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イライジャ専用ザク(ミーティア装備)
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | ZGMF-1001+METEOR06 |
兵器区分 | 装備換装型汎用量産型モビルスーツ指揮官仕様機 |
所属 | サーペント・テール |
パイロット | イライジャ・キール |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 コミック用アレンジ:ときた洸一 |
初出作品 | 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY |
参考文献 | MS大全集2006 ボンボン04/12付録DESTINY MSパーフェクトファイル GUNDAM WAR GジェネレーションDS Gジェネレーションポータブル FRIDAY DYNAMITE オレたちのガンプラ伝説 ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 17.19m |
全高 | 19.05m[1] |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 74.7t[2] |
全備重量 | Unknown |
重量 | 73.09t |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
※スペックは,標準的なザクファントムのもの。
武装
バスターソード
専用ビーム砲
MA-M8 [ビームトマホーク]
ビームの刃を持つザクウォーリアの近接格闘用兵装。通常はシールド内に収納されている。
従来のMSが装備していたサーベル等の斬撃兵装より荒々しい印象が強い打撃兵器。状況によっては敵に投げつけることさえある。
対ビームシールド
ザクウォーリアの左肩に装着されている対ビームコーティングが施された盾。
オーブから流出した高硬度鋼の精錬技術は本来の用途の他に,表面に突き出した3本の衝角を利用した突撃攻撃を可能とした。またビームマガジンやビームトマホークのホルダーとしての役目も持つ。
手榴弾(ハンドグレネード)
ザクウォーリアは左右腰部キャニスターにハンドグレネードをマウントすることが出来る。榴散弾は作戦用途に応じて通常のZR30Fの他に,高性能炸裂弾や強力な燃焼性を持つZR27I テルミット焼夷弾など様々な弾種がある。
60cm エリナケウス艦対艦ミサイル発射管
ミーティアに用意されている武装。
機体各所に多数装備されたミサイル発射口,広範囲の標的を多数同時に狙うことが出来る。発射管は,スタビライザーに6基本(2x3),サイドユニットに44基(22x2)装備されている。
MA-X200 ビームソード
ミーティアに用意されている武装。
前部アームユニットに設置されている超大型のビーム・サーベルで,120cm砲の砲門先端から伸び,アーム部が動くことで戦艦をも一刀両断することが可能となっている。
120cm 高エネルギー収束火線砲
ミーティアに用意されている武装。
左右アーム部の先端に装備された高出力の巨大ビーム砲。戦艦級の口径と破壊力は核動力により初めて実現された。現在のMSにおける最強の威力を誇る。
93.7cm 高エネルギー収束火線砲
ミーティアに用意されている武装。
火力よりも連射力で威力を発揮するビーム砲。ミーティアの武装の中では比較的威力が低いが,一撃でMSを破壊するには十分な火力を誇る。
概要
ZGMF-1001《ザクファントム》(パイロットやメカニックからは,ZGMF-1000《ザクウォーリア》とともに単に「ザク」と呼称される場合も多い)は,C.E.71年の地球連合とプラント間の大戦(俗に「ヤキン・ドゥーエ戦役」とも呼ばれる)の停戦後のユニウス条約の締結後に開発が進められたモビルスーツである。
ザクファントムは,ザクシリーズの指揮官機仕様機であるが,基本的な機体構造等は,ザクウォーリアと変わるところはない。頭部ユニットが,通信機能を強化したものに換装されているのと,通常の仕様として両肩にシールドを装着している点が主な変更点として挙げられる。
なお,ザフトにおける指揮官の位置づけから,パーソナルカラーを施された機体が数多く存在する。
ザクシリーズは,ザフトが停戦後に開発した新生代のモビルスーツ「ニューミレニアムシリーズ」の初号機と位置づけられ,各種兵装を含めたザフトのモビルスーツ群の雛形と位置づけられることとなった。(なお,同時にその型式から「サウザンドシリーズ」とも呼ばれるが,こちらは定着せずに終わっている[3]。
本機で採用されたウィザード・システムは,ユニウス条約で機体数を制限されたモビルスーツ開発委において,機体数制限を圧迫することとなる各種局地戦対応型機の生産数を減じることとなった。砲撃戦仕様,格闘戦仕様,高機動戦仕様など,様々なウィザードが開発され,当初想定していなかった形態のものすら,後年登場しているが,これもまた同様に装着可能であったため,極論すれば「保有数の限界まで特定の仕様の機体を増やすことができる」システムであるとも言えたのである。
無論,そのようなシステムを運用する場合,本体の汎用性は極めて高い必要があるが,前大戦で運用されたジンの時点で,汎用性の高い機体の設計という点では目処がついており,これを大幅に拡充したものが「ザク」の本体であるということができるのである。
本機は,傭兵部隊サーペント・テールのメンバーのひとり,イライジャ・キールの専用機である。元々使用していた専用ジンを損壊したイライジャにマディガンから与えられた機体で,イライジャの戦闘データを解析した結果から,被弾率の高い部分のみがフェイズシフト装甲に変えられている。
ミーティア装備
《ミーティア》は,元々はフリーダムとジャスティスの強化を図って開発された大型武装モジュールで,通常はエターナルの艦首に装着されたものであった。
全長100メートル弱という小型艦艇並みの機体は,後方の大型エンジンブロックと前方に2門装着された高エネルギー収束火線砲で構成されており,ドッキングすることで,モビルスーツをいわば小型の武装宇宙艇として機能させるものである。
とはいうものの,実際にはモビルスーツの武装機能の拡充が前提の装備であり,これを装備することで,全武装を発射した時の破壊力は,戦艦の一斉射撃と同程度かそれ以上である。また,大出力のスラスターの総推力により,巨体の割に高い機動性を持ち,装備されている大型ビーム・ソードは戦艦を真っ二つにする程の威力を誇っており,単機で戦局を変えうる機体として位置づけられるものとなっている。
実際には,エターナルの装備機だけではなく,8機のミーティアが建造されており,この内の7号機と8号機がクライン派によって失われた1号機と2号機の代替として再びエターナルに装備されている。
また,5号機と6号機は,一般のモビルスーツにも運用可能なように本体に核エンジンを搭載しており,当然ながらニュートロン・ジャマー・キャンセラーも装備している。
これらは,ユニウス条約に違反するため,ザフトはジャンク屋ギルドに廃棄を依頼していた。これをジェネシスαに設置されたジャンク屋組合本部の攻防戦において使用した(ジャンク屋は建前上,戦闘用兵装を持たないが,一方でユニウス条約に縛られるわけではない)ものである。
この際,イライジャ・キールの専用ザクが6号機,叢雲劾のブルーフレームセカンドが5号機を運用している。
引用
備考
関連項目
編集者
[MS/MA・Z]
[モビルスーツ・D-ASTRAY]
[加筆募集・MS]
最終更新時間:2016年10月30日 20時00分39秒
ノート
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脚注