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〔YMS-09〕プロトタイプドムの変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔YMS-09〕プロトタイプドム]]
!!!プロトタイプドム
*[MS]
//{{layout cols,width:100%
//----------
{{layout cols,width:40%
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT},,BOX ART
,型式番号,YMS-09,http://gudamer.sakura.ne.jp/wiki/images/041.jpg{ROWS:8}
,兵器区分,局地戦用試作MS
,所属,ジオン軍
,パイロット,フレデリック・クランベリー
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,YMS-09
,兵器区分,陸戦用試作モビルスーツ
,所属,ジオン公国軍
,パイロット,フレデリック・クランベリー ほか
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,MSV
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}1/144 プロトタイプドム インストラクション
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}1/144 プロトタイプドム インストラクション ほか
}}
//----------
{{layout cols,width:40%
!!画像

!BOX ART
(img:041.jpg)
*[[掲載画像に関する注意書き]]
}}
//----------
//}}
{{ilayout clear}}
!!スペック
,項目,内容
,全高,18.2m(#1)
,頭頂高,18.6 m
,本体重量,60.8 t
,全備重量,UN
,重量,95.0t(#1)
,ジェネレータ出力,UN
,スラスタ推力,UN
#1:ガシャポン戦士実写シール

,全高,18.2m{{fn ガシャポン戦士実写シール}}
,頭頂高,18.6m
,本体重量,60.8t
,全備重量,Unknown
,ジェネレータ出力,Unknown
,重量,95.0t{{fn ガシャポン戦士実写シール}}
,スラスタ推力,Unknown
!!武装
!360 mm ジャイアントバズーカ x 1
!ヒートサーベル x 1
!360mmジャイアントバズーカ
!ヒートサーベル
!!概要
YMS-09は,ツイマッド社がジオニック社に奪われ続けていた機体シェアを奪回するために開発した機体である。
MSによる機動性の確保,という命題に対して,MS-07C-5のデータをベースに陸戦に特化した機体を開発するという目的で,本機は開発された。
 YMS-09《プロトタイプドム》は,一年戦争当時,ジオン公国軍が開発・採用したモビルスーツである。この機体は,ジオニック社がモビルスーツのシェアのほとんどを占める現状を打破するためにツィマット社が開発した機体で,公国軍上層部から高い評価を得て,制式採用に至ったMS-09《ドム》の試作機に相当する機体である。
 なお,完成した量産型であるドムの形式をMS-09Bと表記する場合があるが,これには諸説あり,極めて初期に生産された細身の機体がA型であるという説,YMS-09をA型,熱帯戦用機YMS-09DをD型と呼称していた名残であり,開発順に与えられたコードだとする説などがある。
 実際,ツィマット社のモビルスーツには自社コードと思われる型式が存在しており,その名残による後者の説の可能性も否定できない。
!開発経緯
 U.C.0079年3月に,地球侵攻作戦が開始されると公国軍における局地戦用モビルスーツの重要性は極めて高くなった。従前から局地戦対応機は開発されていたものの,彼らが想像する以上に,地球上でのモビルスーツ運用には弊害が発生していたのである。
 最も影響のでた問題のひとつにモビルスーツの機動性(この場合展開性を含む)の問題があった。モビルスーツは二脚歩行であるため,ある程度の不整地も対応可能で展開することは可能であったが,裏を返せば,その歩行速度に縛られ,それ以上の展開は望めないということであった。また,歩行を続けるということは,それだけエネルギー消費をするだけではなく,ただでさえ負荷の掛かるモビルスーツの脚部を酷使し,実際の戦闘時に問題が起こる可能性を高めるということでもあった。

ジオニック社がMS-07H系列の機体で実現しようとしていたMSの飛行による機動性確保実験は事実上失敗に終わり,サブフライトシステムであるドダイYSとの連携により,これを解決することになった。(※1)これに対して,公国軍としては,やはり単機での機動性確保を念頭に置いた機体の開発を求めていた。
ツイマッド社は,ジオニック社スタッフとは発想を変え,陸上をホバリングして進むことで機動性を確保したのである。MS-07C-5により,基礎的なデータの収集が終わっていたスタッフは,すぐさま本機の設計を完成させたのである。元々本機は,純粋なホバーシステムによる運用を前提としていたが,これを転換,発展させ,熱核ジェットエンジンによるホバーシステムを搭載している。
この設計から実機製作までは驚異的な速度で行われたといわれ,完成した2機の試作機は直ちに北米キャリフォルニアベースへと移送され,わずか数週間後に採用が決定するという駆け足での実用化が行われた機体となった。
なお,完成した2号機は,熱帯戦用の改修を施され,後のアフリカ戦線向けの機体のテスト機として使用されることとなった。
こうして生まれたMS-09系列はツイマッド社の生み出した名機として一年戦争末期までジオン軍の戦線を支えることになった。
 この問題の解決に際し,ジオニック社はMS-07《グフ》を飛行させるプランを立案し,MS-07H《グフ飛行試験型》を開発,モビルスーツそのものを飛行させることによる機動性確保の実験を行った。だが,この試みは事実上失敗に終わり,サブ・フライト・システムであるドダイYSとの連携により,これを解決することになった{{fn 実質的にこの方法が最もベターな方法であることは,後のグリプス戦役以降,SFSが一般的に普及したことからも明らかであろう。}}。
 これに対して,ツィマット社のスタッフは全く異なったアプローチから,モビルスーツの機動性確保にトライしていた。
 MS-07C-5と呼ばれる機体があるが,この機体はグフ系列の機体でありながらも異質な外見をしている。これは,ツィマット社がOEM生産によって生産したグフを改装し,地上をホバリングして移動するというツィマット社のプランを実現するために試作された実験機だったのである。
 MS-07C-5により,基礎的なデータの収集が終わっていたスタッフは,すぐさま本機,YMS-09の設計を完成させ,実機の建造をおこなった。
 この設計から実機製作までは驚異的な速度で行われたといわれ,完成した2機の試作機は直ちに北米キャリフォルニアベースへと移送され,わずか数週間後に採用が決定するという駆け足での実用化が行われた機体となった。(これは,基礎技術が既にMS-07C-5で完成の域に達しており,YMS-09は,実用機の量産先行型に近い機体となっていたために可能となったことである。)

なお,完成した量産型であるMS-09ドムをMS-09Bと表記する場合があるが,これには諸説あり,極めて初期に生産された細身のMS-09がA型であるという説,YMS-09をA型,熱帯戦用機YMS-09DをD型と呼称していた名残であり,一部でウワサされる砲撃戦仕様のC型を加え,開発順に与えられたコードだとする説がある。
実際,ツィマッド社のMSには自社コードと思われる形式が存在しており,後者の説の可能性もある。
!※1
実質的にこの方法が最もベターな方法であることは,後のグリプス戦役以降,SFSが一般的に普及したことからも明らかであろう。
 また,完成した2号機は,熱帯戦用の改修を施され,後のアフリカ戦線向けの機体のテスト機として使用されることとなった。
 こうして生まれたMS-09系列はツイマッド社の生み出した名機として一年戦争末期までジオン軍の戦線を支えることになった。

 なお,前述した通り,サイド3で建造された試作機(すなわち本機YMS-09)は,2機のみであったが,後に本機と同仕様の機体が複数機追加建造されている。(おそらくであるが,その建造はキャリフォルニア・ベースだと思われる。)
 実際,後に砲撃戦仕様の09型として確認されている機体が複数存在しており,その内のK型とされる機体は,後に量産された09型ではなく実際にはこのYMS-09と同仕様の機体であったことや,2号機が改装されテストされたYMS-09Dは,同仕様の追加キットによってMS-09を砂漠戦対応に改装することとなったはずであるが,いくつかの資料{{fn Gジェネレーションポータブルの機体解説や一部のGUNDAM WARカードのフレーバーでは,「試作機数機」といった表現や「完成した機体の一部」といった表現であるため,YMS-09Dそのものが複数あるようにも受け取れるものとなっている。}}では追加建造されたものとも受け取れる記述が見られる。
!!引用
!ガシャポン戦士付属シール MSV-45
MS-07C-5グフ試作機のデータをベースにホバリングなどグフ以上の機動性をもたせた機体。2機が製造され実験を重ねてドムへの完成へと進んで行く。

!ガシャポン戦士実写シール 122/76
陸戦用に機動性を増すためのホバージェット推進機能をもつ試作モビルスーツ。サイド3で2機試作され,その後地球へ降ろされて各種テストに使用された。

!MSVコレクションファイル
MS-07の実戦化により,ジオン軍の地球上での作戦能力は僅かながらも向上の兆しを見せていた。しかし最大の難題であるMSの移動力向上問題の根本的解決には至っておらず,軍や各社の技術者の苦闘はなおの続いていく。この問題を突破したのは,07C-5(グフ試作実験機)設計の経験を持つツィマッド社だった。彼らはC-5で培った脚部推進器に関する技術と理論を発展させ,ホバーとロケットの併用による移動方法を見事に完成させたのである。基礎技術に関する問題点をクリアした同社の開発班は,驚異的な速度で設計を終了し,実機の製作に移った。完成した2機の試作機は直ちに地球に移送され各種試験に使用,数週間後には採用が決定されたという。

 陸戦用に機動性を増すためのホバージェット推進機能をもつ試作モビルスーツ。サイド3で2機試作され,その後地球へ降ろされて各種テストに使用された。
!!備考

!!関連項目
*[[〔MS-07C-5〕グフ試作実験機]]
*[[〔YMS-09D〕ドム・トロピカルテストタイプ]]
!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・Y}}
{{category モビルスーツ・MSV}}
{{category 加筆募集・MS}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
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