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ジャスティス / ジャスティスガンダム
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | ZGMF-X09A |
兵器区分 | 核エンジン搭載型モビルスーツ |
所属 | ザフト→三隻連合 |
パイロット | アスラン・ザラ |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
参考文献 | GUNDAM WAR 機動戦士ガンダムSEEDスペシャルプラモブック 1/144プラモインスト Newtype HJ別冊 機動戦士ガンダムSEED MODELS Vol.4 GジェネレーションDS Gジェネレーションポータブル MIA データシート 0074 1/144 コレクションシリーズ フリーダムガンダム 初回特典 ガンダムSEED パーフェクトブック2 ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 18.56m |
Height | 18.56m[1] |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 75.4t[2] |
全備重量 | Unknown |
重量 | 75.4t |
Weight | 75.4t[3] |
ジェネレータ出力 | Unknown |
Capacity | 8826kw[4] |
E.Battery | NUCLER-Re[5] |
スラスタ推力 | Unknown |
武装
MMI-GAU1サジットゥス・20mm近接防御機関砲×4
RQM51パッセル・ビームブーメラン×2
MA-M20ルプス・ビームライフル
MA-M01ラケルタ・ビームサーベル×2
ラミネートアンチビームシールド
MA-4Bフォルティス・ビーム砲×2
ファトゥム‐00の搭載武装。
M9M9ケルフス・旋回砲塔機関砲×2
ファトゥム‐00の搭載武装。
GAU5フォルクリス・機関砲×4
ファトゥム‐00の搭載武装。
概要
ZGMF-X09A《ジャスティス》は,ザフトが開発した新型モビルスーツである。
いわゆる「ザフトガンダム」として,地球連合の開発したGAT-Xシリーズのデータを反映させた新たなモビルスーツシリーズとして開発された機体である。
ZGMF-X10A《フリーダム》と同時期にロールアウトしたジャスティスは,プラントの命運を担う機体として最高評議会議長パトリック・ザラの肝いりで開発された機体であるが,実際にはザフトの手を離れ,両軍に対する抑止力のひとつとして機能した結果,いわゆるヤキン・ドゥーエ戦役の停戦において,大きな役割を果たすこととなった。
開発経緯
ジャスティスは,先述した通り,プラントの命運を担う機体として,開発が進められた機体でコーディネイターとプラントが真の自由,真の正義を勝ち取るための旗印として,「フリーダム」とともに「ジャスティス」の名を与えられた。
開発ベースとなった機体はZGMF-600《ゲイツ》で,これをベースに突出した性能を持った機体を開発することを目的に,既存のザフト系モビルスーツの技術のみならず,連合より入手したGAT-Xシリーズの各種技術データ(PS装甲や高出力ジェネレーター,ビーム兵器など)を反映させた機体として設計が行われている。このため,従来の開発局ごとの開発プランではなく,各開発局が統合された形で開発を行っている。
設計プランもマイウス・ミリタリー・インダストリー(MMI)やマティウス・アーセナリー(MA)などから提出された複数の武装プランをほぼ全て導入するという贅沢なものとなっていた。
しかし,テスト機として建造されたYFX-600R《火器運用試験型ゲイツ改》は,稼動時間の極めて短い実用にならない機体となってしまっており,「装備に対しての機体動力の圧倒的パワー不足」が露呈してしまったのである。
この点を解決するためにプラントでは一種の禁じ手を導入することとなる。
連合の核攻撃によってユニウス・セブンを失ったことをきっかけとして開発・投入されたニュートロン・ジャマーの効力を打ち消すためのニュートロン・ジャマー・キャンセラーの投入を決定したのである。これによって,核エンジンを搭載することが可能となったフリーダムとジャスティス(実際には,当時開発されていた他のZGMF-Xタイプも含む)は,ほぼ無尽蔵の活動時間と常時稼働のPS装甲などを得ることとなったのである。
これは,フリーダムとジャスティスが当時のモビルスーツとしては最強の名を冠するに相応しい機体であったと言えると同時に,情報漏洩によって連合側がニュートロン・ジャマー・キャンセラーを得ることで,再び核攻撃の危険性が生じることとなったのである。(実際,後日プラントは核攻撃を行われることとなった。これは,ザフト側からの情報流出がきっかけであり,その意味では一部技術者が懸念していたことが現実になった,といえるだろう。)
機体の外観は,パイロットとなったアスラン・ザラがヘリオポリス以降乗機としたGAT-X303《イージス》に似たものとなっているが,その機体特性で言えば,GAT-X102《デュエル》やGAT-X207《ブリッツ》に似た部分もある。無論,イージスの指揮管制能力はジャスティスにも引き継がれており,この点で言えば,GAT-Xシリーズの良いとこ取りということもできる。
いずれにせよ,ジャスティスとフリーダムの2機は,戦場の支配力という点ではずば抜けた能力を持った機体であり,プラントにおけるモビルスーツの集大成としてひとつの到達点に達したものである,ということはできるだろう。
運用
ジャスティスは,クライン派によるフリーダム強奪事件の勃発に際して,これを追撃することを求められたアスランに与えられた機体である。
パトリック・ザラは,自らの息子であるアスランを信頼できる人間として最強とも言われる機体を与えたのであったが,オーブにおける一連の連合とオーブ軍(アークエンジェルを含む)の戦闘を見たアスランは,戦争を引き起こす悪意を感じることとなる。
これをきっかけにキラと再会したアスランは,戦争を終わらせることを決意,アークエンジェルとともに宇宙へと帰還する。
その後,ラクスらと合流した後は,エターナルを母艦として両軍の戦闘に介入することとなった。
ジェネシスを巡る最終決戦では,ジェネシスの発射を阻止すべく炉心部に突入,本機を自爆させて発射の阻止に成功している。
引用
GUNDAM WAR 宿命の螺旋 SEED U-S54
ザフト軍の新型MS。背部のリフターは分離してサブフライトシステムとして活用可能。国防委員会直属の特務部隊として,フリーダムの奪還を命じられたアスラン・ザラの乗機となった。
備考
型式の呼称について
型式番号は,ZGMF-X09Aと「ゼロ・ナイン」と表記されているが,呼称上は「オー・ナイン」と呼称されている。
名称について
厳密には,「ジャスティス」が機体名称である。
関連項目
編集者
[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・SEED]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2016年10月29日 11時49分24秒
ノート
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脚注