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〔XMF-P192P〕プロトカオスの変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔XMF-P192P〕プロトカオス]]
!!!プロトカオス
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,XMF-P192P
,兵器区分,戦闘性能実証型モビルアーマー
,所属,ザフト
,パイロット,不明
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,SEED DESTINY-MSV
,参考文献,HobbyJapanほか

!!スペック
,項目,内容
,全高,Unknown
,頭頂高,Unknown
,本体重量,Unknown
,全備重量,Unknown
,ジェネレータ出力,Unknown
,スラスタ推力,Unknown

!!武装
!EQFU-5X 機動兵装ポッド

!MA-XM434 ビームクロウ

!!概要
 XMF-P192Pプロトカオスは,第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の後にザフトが開発を続けた次世代型モビルスーツの試作機シリーズ「セカンドステージ」シリーズの1機であるZGMF-X24Sカオスのための試作機である。
 試作機シリーズであるはずのセカンドステージの機体に試作機が存在する,という状況に疑問を呈する人もあるだろうが,本機の本来の目的はカオスという機体の建造に際する試作機という位置づけでは無く,連合が投入しザフトが鹵獲し運用したGAT-X303イージスのモビルアーマー形態の検証機という位置づけが強い機体である。(なお,イージスのデータをもとに検証が行われた機体は他にも存在しており,それだけGAT-Xシリーズのザフト開発陣に与えた影響が大きかったことがわかる。)

 元来,地球連合とザフト(プラント)の間には大きな戦力差があり,これを覆すためにザフト開発陣はモビルスーツという新兵器を開発している。しかし,同時に大きな戦果を挙げたモビルスーツにザフトは頼り切ってしまい,モビルスーツの改良による戦力強化に拘泥し,新たな発想に至ることが無かった。特にモビルスーツによって圧倒することとなったモビルアーマーについては,いわば「前時代的兵器」という烙印を無意識のうちに与えてしまっていたのである。

 だが,前大戦時に連合の開発したGAT-Xシリーズは,いずれの機体も旧来のザフト運用モビルスーツの概念を覆すものであった。(GAT-X102デュエルのビーム兵器,GAT-X103バスターの組み合わせによる多彩な砲撃能力,GAT-X207ブリッツのミラージュ・コロイド機能など。)
 特に,GAT-X303イージスの可変能力はザフト開発陣の発想には無いもので,変形後のモビルアーマー形態の持つ能力を詳細に解析することで,自らが「時代遅れ」と見なしていたモビルアーマーに新たな可能性を見いだすこととなった{{fn 実のところ,このモビルアーマーの新たな可能性については,連合もほぼ同時に検討に入っている。連合が開発を進めたザムザザーやゲルズ・ゲーといったモビルアーマーは,結果的に標準的なモビルスーツを圧倒する機体となり,従来のモビルアーマーの対モビルスーツ戦力比1:5という数値を大きく塗り替えるものとなっている。}}。
 このため,次世代型モビルスーツの試作シリーズであるセカンドステージでは,検討中の機体全てに何らかの可変機構を組み込むこととなったのである。

 本機は,モビルアーマー形態の有用性を検証するために,既に設計が進められていたX24Sカオスの設計から可変機構を取り除きモビルアーマーとして再設計された機体である。モビルスーツ形態で中心的に用いられる頭部,腕部などは取り除かれ,一部兵装もオミットされた状態で建造されている。

 最終的にP192Pプロトカオスは6機が建造され,モビルアーマー形態の検証,戦術運用のためのデータ収集が行われている。
 特に,モビルアーマーの高機動戦闘時における機体ストレスのデータ収集は,量子シミュレーターによらず実機を使って行われている。これは,ザフトがモビルアーマーに求めた機動性能がモビルスーツに求めたものと異なっていたためで,その試験は過酷を極めることとなった。実施された試験により,最終的に建造された6機全てが大きな損傷を受け,3機は修復不可能なほど重度の損傷を被ったのである。残る3機は修復(カオスのメンテナンスデータを得るため)の後,モスボール処理を加えられアーモリー・ワンに保管された。

!!引用

!HobbyJapan 2005/03(抜粋)
 XMF-P192Pプロトカオスは,その名称が示すとおり可変モビルスーツZGMF-X24Sカオスの開発に先立って,ザフトがモビルアーマーの戦闘性能を実証するため試作した機体である。地球連合との開戦に当たってザフトが導入した,モビルスーツという新機軸の兵器は,数に勝る地球連合に匹敵する戦力をプラントにもたらした。しかしそれと同時に,ザフトはヘリオポリスで地球連合から奪取した鹵獲モビルスーツGAT-X303イージスの多大な戦果に注目する。X303のモビルアーマー可変性能に着目したザフト技術陣は,そのスペックを詳細に解析した結果,時代遅れと思われていたモビルアーマーにあらためて新たな可能性を見出した。その結果は戦後のモビルスーツ開発計画に反映されることとなった。ザフトのモビルスーツセカンドステージ・ラインナップでは,開発された5種の機体すべてに,何らかの変形機構が導入されることとなったのである。

!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・X}}
{{category モビルスーツ・SEED2-MSV}}
{{category モビルスーツ・DESTINY-MSV}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
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