〔XXXG-01W〕ウイングガンダム（エンドレスワルツ版）

ウイングガンダム（エンドレスワルツ版） / ウイングガンダムカスタム

• [MS]

データ

機体データ
型式番号	XXXG-01W
兵器区分	試作可変型特殊任務用MS
所属	ガンダムチーム（特定の組織に所属せず）
パイロット	ヒイロ・ユイ
製作データ
デザイナー	カトキハジメ
初出作品	アーリーデザイン（劇場版エンドレスワルツパンフレット）
参考文献	劇場版エンドレスワルツパンフレット

画像

BOX ART

• 掲載画像に関する注意書き

 スペック

 武装

バルカン x2

マシンキャノン x2

ビームサーベル x2

バスターライフル

　ウイングガンダムが携行するバスターライフルのエネルギー総量は，中規模都市が消費するエネルギー量に匹敵すると言われ，そのビームの威力は，周辺の大気をイオン化し，ビームの光軸を中心とする半径150mに及ぶ強烈なプラズマ過流と数十kmにおよぶ灼熱の奔流を巻き起こすほどである。また，このビーム自体が複合的な層を形成しており，高速で貫通力が高いビーム帯の中心を低速で破壊力が強い粒子束がさらに貫通する。事実上，ガンダニュウム製の装甲以外にこの攻撃を防御できる物質は存在せず，唯一，強力な電磁的アンチフィールドによる回避や偏向，あるいは同等のビーム兵器による相殺や減免が辛うじて有効な程度である。

 概要

　ドクターJにより設計され，コロニー独立運動組織によって開発された特殊任務用MS。
　AC195年にOZに対する破壊工作（オペレーション・メテオ）によって地球へ派遣され，多くの戦果を上げている。その装甲材には，非常に高い耐久性を持つガンダニュウム合金を使用し，主武装に高火力のバスタービームライフルを持つ。
　バスタービームライフルの威力は，射撃後数百メートル間の周囲の大気を焼き払いながら進むといわれるほど強力だが，フルモードでは3発しか発射することはできない。

　本機は，飛行形態（バードモードと通称される）に可変可能なTMSであり，その飛行形態は，単独での大気圏突入が可能である。これは当然のごとく本機の装甲材であるガンダニュウム合金の性能があってこそであるが，それでも機体バランスなど総合的な性能があって実現したものである。
　なお，本機が他のコロニー連合のガンダムと決定的に異なるのは，ベースである「ガンダム（後のウイングガンダムゼロ）」の性能をスポイルすることなく取り込んでいる点である。それ故に本機はOZ側にとって脅威であり，ウイングガンダム0が登場しても戦線で活躍することになる。

 引用

エンドレスワルツ特別篇・パンフレット

　ドクターJが開発したガンダムで，ベースとなったウイング0の印象を一番色濃く残している。バード形態への変形が可能で，肘部分に予備カートリッジラックを装備している。

 備考

　いわゆる「ウイングガンダムカスタム」，または「カトキ版ウイング」。
　OVA/劇場版「新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツ」における機体で，設定上はテレビ版のウイングガンダムと同一の機体である。ただし，本機はフィルム上に登場する機体ではなく，エンドレスワルツ版のウイングガンダムゼロから逆算してデザインされたものであり，初出は劇場版エンドレスワルツのパンフレットという特殊な出自を持つ。
　こうした逆算的に過去をデザインしたという理由から「アーリー版デザイン」，「アーリーデザイン」という呼称がなされる事も多い。

　その後，紆余曲折を経て，ガンダムフィックスフィギュレーションやマスターグレードでの商品化がなされ，一般への認知も進んだ。このため，本来正史であるはずのテレビ版の機体がマイナーになってしまったという希有な例である。（現在では，続編や外伝もいわゆるエンドレスワルツ版に置き換えが進んでおり，テレビ版ガンダムは，公の場から姿を消しつつあるのが現状とも言えるだろう。）
　なお，「カスタム」という名称は，公式のものでは無く商品化に際して付けられた「商標の一部」である。このため，正式名称は「ウイングガンダム」と変更されていない。
　こうした事情から，現在では正式な呼称を「ウイングガンダム（エンドレスワルツ版）」とすることになっている。

 関連項目

• MS-LEXOCONのデータを参照する
• 〔XXXG-01W〕ウイングガンダム

 編集者

• あさぎり
• funuさん

[MS/MA・X]
[モビルスーツ・W-EW]

最終更新時間：2012年05月27日 01時32分11秒

 ノート

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