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高機動試験機 / 高機動型試作機
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | YMS-08A |
兵器区分 | 試験機 |
所属 | ジオン公国軍 |
パイロット | 不明 |
製作データ | |
デザイナー | 大河原邦男 |
初出作品 | MSV |
参考文献 |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | 17.7m |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | 55.7t |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
黒歴史コード | 02-3340655 |
武装
120mmマシンガン
ヒート・ホーク
シールド
概要
YMS-08A《高機動試験機》は,ジオン公国軍が開発したモビルスーツのひとつで,その型式が示すとおり,試作機として建造された機体である。
公国軍の機体に与えられている機体名とは異なり,「高機動試験機」という情緒のかけらもない機体名が示すように,正式な開発計画の確定前にプランそのものが廃案となったものである。
YMS-08Aの出自については様々な説があるが,その論説の方向性としては,大きく2種に別れる。一つ目が,「MS-06《ザク》から,MS-07《グフ》へと発展する際に開発された試作機である」というもので,二つ目が,「MS-07との競合機であった」とする説である。
前者は,比較的初期の段階で述べられていた論説で,連邦軍のモビルスーツのデータを導入し,ザクを強化したもの,といった論調で語られることが多かった。
現在では後者の考え方が主流で,YMS-07との競合機として立案されたものの,早期に開発停止が決定され,YMS-07にプランそのものが統合されたとされている。
実際,後者の説だと,本機のデータがYMS-07に使用されている理由付けとしても成立しており,論説的にもまとまりがいい物となっている。
とはいうものの,本機の開発時期は,既に公国軍の型式番号が混乱を来しつつあった時期であり,現在では複数の「08」ナンバーの機体が確認されていることから,本機の開発における混乱はかなりの物であったと想定される。
引用
ガシャポン戦士実写シール 110/66
陸戦用ザクを改良して機動性を高めた試作モビルスーツ。しかし期待したほどの高性能化ができず,試作機だけで計画は中止されてしまい,同時期に開発されたグフに量産機の座を奪われた。
備考
Ζガンダム版
機動戦士Ζガンダムにおいて,MSVのリカラー版が登場した際に,本機も登場予定で細部が修正されたアニメーション用クリンナップが作成されている。
しかし,実際には土壇場で差し替えられ,MS-11《アクトザク》が登場している。
これは,完全な評価用試作機(5機のみ生産)である本機よりも量産プランのあったアクトザクが無難であったためである。
謎の多いモビルスーツ
本文中でも示しているが,本機の情報は当初から混乱している。
試作機であるため情報が少ない,という形で解釈は進めているが,実際のところ本機では後に新しい設定が追加されたというよりも,当初から設定に矛盾が存在していたという部分がより混乱に拍車をかけていると言えるだろう。
このため,本文では複数の「08型」が存在していたという解釈を行っている。
なお,最も初期の資料では,「ザクからグフの開発に至る中間型」という扱いであり,これが,MSVの資料がとりまとめられて行くに従って,YMS-07との競合機とされ,08のナンバーが与えられている[1]。
適応性について
YMS-08Aについては,一般的に陸戦型として解釈されることがほとんどだが,一部にはこれを「空間戦闘用」と判断する向きもある。(SDガンダムGジェネレーションシリーズなど。)
面白いことに,陸戦用MSの開発計画とは明記されているものの,YMS-07系と異なり,陸戦型と明記された資料は存在していないのである。
このため,「空間戦闘可能な陸戦機」であった可能性も否定できない。
この点を考慮すると,以外にもコンセプトワークからEMS-04《ヅダ》との共通点を見いだすこともできる。つまり,ツィマット社製の機体としては「ありえる」機体なのである。
また,YMS-08とYMS-08Aが別の機体であった可能性も示唆されており,複数の「08」プランが平行して実施されていた可能性は高い。(これは,YMS-08Bが新規設定されたことで,ほぼ確定的となった。)
原型機について
YMS-08Aのベース機についても複数の説があり,06Jベース,06Fベースといったものがある。
関連項目
編集者
[MS/MA・Y]
[モビルスーツ・MSV]
最終更新時間:2016年01月05日 20時19分20秒
ノート
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脚注