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〔ZGMF-X10A+METEOR01〕フリーダム(ミーティア装備)

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フリーダム(ミーティア装備)

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号ZGMF-X10A+METEOR01
兵器区分殲滅型対モビルスーツ戦用モビルスーツ
所属ザフト→三隻連合
パイロットキラ・ヤマト
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED DESTINY(レストア機)
参考文献1/60 プラモデルインスト
1/144 コレクションシリーズインスト
1/144 コレクションシリーズ初回特典冊子
BB戦士インスト
1/144 HGインスト
電撃HobbyMagzine
HobbyJapan
GUNDAM WAR
MIAデータシート
データコレクション・ガンダムSEED
Newtype
ガンダムエース
GUNDAM FACT FILE
Gジェネレーションポータブル ほか多数



 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高18.03m
本体重量Unknown
全備重量Unknown
重量71.5t
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
Height18.03m[1]
Weight71.5t[2]
Capacity8826kw[3]
E.BatteryNUCLER-Re[4]

 武装

MMI-GAU2ピクウス 76mm近接防御機関砲 x2

 頭部に装備された,マイウス・ミリタリー・インダストリー製のCIWS。
 主に防御用だが,戦闘にも十分耐えうる破壊力を持つ。

MA-M01ラケルタ ビームサーベル x2

 左右腰部に装備されたビームサーベル。
 TMF/A-803で実用化された物を改良強化した長刀身の斬撃兵器。2本の柄部分を連結してスピアーとして使用することもできる。

M100バラエーナ プラズマ集束ビーム砲 x2

 背部バインダー翼に収納されている2門の高出力プラズマカノン。
 フリーダムの最強の兵器であり,ランチャーストライクガンダムの「アグニ」に匹敵する威力を持つ。

MMI-M15クスィフィアス レール砲

 左右腰部のレールガン。
 オリジナルはデュエルガンダムアサルトシュラウドの「シヴァ」と同系統の物。それを更に強化改造し,より強力な必殺兵器へと昇華させた。

MA-M20ルプス ビームライフル x1

 マティウス・アーセナリー製。X10A,X09Aの兵装として初めて実用化された携帯型ビームライフル。
 核エンジンからのエネルギー供給によってGAT-Xシリーズ等のそれを凌駕する高出力を誇る。

対ビームシールド

 ローラシア級戦闘艦などの外装技術を転用し,完成された軽量かつ超硬度の盾。表面には耐ビーム兵器用処理が施されている。

60cm エリナケウス艦対艦ミサイル発射管

 ミーティアに用意されている武装。
 機体各所に多数装備されたミサイル発射口,広範囲の標的を多数同時に狙うことが出来る。発射管は,スタビライザーに6基本(2x3),サイドユニットに44基(22x2)装備されている。

MA-X200 ビームソード

 ミーティアに用意されている武装。
 前部アームユニットに設置されている超大型のビーム・サーベルで,120cm砲の砲門先端から伸び,アーム部が動くことで戦艦をも一刀両断することが可能となっている。

120cm 高エネルギー収束火線砲

 ミーティアに用意されている武装。
 左右アーム部の先端に装備された高出力の巨大ビーム砲。戦艦級の口径と破壊力は核動力により初めて実現された。現在のMSにおける最強の威力を誇る。

93.7cm 高エネルギー収束火線砲

 ミーティアに用意されている武装。
 火力よりも連射力で威力を発揮するビーム砲。ミーティアの武装の中では比較的威力が低いが,一撃でMSを破壊するには十分な火力を誇る。

 概要

 ZGMF-X10A《フリーダム》は,CE.71年のいわゆるヤキン・ドゥーエ戦役において,ザフトが開発したモビルスーツである。
 クルーゼ隊によって鹵獲された地球連合軍の開発したGAT-Xシリーズを参考に,戦線の進行とともに開発三局が合同で設計したZGMF-600《ゲイツ》をベースに,GAT-Xシリーズから得られた各種技術を導入することで開発が進められたものである。
 元々,ゲイツは量産のために突出した機能を切り捨てることで安定した機体となっていたがその基礎設計は極めて高性能なものであった。フリーダム(およびZGMF-X09A《ジャスティス》)は,単機で突出した性能をもった,いわば「オンリーワン」の機体としてこの設計案をベースに,極限まで戦闘力を突き詰めた機体として設計が進められたのである。
 実は,同時期に開発が進められていたXナンバーの機体(すなわち,X11A,X12A,X13Aを含む機)は,連合のGAT-Xシリーズのコンセプトを踏襲しているといえ,本機フリーダムは,GAT-X103《バスター》の砲撃戦仕様に高機動戦能力を加えたものと考えることができる。(より厳密に言えば,連合で廃案となったIWSPストライカーに近い発想でプランニングされていることが分かる。)
 しかし,IWSPでは消費電力の大きさからその実現が断念されたのに対して,本機では核エンジンを搭載することでこの問題を解決しているのである。(ちなみに,フリーダムとジャスティスの素案として試作されたYFX-600R《火器運用試験型ゲイツ》では,電力消費については解決出来ていない。)

 この核エンジンの搭載については,ニュートロン・ジャマー・キャンセラーが無ければ実現不可能であったが,戦局が逼迫したザフトは,ついにこの技術を解禁し,実戦投入を前提とした機体に搭載したのである。(これにより,フリーダム,ジャスティスは,事実上フェイズシフトダウンが起こらない機体となった。とはいえ,非稼働時は当然フェイズシフトダウン状態である。)

 これらの,いわば「ザフト製ガンダム」の開発は,パトリック・ザラの肝いりで進められたと言われ,Nジャマー・キャンセラーの搭載もパトリックが決定したと言われている。前線に投入する機体にこういった戦局を左右しかねない技術を投入するということは,それだけザフトも逼迫していたということである。
 こうした技術は,搭載機が鹵獲,あるいは破壊された時点で,技術漏洩し,自軍が不利になることははじめから明らかである。この点で言えば,X09A,X10A,X11A,X12A,X13Aという核エンジン搭載機は,これらに搭載された技術が連合に流出した時点で血のバレンタインが再び起こる可能性が格段に高くなる諸刃の剣であったと言えるだろう。(様々な理由から「ナチュラル殲滅」に意識が偏りすぎたパトリックは,この点の判断を誤ったといっても間違いではない。とはいえ,実際には別ルートでNジャマー・キャンセラーの技術は連合に漏れてしまうのだが…。)

 こうして完成したフリーダム,ジャスティスは,まさにザフトの剣として用いられるはずであった。
 だが,パトリック・ザラの思惑が実現することはなかったのである。

 フリーダムは,ザフトに食い込んでいたクライン派の手引きにより,キラ・ヤマトの手に渡り,ザフトでもない,連合でもない第三の勢力,三隻連合によって運用されることとなった。ジャスティスもまた,パトリックの考えに疑問を持ち始めた彼の息子,アスランによって三隻連合へと持ち込まれてしまうのである。

 その後,歴史の表舞台は,連合とザフトの痛み分けによる停戦という形を迎えたが,その裏舞台では,スーパーコーディネイターであるキラと,コーディネイターになれなかったクローンであるラウ・ル・クルーゼの駆るZGMF-X13A《プロヴィデンス》による一騎打ちが行われていた。クルーゼは,その怨嗟から,戦いそのものの拡大を望んでおり,Nジャマー・キャンセラーの情報を連合にながすなど,まさに人類滅亡を望むかの行動を繰り返していた。真なる黒幕とも言うべき彼を止めることで,戦いそのものが終末戦争化することは回避できたものの,煽り立てられたナチュラルとコーディネイターの対立の火種は,小さくなることはなかった。

 なお,この際に大破したフリーダムは,極秘裏に回収され,アークエンジェルとともに修復されることとなった。オーブの秘密ドックに隠匿されたフリーダムは,C.E.73年の停戦解除に際して,再起動したものの,ザフトの新型モビルスーツ,ZGMF-X42S《デスティニー》によってついに破壊されるのである。

ディアクティブモード

 フリーダムのPS装甲が稼働していない状態のこと。
 通常,戦闘状態に突入していると,核エンジンの稼働によりこの状態になることはない。
 ただし,駐機状態やメンテナンスモードの際には,核エンジンが稼働する/しないに関わらずPS装甲への電力供給がカットされ,ディアクティブモードへと移行する。

ハイマットモード

 大気圏内で翼を展開した状態。
 フリーダムは通常の状態でも飛行能力を有するが、ドッグファイトではこの形態を使用し,より俊敏な機動性を得る事が出来る。
 なお,ハイマットとは,「HIGH Maneuver Aerial Tactical」の略で,高機動空戦モードと訳される。

ハイマットフルバースト(モード)

 背部ウイングを展開し,さらに腰部/背部のレールガンを展開したモード。

ミーティア装備

 《ミーティア》は,フリーダムとジャスティスの強化を図って開発された大型武装モジュールで,通常はエターナルの艦首に装着されている。
 全長100メートル弱という小型艦艇並みの機体は,後方の大型エンジンブロックと前方に2門装着された高エネルギー収束火線砲で構成されており,ドッキングすることで,モビルスーツをいわば小型の武装宇宙艇として機能させるものである。
 とはいうものの,実際にはモビルスーツの武装機能の拡充が前提の装備であり,これを装備することで,全武装を発射した時の破壊力は,戦艦の一斉射撃と同程度かそれ以上である。また,大出力のスラスターの総推力により,巨体の割に高い機動性を持ち,装備されている大型ビーム・ソードは戦艦を真っ二つにする程の威力を誇っており,単機で戦局を変えうる機体として位置づけられるものとなっている。

 引用

GUNDAM WAR -EXTENSION BOOSTER- SEED U-S151

 エターナル艦首に装備された,補助兵装ミーティアを装備した状態。単機で戦況を一変させる戦略兵器で,ヤキン・ドゥーエ攻防戦において,両軍の兵士達にその圧倒的な戦力を見せ付けた。

 備考

設定の変化

 フリーダムは,時期により設定の変化が激しい機体となっている。
 このため,実際の資料と相異する部分もあるが,この点は注釈を参照してほしい。

正式名について

 他の機体同様,ガンダムSEEDにおいては,「ガンダム」と命名された機体はなく,厳密には「フリーダム」が機体名称である。

型式番号について

 型式番号は,ZGMF-X10Aと「ワン・ゼロ」と表記されているが,呼称上は「ワン・オー」と呼称されている。

スペックについて

 ジェネレータ出力:8826 kWという表記も見られるが,出典は不明(^^;
 劇中表記にて確認されているが,画像はフリーダムだが,ZGMG-X09Aと型式をミスしている。

頭部刻印について

 頭部アンテナ基部には,「DIECI」の刻印が見られる。
 これは,ザフト開発の機体の10番目ということらしい。(ちなみに,初号機であるジンを除いた,シグー,ディン,ザウート,バクゥ,グーンの第1期シリーズ,ゲイツ,ラゴゥ,ゾノの第2期シリーズの8種に加え,X09Aジャスティスの9機がカウントされる。)
 なお,連合の新GAT-Xシリーズにも刻印がなされているが,これは連合側のGAT-Xナンバーの完成機の連番らしい。

自由

 他の機体同様,ガンダムタイプは,単語型の命名であるため単に「自由」と表記される場合も多い。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・SEED]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年10月30日 19時57分43秒

 ノート

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脚注

  • [1]劇中表記
  • [2]劇中表記
  • [3]劇中表記
  • [4]劇中表記