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〔ZM-S06G〕ゾリディア改

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ゾリディア(武装強化型) / ゾリディア改

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号ZM-S06G
兵器区分汎用量産型モビルスーツ重力下仕様
所属ザンスカール帝国軍
パイロットザンスカール帝国兵
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品V-MSV
参考文献GUNDAM WAR
新MSVハンドブック ほか

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高14.7m
本体重量9.8t
全備重量20.9t
ジェネレータ出力5440kw
スラスタ推力60800kg x1,20170kg x1
アポジモーター数35
装甲材質チタン合金ネオセラミック複合材

※スペックは,標準的なゾリディアのものである。

単眼式デュアルセンサー

 複眼式であったデュアルセンサーを,大気圏内での運用に適した単眼式のセンサーに換装。広い視界を得た。

メインスラスター

 地上戦用にゲドラフのジェネレーターに換装。
 地上戦において,強力なパワーを生み出す。

ハードポイント×2

 武装

胸部バルカン砲×2

ビーム・ライフル

ビーム・サーベル×2

ビーム・シールド

肩部スパイクアーマー

 強度的に優れ,軽量なものが格闘戦用に採用された。
 特にスパイクアーマーは,格闘戦で強力な武器となる。

ビームストリングスユニット

 ゾロアットの固定武装であるビームストリングスを,背部ハードポイントに搭載し,攻撃力を向上させた。

ガトリング砲

 ゾロのボトム・ターミナル用のガトリング砲をハードポイントに装備。
 大口径の実体弾が持つ破壊力は,目を見張るものがある。

 概要

 ZM-S06G《ゾリディア》は,その型式が示す様にZM-S06S《ゾロアット》の地上戦仕様として開発されたモビルスーツである。
 ザンスカール帝国軍は,その権勢拡大に際して,主力機として位置づけたゾロアットを中心に各種局地戦仕様機・特務用途機を建造するという方法論で様々な機体を生み出している。(ただし,実質的に成功したと言えるのは,ZMT-S12G《シャッコー》,ZMT-S14S《コンティオ》など少数の機体のみにとどまっている。)
 ゾリディアは,こうした新規の機体を開発するのではなく,ゾロアットそのものを地上戦に対応した機体として再設計するという方法論が採られたものである。

 実のところ,ザンスカール戦争当時,ザンスカール帝国軍が地上戦に大規模投入した機体は,ゾリディアが初ではない。同じゾロアットベースで開発されたZM-S08G《ゾロ》が存在しているのである。
 ゾロは,ザンスカール帝国の技術陣によって開発されたビーム・ローターを搭載した飛行可能なモビルスーツであったが,さらに分離可変機構を組み込んだことで,上半身がヘリコプター形態,下半身が爆撃機形態に可変する機能を有した機体であった。
 この機能により,ゾロは征圧戦に向いた機体となり,ザンスカール戦争序盤においてザンスカール軍の地上における橋頭堡の確保に大きな成果を挙げたのである。
 その後,下半身ユニットを狙われる事による損害を防ぐために単体での可変機構へと変更されたZM-S09G《トムリアット》が開発され,陸戦での主力機としてゾロとともに配備されていったのである。

 しかし,連邦との停戦の後,ザンスカール帝国軍の戦術ドクトリンは大幅に変化していた。すなわち,従来のビーム・ローターによる空戦を主体とするのではなく,新型のサポートユニットである《アインラッド》や《ツインラッド》を中心とした戦術に転換したのである。

 ゾリディアは,ビーム・ローターの運用は不可能ではないが,基本的にアインラッドとの連動を想定して開発された機体である。
 アインラッド運用時の弱点である側面を強化するために,強力なビーム・シールドを採用し,主兵装をビーム・ライフルとしている。
 また,格闘戦を想定し,ゾロアットの初期型で採用されていたスパイクアーマーを再び採用している。併せて空間戦闘用の装備であるビーム・ストリングスは廃止されている。
 頭部のデュアルセンサーを1ブロックで構成される大型のものに換装,これにともない電子兵装の冷却用エアダクトも大型化されている。
 また,各部のノズルもメインテナンスのフリー化と妨塵を考慮して閉じられている。(使用時にノズルカバーが開く方式となっている。)
 基本構造はゾロアットと変わっていないが,宇宙用の機器を一部取り外し,その分ジェネレータ出力を大きなものに換装してあるため,機能的には旧来からのゾロアットとは比較にならないほど機動性が高まっているのが最大の特徴とも言えるものとなった。

 地上戦において高い戦闘力を発揮するゾリディアは,その前身であるゾロアットの完成度が高かったことを証明したこととなったのである。
 なお,本機は運用部隊ごとに様々なバリエーションが存在しており,厳密なバリエーション数は把握できない。

ゾリディア改

 ゾリディアの武装強化型として用意されたもので,アインラッド放棄後のゾリディアの戦闘力の低下を補うために既存の兵器を効率よく運用するためのサポートアームが開発されたことで,それを装備したゾリディアをこのように呼称するようになった。
 一般的には,腰部にガトリングキャノン,背部にビームストリングスを装備する。(ただし,ストリングスの地上での運用効率については疑問があり,場合によっては宇宙とは全く異なった運用がなされたはずである。)

 引用

GUNDAM WAR 流転する世界 ザンスカール U-Z96

 ゾロアットを地上用に改装したゾリディアを発展改良した試作MS。ゾリディアの開発記録においてその名が確認できるのみであり,具体的な性能など,その詳細は明らかになっていない。

 備考

 名称については,1/144キットHQ MSVゾリディアで触れられた。

 関連項目


 編集者


[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・V-MSV]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年11月06日 22時07分18秒

 ノート

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脚注