに対して,ティターンズは当初からMSを中心とした戦術体系を持って軍備を拡充しており,主力となるアレキサンドリア級重巡洋艦は,早々と運用を開始していたのである。
 反ティターンズ組織として活動を行っていたエゥーゴにとって,ティターンズを上回る効率的な(かつ,象徴的な)装備が必要となっていたのは,こうした情勢下から避けようがかなったのである。

 アイリッシュ級は,エゥーゴが象徴的な意味合いを持って建造した宇宙艦であるアーガマの設計を基本として建造した宇宙戦艦である。
 基本的な設計思想はアーガマと共通するが,回転式の居住区画を廃止し搭載する砲塔数を増やすなど,より戦闘的な艦になっている。(それ故に,「戦艦」なのだろう。)
 また,艦橋や砲配置,推進装置などは,マゼラン級を参考にしたと思われ,高いMS運用能力と,強力な砲撃戦能力を併せ持つ艦である。

 なお,グリプス戦役時に4隻が就航したと言われ,特にアーガマと同時に運用されることが多く,事実上エゥーゴの主力であったラーディッシュは有名である。だが,近年の資料で確認できるグリプス戦役期〜第1次ネオ・ジオン戦争におけるアイリッシュ級の総数は4隻を上回っているため,古い資料で見られる「4隻」という記述は,エゥーゴの活動初期に確保できた第1次生産分であると考えられる。
 実際,その後も地球連邦軍に配備されているアイリッシュ級が確認できており,中にはU.C.0120年代にもその艦影が確認されるなど,相対的に息の長い艦となった。

MSカタパルト

 両舷にカタパルトを有する構造はアーガマ級巡洋艦と同様の構造である。
 ただし,アイリッシュ級では,両カタパルトの間隔は狭くなっており,アーガマ級ほど中央船体部分の幅が広くないことがわかる。
 これは,アイリッシュ級の設計思想である正面投影面積の縮小に影響された部分でもある。

船体構造

 アーガマ級巡洋艦との最大の相違点は回転式の居住部ブロックの廃止である。
 居住性を犠牲にすることで,砲塔数の増加とMS搭載能力の強化が図られている。

設計思想

 先述した通り,アイリッシュ級はモビルスーツ戦を前提とした戦術思想で設計が行われている。
 しかし,同じモビルスーツ戦を想定していながらも,一年戦争当時のジオン公国軍の艦艇とは異なり,連邦軍の戦術思想が残っている部分が多い艦艇である。
 最大の特徴は,モビルスーツ戦を実施しながらも砲撃戦に対応可能なことで,正面に向けての砲撃戦が最も火力が集中されるようになっている。
 こうした艦の構造配置は,その後のクラップ級,カイラム級でもほぼ同様であるため,連邦軍の設計思想として定着したものと思われる。

 登録艦

※1

 明確にアイリッシュ級とはされていないが,扱いは「巡洋艦」となっている。
 劇中の描写・画稿を見た感じそうではないかという判断であり,確定ではない。

※2

 劇中では,「宇宙駆逐艦」とされているが,GジェネレーションFの解説では,アイリッシュ級となっているため,アイリッシュ級と確定させたもの。

 関連項目


 編集者


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最終更新時間:2015年10月12日 21時03分26秒

 ノート

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脚注