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ルドルフ・ヴィトゲンシュタイン専用グフイグナイテッド
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | ZGMF-2000 |
兵器区分 | 汎用量産型モビルスーツ |
所属 | ザフト |
パイロット | ルドルフ・ヴィトゲンシュタイン |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 アレンジ:不明 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS |
参考文献 | 電撃HobbyMagazine 2007/12 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 19.2m[1] |
全高 | 17.40m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 72.13t[2] |
全備重量 | Unknown |
重量 | 72.13t |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
製造 | マティウス・アーセナリー |
バックパック
機体背面に固定装備されたフライトユニット。
翼自体にもブースターを内蔵することにより,重量級の機体にディン並みの機動性をもたらせた。
武装
MA-M757 スレイヤーウィップ
左右両手首に装備された超弾性鋼を主として作られた鞭。一種の奇想兵器ではあるが最新機体であるガイアガンダムとの戦闘を見る限りかなり有効性の高い兵器であるらしい。
打撃の他にも敵を捕獲した後に高周波による超振動を叩き込み大ダメージを与えるという荒技も持つ。
高周波振動時にはYMAF-X6BD《ザムザザー》のヴァシリエフ同様に赤く発光する。
MMI-558テンペスト ビームソード
銃機の老舗MMI(マイウス・ミリタリー・インダストリー)が,同じく重斬刀の老舗であるMA(マティウス・アーセナリー)に挑むかのように開発したビーム剣シリーズの逸品。
普段はシールドに収納されているが,戦闘時は中央がスライドし長剣となる。
ソードインパルスのエクスカリバーと同じくレーザーの刃と実刃の切っ先を持つがこちらは両刃である。
M181SE ドラウプニル 4連装ビームガン
左右腕部に配された4連装のビームガン。小口径であり有効射程も短いが連射性に優れたビーム機関砲。
接近戦に於いてその本領を発揮するグフの格闘技術体系(剣技からの連携など)には無くてはならない装備である。
シールド
左腕にバインドされた衝角付ビームコーティングシールド。
テンペストの鞘でもあるが,格闘戦を得意とするグフにとってはこれもまた重要な武具の一つである。
概要
ZGMF-2000《グフイグナイテッド》は,ザフトが開発・配備した汎用量産型モビルスーツである。
C.E.73年の俗に「メサイヤ戦役」と呼ばれる一連の戦いにおいて,その大戦終盤に本格量産に至った機体で,数多くのエースへと配備されている。
グフイグナイテッドは,いわゆる「ニューミレニアムシリーズ」に属する機体であるが,既にZGMF-1000《ザクウォーリア》という汎用量産機が存在する状況下で,本機が量産に至ったのには,少々込み入った理由がある。
元々,ニューミレニアムシリーズが開発された背景には,C.E.71年のいわゆる「ヤキン・ドゥーエ戦役」の後に締結されたユニウス条約の影響によるものである。
ユニウス条約では,地球連合,プラント双方にモビルスーツの保有制限が課せられており,特に人的資源が乏しく,結果的に保有数も連合よりも少なく制限されてしまったプラント側としては,単機の汎用性と戦闘能力を高めるほか無かったのである。
このため,プラント内部では兵器開発局それぞれが新たなモビルスーツの開発を進め,誕生したのが,ザクシリーズと本機,グフイグナイテッドであった。(このため,ZAKU同様にGOUFにも意味が持たされており,Guardian Of Unity Forerunner=統一の守護たる先駆者となっている。)
最大の問題であった汎用性に関しては,ザクシリーズはバックパックの換装によるウィザードシステムを搭載したことでクリアしたものの,グフでは四肢を交換することで,多種多様な装備や武装を搭載することが可能となっていた。
しかし,四肢換装システムはコストと整備現場の負担拡大を招き,それが量産化の障害になっており,グフ自体の性能はザクを凌ぐものがあったのだが,結果としてザクシリーズの量産化が決定したのである。
だが,地球連合が本格的にモビルスーツを実戦投入して以降,従来の対艦,対モビルアーマーではなく,対モビルスーツ戦が主となってくると,グフの持つ高い性能を惜しむ声が強く,その後も開発は継続されることになった。これにより,グフはザクとは異なるコンセプトの機体へと再設計され,現在のような高機動格闘戦モビルスーツに生まれ変わったとされている。
一部先行生産された機体は実戦投入され,データ収集が行われた。この中にはザフトのトップエリート部隊といえる「フェイス」所属のハイネ・ヴェステンフルスが搭乗した機体が有名である。
この際に,制式登録された機体は,ZGMF-X2000の型式を与えられ,各地でデータ収集を行っている。
その後,メサイヤ戦役が勃発すると,停戦条約であったユニウス条約は失効してしまったために,両軍のモビルスーツ開発は加速することとなる。
グフイグナイテッドは,その高い戦闘能力を買われ,少数の先行量産機の配備の後,本格的な量産へと移行することとなる。
こうして,メサイヤ戦役終盤においては,ザクと並ぶザフトの代表的な機体となったのである。
本機は,東南アジア地区で活動していたザフトパイロットの一人であるルドルフ・ヴィトゲンシュタインの専用機である。
この機体は,その高い性能と希少性が気に入ったルドルフが特別に手に入れたものであり,(大戦末期には一般量産された機体であるが,)彼が初期段階で手に入れられたのは,彼の家系がプラント内において強い発言権を持つからにほかならない。
機体は,装甲表面に金によるメッキを施しており,別名「ゴールデングフ」と呼ばれる。
なお,この金色の装甲は,ルドルフの個人的な趣味であり,費用も個人で負担しているが,この装甲処理による機体性能の向上はない。
引用
公式サイト
型式番号ZGMF-2000。ルドルフ専用機は,グフイグナイテッドの量産機をベースに機体装甲表面に金によるメッキを施している。別名「ゴールデングフ」。この金色の装甲は,ルドルフの個人的な趣味であり,費用も個人が負担している。なお,この装甲処理による機体性能の向上はない。
備考
関連項目
編集者
最終更新時間:2016年02月15日 21時21分59秒
ノート
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脚注