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〔ZM-S09G〕トムリアット偵察タイプ随伴機

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トムリアット偵察タイプ随伴機

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号ZM-S09G
兵器区分地上戦用可変型量産モビルスーツ
所属ザンスカール帝国軍
パイロットザンスカール帝国兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品V-MSV
参考文献新MSVハンドブック

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高15.8m
本体重量8.6t
全備重量20.7t
ジェネレータ出力5440kw
スラスタ推力10630kg x2,7840kg x2
スラスタ総推進力36940kg
アポジモーター数29
装甲材質チタン合金ネオセラミック複合材

※スペックは一般的なトムリアットのもの。

 武装

ビームサーベル/トマホーク

ビームライフル

バルカン

ビームローター

4連マルチポッド

2連マルチポッド

マルチバズーカ

 概要

 ZM-S09G《トムリアット》は,ザンスカール帝国軍が開発・運用した地上用の可変モビルスーツである。
 既に実戦投入されていた,地上用可変モビルスーツである,ZM-S08G《ゾロ》の後継機として開発された機体で,諸々の事情から,分離・合体機構を採用したゾロに対して,単機での可変機構を採用したことから,機体強度と運用面での容易さはゾロを上回っており,地上戦の戦術思想が後に激変するまでは,ザンスカール帝国軍の戦線を支え続ける重要な機体となった。

開発コンセプトと特徴

 トムリアットは,ゾロの欠点を解消するために開発された機体であるといって間違いでは無い。
 ゾロは,本来空間戦闘用の機体であった,ZM-S06S《ゾロアット》を陸戦運用するにあたり,従来のサブ・フライト・システム(S.F.S.)に頼らない,行動範囲の獲得のために可変システムによる単独での飛行能力を付与する形で開発された機体である。その試作機段階では,可変機構を有さず,背部に大型のビーム・ローターを装着した形での運用が想定されていたものの,運用上のトラブルとザンスカール帝国軍の地上での運用思想によって,ヘリコプターモードへの可変機構が組み込まれたものである。(これは,ヘリコプタータイプの機体が,占領地維持において有効であったことも理由となっている。)

 しかしながら,ゾロは,分離・合体機構を搭載したが故に,機構面での複雑化と運用上の困難も抱え込むこととなった。特に,上半身(トップターミナル)からの遠隔誘導で運用される下半身(ボトムターミナル)が,その運用システム上,トップターミナルの近傍に位置づけられる上,無人機であるため,敵勢力(ゲリラ等含む)の攻撃に晒されやすく,これが撃破されてしまうと,モビルスーツ形態への変形が不可能となる問題点を抱えていた。
 また,火力面でもトップターミナルは心許ないもので,爆撃用ユニットなどの装着はボトムターミナルに依存している状況であった。
 こうしたゾロの問題点の解消のためにトムリアットでは,単体でのヘリコプターモードへの可変機構を採用したのである。

 トムリアットは,可変機構こそヘリコプターモードを採用したいかにも重力下仕様(というよりも大気圏内仕様)という機体であるが,実のところ空間戦闘にも対応した汎用型の機体である。(型式番号が地上型のものとなっているのは,主運用領域が地球上であるためである。)
 実際,ラゲーン基地へと本機を用いて赴任したピピニーデン隊は,トムリアットによる単独での直接赴任を行っており,軌道上から大気圏突入を行っている。また,アーティ・ジブラルタルから宇宙へと上がったクロノクル・アシャー大尉は,その後,補給無しで連邦軍との戦闘に参戦し,連邦軍のバグレ隊旗艦の撃沈という戦果を挙げている。

 後に,ザンスカール帝国軍の陸戦モビルスーツの運用思想は一変するが,その状況下においても改良型である,ZM-S27G《ドムットリア》が運用されていたことなどは,本機の完成度が高いレベルにまとまっていたことを示していると言えよう。

運用

 本機は,トムリアットの特殊任務用バリエーション機と言うべき機体で,偵察任務用に改良されたZM-S09GE《トムリアット偵察タイプ》の任務に随伴するための機体として改修が行われた機体である。
 背部スラスタノズルなどが消音設計の物に変更されており,より隠密性が高まっているのが特徴であるが,機体そのものはほぼ通常型のトムリアットと同型である。

 引用

新MSVハンドブック(抜粋)

 偵察行動は,基本的にEタイプ1機と随伴機(こちらも改良型)が2機の3機で編成を組む。主にへリ形態のまま行動することが多かった。

 備考


 関連項目

 編集者


[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・V-MSV]


最終更新時間:2015年12月13日 17時37分05秒

 ノート

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脚注