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〔RX-178〕ガンダムMk-

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ガンダムMk-供3号機)

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号RX-178
兵器区分汎用多目的型試作モビルスーツ
所属エゥーゴ
パイロットカミーユ・ビダン
エマ・シーン
カツ・コバヤシ
(ジェリド・メサ/ティターンズ時)
エル・ビアンノ
イーノ・アッバーブ
製作データ
デザイナーベースラフ:永野護
ベースデザイン:大河原邦男
ベースデザイン:永野護
ベースデザイン:藤田一己
クリーンナップ:藤田一己
初出作品機動戦士Zガンダム
参考文献MS大全集2003
GUNDAM WAR
1/144 プラモデルインストラクション
1/100 プラモデルインストラクション
1/100 MG Ver.2 インストラクション
Gジェネレーションアドバンス
GジェネレーションDS
Gジェネレーションポータブル
HCM メカニカルファイル
MIAデータシート
ガシャポン戦士付属シール
HobbyJapan 2005/03
GUNDAM EVOLVE
FRIDAY DYNAMITE オレたちのガンプラ伝説
1/144 HGUCグリプス戦役セット

スペック

項目内容
全高19.6m
全高18.6m[1]
全高18.5m[2]
頭頂高18.5m
本体重量33.4t
全備重量54.1t
ジェネレータ出力1930kW
質量比1.44
スラスタ推力20300 kg x 4
スラスタ総推力81200Kg
移動用ロケット推力2030kg[3]
姿勢制御用バーニア10基
センサ有効半径11300m
装甲材質チタン合金/セラミック複合材
黒歴史コード05-5132151



 各部解説


頭部 [HU-0178 Serial000013]

 RX-178の頭部構造は,原型機であるRX-78の構造を踏襲している。また,各光学端末も基本的にはRX-78とほぼ同じ同等品で,年次更新で機能向上したものである。しかし,機体構造の変化,特にムーバブル・フレームの採用によって,これを統合管理するシステムが必要となっており,コクピット周りのメインコンピュータを補佐するコンピュータが配置されているのが特徴となっている。この結果,頭部構造にスペース的余裕がなくなっており,従来搭載されていた60mmバルカン砲はオプション装備として搭載を見送られたが,結果的にバランスの取れた構造体となった。
 このコ・プロセッサーは,ムーバブル・フレームの稼働に対応した設計となっているが,頭部の各種センサ類の統合も補佐しており,360度モニターへの情報伝達機能も有している。と同時に,メインコンピュータからフィードバックされる各種情報をもとにムーバブル・フレームからはフローテイングして装着されている装甲のコンディションモニターや火器管制なども行っている。この機能は,結果的にバルカンポッドの制御などにも都合が良く,このコンセプトは後のバーザムなどの量産機にも採用されている。

無段階方位アンテナ

 ガンダムタイプMSの特徴でもあるV字形のアンテナで,「角」と通称されることもある。
 基本的にRX-78の同等品だが,ミノフスキー粒子の散布下でも一定の通信や情報収集などを可能とするために,年次更新した高機能なものを搭載している。

カメラアイ

 頭部ツインアイ部分に設置されている光学機器。
 照準器用テレビカメラも内蔵されている。

聴音器

 首の部分の黄色い襟部分に内蔵されている。

腕部

 RX-178の腕部の稼働状況は,ムーバブル・フレーム全体にフィードバックされており,高度なバランスセンサーと高性能のプロセッサーによって,まさに"人体並みの"運動も可能であると言われている。
 従来のブロック構造による腕部とは異なり,ムーバブル・フレームによって構成された機体は,各関節にかかる負担を全身に分散させる機能も持っていたとされる。これは,機体全体が各部の動作に連動し,腕部の稼働その物が機体全体のフレームの稼働を決定づけるためで,例えば重力下では,通常,腕部は武装の運用が主目的となることから,肩部に構造的負荷がかかりやすいが,ムーバブル・フレームの場合,その荷重に応じて全身でバランスを取ることで負荷を減らしている。また,無重量空間においては,より効率的なAMBAC機動を可能としているといわれている。
 なお,RX-78と異なり,RX-178の腕部にはビーム兵器を稼働させるほどのエネルギーサプライケーブルは内蔵されていない。これは,本機が試作機であることもあって,複雑な腕部構造内に消耗率が高い部品を内蔵するべきではないという判断と,連邦独自のエネルギーCAP技術の進展を見越したため可能となった構造で,この機体に装備されるビーム兵器のほとんどは,基本的にそれそれの武装が独自にエネルギー源を搭載していることが前提とされているためである[4]。ただし,ビーム・ライフルやシールドなどのオプション装備の実装情報はマウントラッチのI/Oポートなどを通じてリンクしており,回避行動や射撃に際しての稼働や機動に反映されている。

コクピット

 RX-178のコクピットは,後に連邦製MSのほとんどに標準装備されるコクピットと同等の構造,機能を持っている。また,360°全天周囲モニターシステムとリニアシートを内蔵した脱出ポッドとしても機能する。
 RX-178のコクピットは,一年戦争末期に提案された球形コクピットのコンセプトを継承し,リニアシートなどの搭載によって,更なる機能強化と"居住性の改善"が施されている。実際には,ハイザックのコクピットの改良型だが,以後の機体の標準装備となる規格品のコクピットブロックと基本的な機能はほとんど同じである。非常時には爆裂ボルトを作動させ,コクピットブロックそのものを脱出ポッドとして射出することも可能。また,規格に適合するノーマルスーツを着用していれば,シートベルトは必要ない。

脚部

 RX-178の脚部は,全身と連動するバランスのフィードバックや空間戦闘における機動性の確保には不可欠な部位であり,この機体の"人体を模した"運動性能の根本を支える非常に重要なポイントである。

 RX-178の脚部は,基本的にRX-78と同程度の可動ポイントを持っているが,装甲材の改善や戦闘のノウハウの蓄積によって構造自体がかなり異なっているように見受けられる。もっとも大きな差異は主に可動部分の露出度の高さだが,これは実はビーム兵器の普及に伴って採られた措置なのである。対MS戦闘においてビーム兵器を完全に無効化することは困難であり,その防御のため一年戦争時に投入されたMSは可能な限り可動部分を露出しないように設計されていたが,過剰な装甲の配置は,機体の機動性と運動性を著しく低下させる。当然,最大可動のためのクリアランスは確保されていたが,それもビーム兵器の直撃を受ければほとんど無意味な物であることが戦闘データから明らかとなった。
 そこで提案されたのが,どのみちビーム兵器の直撃を受ければ損壊してしまうなら,機体を軽量化することによって運動性と機動性を向上させ,致命的な損壊を回避する確率を向上させた方が望ましいという考え方である。
 RX-178は,まさにそのような考え方で設計されており,脚部には無駄な装備や過剰な装甲はほとんどない。RX-78は足底にもバーニアが装備されていたが,RX-178は,機体もジェネレータも十分に小形軽量化されていたため必要なかったのである。また,その構造ではフレームそのものに機動用の装備を内装することになるため,ムーバブル・フレーム実用化のテストヘッドとしての機体の性格にそぐわないと判断されたためでもある。

スライドカバー

 膝当てのこと。膝関節ギア・ブロック,バランス・コントローラー,バランス・コントロール・コンピュータ,バーニア用エンジン,反転防止ギアなどを内蔵している。

サポートスラスタ

 ふくらはぎ内側のスラスタの名称。

足機構部

 サムソニ・シム電動モーター,バランス・センサーなどを内蔵している。

腰部

 RX-178の腰部は構造的に武装やオプションなどのハンガーとしても機能している。これは,MSも人体も,腰部が全身の質量分布の中心点であり,可動の際にもっともその位置が安定しているためである。関発当初よりMSが腰部に装備を携えるのは,拳銃のホルスターなどと同様の発想によるものであるということができるだろう。

システムマウント

 サイドスカートに用意されたマウントラッチのことで,各種兵装とのデータリンク用ポートなども設置されている。ラッチには,ビーム・ライフルや,バズーカのカートリッジケースを取りつける。

フローティングアーマー

 膝関節部の間接カバーのこと。


バックパック

 RX-178のバックパックは,構造のほぼすべてがバーニアスラスターを稼働させるためのユニットとなっている。このため,この機体の機動性を支える不可決の装備であるともいえる。背面との接合部は構造的に換装も不可能ではないが,規格化されたものではなかったため,実際にそのような装備が開発されることはなかった。(ただし,その後のRGM-86Rへの改装型の採用などに際し,基本的には換装なども視野に入ったものに変更されたとみて間違いでは無いだろう。実際,FXA-05Dとの接合は,バックパックのハードポイントを介して行われるが,これは,純粋にアナハイム・エレクトロニクスによる開発であるため,バックパックそのものが換装された可能性も否定できないのである。)

 武装

 RX-178の武装は,従来のMS用装備を純粋に発展させたもので,特に奇抜な装備が搭載されたわけではない。(バルカンポッドは,ある意味新しい装備であるが,これも従来の発想の装備の延長線上のものでしかない。)
 これは,RX-78の運用によって,MSにとって有効な武装というものが,ある程度はっきりしたということが大きいだろう。

A・E-Br・XBR-87-D ビームライフル [2.6MW] (#1)
A・E-Br・XBR-87-C ビームライフル (#2)
BLASH・XBR-M86b ビームライフル (#3)

 エネルギーバックを使用しているため,本体からのエネルギー供給は行われていない。"武器"として独立した機能を持つ装備であり,モード変更なども,MSのマニピュレーターによって操作する。1パックのエネルギー消費は,射撃の回数やビームの威力によって変動する。

A・E-Br・G-Sc-L ビームサーベル [0.45MW]

 RX-178のビームサーベルはバーニアスラスターユニットと一体化している専用武装で,装着されている状態でエネルギーを充填することができる。また,本体に小型のジェネレータを内蔵しており,他の機体と比較して最大出力で長時間の使用が可能となっている。

H-Baz-87A・E/Ver.009 360mm ハイパーバズーカ(#1)
H-Baz-87A・E/Ver.004 360mm ハイパーバズーカ(#2)

 実体弾を射出する装備。マガジンはカートリッジ式となっており,Mk-兇竜格に併せて複数のマガジンを携行できるようになっている。炸薬の威力はRX-78のものとほぼ同程度だが,近接戦闘においては砲身を打突に転用することも可能。

VCU-505EX-V・B/Ver.021 60mmバルカンポッド(#1)
VCU-505EX-V・B/Ver.012 60mmバルカンポッド(#2)

 RX-78の頭部に内蔵されていたバルカン砲は,威力はともかく,少ない装弾数が問題だった。それを解消すべく,RX-178ではオプションとして外付けされている。弾体はカートレスなので排莢は不要。銃口は左側に2門あり,弾体は右側のマガジン(バランサーを兼ねている)から供給される。

RX・M-Sh-VT/S-008 シールド(#1)/RX・M-Sh-VT/S-001 シールド(#2)

 RX-178のシールドは,表面にアンチビームコーティングが施されており,2〜3度ならビーム砲の直撃も防御することができる。また,全長を短縮できるよう設計されており,打突兵器としても使用可能で,ビームライフル用の予備のエネルギーパックを2基装着できるなど,単なる楯と言うより機能面でも優れた物になっている。

補足

 各型式は,以下の資料のものであるが,(1)建造時・ティターンズ運用時,(2)エゥーゴ奪取後の改装時,(3)その後の汎用部材導入時と,状況によって変化したもの,と解釈している。

#1:MG スーパーガンダム インストラクション(3)
#2:PG ガンダムMk- インストラクション(2)
#3:旭屋出版フィルムコミック(1)

 概要

 RX-178ガンダムMk-兇蓮ぅ謄ターンズが次世代主力MSの候補として開発を進めた機体で,基本的な設計指針を一年戦争の名機「RX-78ガンダム」に置き,これに宇宙世紀0085年代の新技術を投入した形で再設計されたもので,その名が示すとおり「ガンダム」の正当な後継機である。(開発主任は,フランクリン・ビダン大尉。)
 しかし,グリプス戦役におけるティターンズとエゥーゴの勢力争いは,本機に数奇な運命を与え,その結果として開発者によって失敗作と見なされた機体が,歴史的にも名だたる戦果を挙げることとなったのである。
 RX-178が,様々な面で欠点を抱えた機体でありながらも後のMS開発における大きな指針となったのは,ティターンズによって開発されながら,エゥーゴ側の機体として運用されたことが大きい。両軍の技術陣の目に晒されたことで,「欠点のある欠陥機体」という見方ではなく「次世代に繋がる技術の存在する機体」という視点で評価されたことで,特にエゥーゴ側のMS開発に大きな影響を与えることとなった。また,同時にティターンズ(地球連邦軍)にとってもRX-178の技術的発展による新鋭機の開発が行われた結果,両軍にその系譜が続くこととなったのである。
 この点からも,本機の歴史的評価は性能的な面だけでは語れず,第2世代MS開発における大きなターニングポイントの一つになったと断じて良いだろう。

開発経緯

 地球連邦軍は,宇宙世紀0082年にガンダムの後継機を建造するためのプランとして「ガンダム開発計画」を実施している。これは,アナハイム・エレクトロニクス社と共同で新型ガンダムを開発するというプランだった。だが,デラーズ動乱のためこの計画は頓挫,ティターンズの成立を許す結果となってしまう。

 ティターンズとしては,「ジオン残党狩り」と「ガンダムの復活」は自らの行為を正当化するための材料であり,また,ジオン残党に対する恐怖の象徴としてのガンダムもまた必要とされていたのである。このため,様々な問題を内包してしまったガンダム開発計画とは異なり,ティターンズ独自で開発を進めたのが,本機なのである。
 この結果,ガンダムMk-兇蕨∨系の技術のみで開発が進められており,戦後多くのモビルスーツに導入された公国軍系技術が導入されていない。(一説には,一部技術は導入されていると言われている。)そのため,公国軍系技術導入によって解決した問題を独自技術の開発によって解決する必要などが生じ,結果的にトータルとしての完成度は低いという判断が下され,開発は中止となってしまっている。
 この開発の際の公国系技術の排除が,様々な発想の転換と新技術(ムーバブル・フレームなど)の開発を呼び,「中途半端ながらも次世代のMSのひな形」というレベルの域には達していたのである。これに対して,ティターンズの上層部は,失敗作との判断を下し,これを奪取したエゥーゴでは「次世代MSのベースとしての可能性」を見いだした。
 どちらの判断が正しかったかは,後の歴史が示しているが,Mk-兇不遇だったのは,他の量産型MSが既に工業製品として一定のレベルに達していたのに対して,Mk-兇呂△まで実験機レベルの機体であったということなのだろう。つまり,不幸にも「工業製品としてのレベル」までもがかつてのRX-78と同じレベルの機体だったのである。
 だが,実際には逆で,Mk-兇蓮す業製品としてのMSのレベルを1段階引き上げる大きなステップとなる機体であったのである。この機体のとったムーバブル・フレームという構造は,MSのメンテナンス性や武装等の換装,運用の柔軟性,MSそのものの運動性,機動性,さらには駆動効率など様々な面を向上させることとなった。惜しむらくは,これが「完全な形ではなかった」ということなのである。
 開発者であるフランクリン大尉も,この機体に関しては失敗作と述べている。だが,これは彼の理想とするMSとしての失敗作であり,試作機・実験機レベルの機体として考えれば,十分すぎるほどの機体ではあったのだ。

開発コンセプト

 本機の基本的な設計ベースは,RX-78に置いていることは既に述べた。
 本機の運用コンセプトは,元来スペースコロニー内での掃討作戦を主眼に置いている。(故に,開発テストはグリーン・ノアで行われたのだ。)これは,ティターンズの行動指針であるジオン残党狩りが,スペースコロニー内での作戦が中心になることが想定されたためであり,先行したRGM-79Qジム・クゥエルと同じである。

 また,ムーバブル・フレームの採用により,機体そのものの柔軟性が高まり,従来とは異なった防御法を導入することが可能となった。すなわち,「かわす」ことを前提とした防御法である。
 一年戦争終盤から,MSのビーム兵器搭載が半ば当然の様な状態となり,どんなMSでも当たったが最期,撃破されてしまう様な状況となった。これに対して,従前のMSでは,装甲の強化,あるいはビームコートされたシールドなどでの防御を行うしかなかったのだが,Mk-兇任蓮い修僚斉陲淵燹璽丱屮襦Ε侫譟璽爐防要最小限の装甲を備えるだけで,軽量化し,敵の攻撃を回避することに主眼を置いたのである。

 この結果,後の第2世代MSの基礎的技術は,本機によってほぼ確立されたといっても過言ではなく,それだけに本機の持つ意味合いは重要だったのである。
 蛇足ながら,本機は第2世代MSとしての要件を全て満たしてはいない。現在一般的に言われる第2世代MSの要件は「ガンダリウムガンマ合金以降のガンダリウム合金の採用」,「リニアシートの採用」,「ムーバブル・フレームの採用」の三点である。Mk-兇呂海里Δ船ンダリウム合金が採用されていないことから,これを満たさないということなのである。(そのため,第1.5世代などともいわれる。)
 ただし,これは現在の区分としてであり,当時の区分では「リニアシートの採用」,「ムーバブル・フレームの(部分的)採用」という条件を満たしており,第2世代MSとして分類されていた。(これは,RMS-099リック・ディアスやRMS-106ハイザックといった現在では区分が曖昧な機体も該当する。実際,現在の区分で問題となるのは,AMX-004キュベレイやPMX-000メッサーラといった強力な機体が,現在の区分では第2世代MSにすら区分できない,という点である。)
 また,Mk-兇皹宙世紀0087年7月に宇宙へ戻ってからは(戦闘で損傷したことをきっかけに順次置換は行われていたが),装甲材をガンダリウム合金に換装し,真の意味での第2世代MSとなっている。


運用

 本機は,当初3機が建造されたとされているが,一部資料で4号機が確認できるなど,実際にはかなりの機体が建造されていたと考えられる。
 ただし,エゥーゴによって奪取された3機を除いて,以降歴史上に登場しないことから,何らかの問題があり,この3機以外の機体は運用できない状態になってしまっていたと考えられる。(実際,4号機はパイロットは即死状態だったほどの墜落事故を起こしており,実質的に失われたと考えられている。)

 これらの機体は,サイド7のグリーン・ノア1,グリーン・ノア2(グリプス)において運用試験が行われていたが,宇宙世紀0087年3月2日,エゥーゴのRMS-099小隊によって強襲され,(紆余曲折があったが)3機ともエゥーゴ鹵獲されてしまうこととなった。
 RX-178は,鹵獲運用機として1機(3号機)が強襲機動巡洋艦アーガマに配備され,残りの機体はパーツ取りの機体として分解された。内,2号機はクワトロ・バジーナ大尉によって試験運用されており,また,その後月のアナハイム社のラボで運用試験が行われている。(この際の運用はジャック・ベアード少尉ら。)なお,この2号機に関しては,通説では,その後分解されたとされているが,グリプス兇鮟笋觜極廟錣虜巴罅ぅ僖ぅ蹈奪箸鮗困辰RX-178はコロニーレーザーの照射によって消失したという説[5]があり,それにも関わらず,第1次ネオ・ジオン戦争時に確認できるため,実際には2号機は分解されずにそのまま保持されていたという説を唱えるものも存在する。(なお,1号機および2号機については,該当項目を参照のこと。)

 この機体を入手したアナハイム社スタッフは,その斬新な発想に驚き,またそのポテンシャルを全て解放しようとデータバンクに保存されていた全てのオプションを再現した上,彼等独自の発想でのオプションの開発も実行した。こうした行為は,先行していたΖ計画にも大きな影響を与え,結果的に開発が難航していたΖガンダムの完成を早めることとなったのである。
 この結果,皮肉にも対ティターンズ戦に投入されたMk-兇蓮ぢ紳腓弊鏖未魑鵑押ぅ┘ァ璽瓦望〕をもたらす大きなきっかけとなった。


 グリプス戦役序盤は,ティターンズの実働部隊との戦闘の多くは,アーガマ部隊によって行われており,アーガマに配備されたRX-178の3号機は,この戦闘のほとんどに参戦している。また,エゥーゴ上層部によって決定された強襲作戦,「ジャブローの風」作戦以降は,トラブルから地球上に取り残されたため,カラバの実働部隊と共にニュータイプ研究所が派遣した部隊などとの戦闘を行っている。
 宇宙世紀0087年7月上旬に,ガルダ級スードリからシャトル発射用のロケットブースターによって宇宙へと帰還するが,直後の戦闘で大きく損傷したため,その修復とともにアナハイム・エレクトロニクス製による複製部品(及び改装用部品)によって全面改装を受けることとなった。(この時点で,装甲材の換装やバックパックの換装などが行われており,FXA-05D Gディフェンサーとの接合も可能となっている。)また,この換装に前後して,それまでメインパイロットであったカミーユ・ビダンが,MSZ-006Ζガンダムを乗機としたことから,本機のメインパイロットがエマ・シーン少尉へと変更されている。

 その後は,主に宇宙空間での運用が続けられ,アーガマ部隊の主力として運用されている。(火力不足は,Gディフェンサーとドッキングしたスーパーガンダム形態によって補っている。こちらの詳細は,スーパーガンダムを参照。)
 しかし,宇宙世紀0088年2月22日のエゥーゴ,ティターンズの最終決戦において,ティターンズ側へと下ったレコア・ロンド少尉のPMX-001パラス・アテネと差し違え,エマ少尉は(カミーユにみとられ)戦死,機体はファ・ユイリィ曹長のMSA-005メタスによってアーガマへと搬送された。(先にも述べたが,コロニーレーザーによって消失したとの説も存在する。)

 その後,損傷の激しいアーガマは,サイド1のシャングリラへと補給・修理のために赴くが,多くのパイロットも失われていたため,RX-178の修理は同年3月下旬のラビアンローズとの合流後まで実施されないままであった。
 修復された後は,遊撃部隊的に活動していたアーガマ部隊(後に,ネェル・アーガマ部隊)で運用され,加速度的に進化したMS相手に苦戦しながらも対応可能なところを見せ,最終決戦時に放棄されるまで,第一線で運用されている。なお,パイロットは,シャングリラでアーガマに乗船した少年・少女たち(特に,エル・ビアンノ,イーノ・アッバーブ両名による運用が多かった)によって運用されている。
 地球上での運用時には,FXA-08Rメガライダーをコントロールする本機を起点として,ガンダムチーム(MSZ-010ΖΖガンダム,MSZ-006Ζガンダム,MSN-00100百式,および本機)として連携運用され,高出力化するネオ・ジオン軍MSや旧ジオン残党軍MSに対して,互角以上に渡り合っていた。

 しかし,宇宙世紀0089年1月15日,アクシズで行われたネオ・ジオン(グレミー派)との決戦において,NZ-000クィン・マンサとの戦闘で大破し擱座,放棄され,その役目を終えたのだった。(パイロットのエルは,無事に脱出している。)


 結果的にであるが,本機はその秘められたポテンシャルの高さを遺憾なく発揮できた希有な例だと思われる。これは,図らずもRX-78の持っていたポテンシャルの高さをも証明したことであろう。

 引用

Gジェネレーションアドバンス

 地球連邦軍の試作MS。
 ティターンズが次期主力MSとしてRX-78ガンダムをベースに開発した機体である。主にコロニー内戦闘を想定して設計された。
 初めて本格的にムーバブルフレームを採用した機体で,全般的に高い性能を備えるが,装甲材など旧世代の技術が用いられている箇所も少なくない。
 設定が確立されるたびに弱くなって行く悲運の機体である。

 備考


 関連項目


 編集者


[MS/MA・R]
[モビルスーツ・Z]
[モビルスーツ・ZZ]


最終更新時間:2015年01月17日 21時37分51秒

 ノート

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脚注

  • [1]1/144 ガンダムMk-競ぅ鵐好肇薀ション
  • [2]1/100 ガンダムMk-競ぅ鵐好肇薀ション / EMIAデータシート
  • [3]1/144 ガンダムMk-競ぅ鵐好肇薀ション / 1/100 ガンダムMk-競ぅ鵐好肇薀ション / EMIAデータシート
  • [4]逆に言えば,以後の機体の専用装備であっても,エネルギー源がその武装に備わっている(=Eパック式など)場合,特にソフトウェア的なブロックが無い限りは,運用可能であることを示している。
  • [5]劇場版準拠で考えた場合,コロニーレーザーで消失している。