トップ 差分 一覧 Farm ソース 検索 ヘルプ ログイン

〔ZM-S09G〕トムリアット

お願い

  ■検索等で初めて来訪した方は,注意書き等を必ずご覧になってください。
  ■Wiki項目への直接リンクは避けるようお願いします。→<必読>  頻繁に項目変更が行われる関係上,直リンクはエラーのもととなります。
  ■あまりにマナーの悪い人がいましたので,一部項目にアクセス禁止処理を行いました。
  ■極めて短時間で集中的アクセスを行ってるIPについては,終息の目処が立たなかったためアクセス禁止処理を施しました。解除申請は本家掲示板にて。

ユーザーファイル入口

トムリアット

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号ZM-S09G
兵器区分地上戦用可変型量産モビルスーツ
所属ザンスカール帝国軍
パイロットアルベオ・ピピニーデン
ルペ・シノ
ザンスカール帝国兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動戦士Vガンダム
参考文献GUNDAM WAR
Gジェネレーションポータブル ほか

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高15.8m
本体重量8.6t
全備重量20.7t
ジェネレータ出力5440kw
スラスタ推力10630kg x2,7840kg x2
スラスタ総推進力36940kg
アポジモーター数29
装甲材質チタン合金ネオセラミック複合材
黒歴史コード04-3145075(MS形態)
黒歴史コード04-4843066(MA形態)

 武装

ビームサーベル/トマホーク

ビームライフル

バルカン

ビームローター

4連マルチポッド

2連マルチポッド

マルチバズーカ

 概要

 ZM-S09G《トムリアット》は,ザンスカール帝国軍が開発・運用した地上用の可変モビルスーツである。
 既に実戦投入されていた,地上用可変モビルスーツである,ZM-S08G《ゾロ》の後継機として開発された機体で,諸々の事情から,分離・合体機構を採用したゾロに対して,単機での可変機構を採用したことから,機体強度と運用面での容易さはゾロを上回っており,地上戦の戦術思想が後に激変するまでは,ザンスカール帝国軍の戦線を支え続ける重要な機体となった。

開発コンセプトと特徴

 トムリアットは,ゾロの欠点を解消するために開発された機体であるといって間違いでは無い。
 ゾロは,本来空間戦闘用の機体であった,ZM-S06S《ゾロアット》を陸戦運用するにあたり,従来のサブ・フライト・システム(S.F.S.)に頼らない,行動範囲の獲得のために可変システムによる単独での飛行能力を付与する形で開発された機体である。その試作機段階では,可変機構を有さず,背部に大型のビーム・ローターを装着した形での運用が想定されていたものの,運用上のトラブルとザンスカール帝国軍の地上での運用思想によって,ヘリコプターモードへの可変機構が組み込まれたものである。(これは,ヘリコプタータイプの機体が,占領地維持において有効であったことも理由となっている。)

 しかしながら,ゾロは,分離・合体機構を搭載したが故に,機構面での複雑化と運用上の困難も抱え込むこととなった。特に,上半身(トップターミナル)からの遠隔誘導で運用される下半身(ボトムターミナル)が,その運用システム上,トップターミナルの近傍に位置づけられる上,無人機であるため,敵勢力(ゲリラ等含む)の攻撃に晒されやすく,これが撃破されてしまうと,モビルスーツ形態への変形が不可能となる問題点を抱えていた。
 また,火力面でもトップターミナルは心許ないもので,爆撃用ユニットなどの装着はボトムターミナルに依存している状況であった。
 こうしたゾロの問題点の解消のためにトムリアットでは,単体でのヘリコプターモードへの可変機構を採用したのである。

 トムリアットは,可変機構こそヘリコプターモードを採用したいかにも重力下仕様(というよりも大気圏内仕様)という機体であるが,実のところ空間戦闘にも対応した汎用型の機体である。(型式番号が地上型のものとなっているのは,主運用領域が地球上であるためである。)
 実際,ラゲーン基地へと本機を用いて赴任したピピニーデン隊は,トムリアットによる単独での直接赴任を行っており,軌道上から大気圏突入を行っている。また,アーティ・ジブラルタルから宇宙へと上がったクロノクル・アシャー大尉は,その後,補給無しで連邦軍との戦闘に参戦し,連邦軍のバグレ隊旗艦の撃沈という戦果を挙げている。

 後に,ザンスカール帝国軍の陸戦モビルスーツの運用思想は一変するが,その状況下においても改良型である,ZM-S27G《ドムットリア》が運用されていたことなどは,本機の完成度が高いレベルにまとまっていたことを示していると言えよう。(型式番号上では,ザンスカール帝国軍が開発した最後の量産型モビルスーツがドムットリアであることからも,本機の系譜がザンスカール帝国において大きな意味を持っていたことが判るだろう。)

運用

 本機の運用において最も著名な事例は,アルベオ・ピピニーデン率いるピピニーデン隊が知られている。彼らは,ロールアウト後,ラゲーン基地に赴任するとその高度な連係攻撃によって,「ピピニーデン・サーカス」の異名を頂戴するほどであった。

 引用

GUNDAM WAR 新世紀の鼓動 ザンスカール帝国 U-Z3

 ベスパのMS。ゾロに続く地上用可変MSで,単機でヘリ形態に変形できる他,各性能が大幅に向上している。ピピニーデンの部隊が使用,連係攻撃で,ウッソのVガンダムを追い詰めた。

 備考


 関連項目

 編集者


[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・V]


最終更新時間:2015年12月13日 02時02分09秒

 ノート

本項目に追加情報を記載する
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。

脚注