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〔RX-78-7〕ガンダム7号機の変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔RX-78-7〕ガンダム7号機]]
!!!ガンダム7号機
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RX-78-7
,兵器区分,宇宙用多目的型試作モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,ユーグ・クーロ
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,M-MSV
,参考文献,SDクラブ

,デザイナー,大河原邦男{{br}}リファイン版:カトキハジメ
,初出作品,M-MSV{{br}}機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081 水天の涙
,参考文献,SDクラブ{{br}}EB MS大図鑑Vol.8{{br}}HobbyJapan 2009/06 ほか
!!スペック
,項目,内容
,全高,UN
,頭頂高,18.3 m
,本体重量,39.2 t
,全備重量,78.7 t
,ジェネレータ出力,1670 kW
,スラスタ推力,70800 kg
,センサ有効半径,6130 m
,頭頂高,18.3m
,本体重量,39.2t
,全備重量,78.7t
,ジェネレータ出力,1670kw
,スラスタ推力,70800kg
,センサ有効半径,6130m
,装甲材質,ルナチタニウム

!!武装
!専用ビームライフル x 1
!60mm バルカン x 2
!ビームサーベル x 2
!グレネードランチャー x 1
!専用ビームライフル
 一年戦争当時よりも射程や速射性が向上している。
 7号機専用にあつらえられたものである。
!60mmバルカン
 60mm口径の実体弾を高速で連射する地球連邦製MSにデフォルトの装備。
 基本的に他の78タイプと同じスペックのものを装備している。
!ビームサーベル
!グレネードランチャー
!ハイパーバズーカ
!専用シールド

!!概要
RX-78の7号機。
型式番号のRX-78-7は,7号機が目指す仕様としてのプランニングとして先に設定された物である。
本機のコンセプトは,次世代MSとしてのコンセプトマシンであり,一年戦争後に再設計されたRX-81で採用された換装システムの基本となるようなシステムが採用されている。
機体本体は,どちらかと言えばシンプルなMSとして完成しているが,本機最大の特徴は,このベースとなる機体,すなわちRX-78-7本体に,当初から増加装甲を装着しての戦闘を前提としていたことであろう。
この増加装甲も,FA-78-1のような単なる追加装甲的な物ではなく,始めからシステムの一環としてプランニングされた物であり,増加装甲そのものにもスラスターや追加ジェネレーターなどを備えるなど,単なる「装甲」というよりは,「本体の延長線上のパーツ」に相当する物であった。
さらにMS自体を移動要塞とするパーツまで考案されていたのだが,本機の基本フレームが完成した時点で終戦を迎えており,実機が完成することはなかったと言われている。
 RX-78-7《ガンダム7号機》は,人類史上初の大規模宇宙戦争となった「[[一年戦争]]」において,その戦況を覆したとまで言われるほど有名となった地球連邦軍のモビルスーツRX-78-2《ガンダム》と同時期に開発が進められた同型機である。
 一般的に「RX-78 ガンダム」として知られる機体は,一年戦争当時,地球連邦軍最強といわれたニュータイプパイロット,アムロ・レイが搭乗した「ガンダム2号機」のことであるが,本機,7号機は極めて初期の段階からその存在は知られていたものの,機体写真等は一切公開されておらず,長らく幻とされていたものである。(なお,ガンダムの開発経緯等については,RX-78-2の項目を参照のこと。)

しかしながら,本機は実戦投入されたという資料もわずかながら存在しており,その点から考慮すると,本体のみが完成していた可能性も否定できない。(※1)
 旧来の資料では,4号機,5号機はペガサス級サラブレッドに配備され,実戦投入が行われたとされており,RGM-79《ジム》の母体としての各種検証の後の動静が示されていたが,6号機〜8号機の動静については明らかでは無かった。終戦直後に発表された資料{{fn 1/144スケール「プロトタイプガンダム」インストラクション}}では,6号機〜8号機が実戦投入されたかについては不明となっていたものの,わずか1年後に公開された資料{{fn メカニカルファイル「プロトタイプガンダム」}}では6号機〜8号機の実戦参加について触れられているものの,その動静そのものは不明であるなど,混乱(あるいは意図的に封印していた)が見える物であった。
 しかし,U.C.0100年に突如連邦政府によって公開された多量の資料の中に,本機の機体資料と実際の運用状況に関する記録が発見されたことから,謎であった4〜7号機(8号機は,これらの資料の中にも所在が明らかでは無かった)の動静が明らかとなったのである。

!※1
1/144 プロトタイプガンダムのインストラクションでは,「6〜8号機の参戦の記録はない」という表記が見られるのだが,その2年後に配布されたメカニカルファイルのプロトタイプガンダムでは,「6〜8号機の参戦したという記録も確認されている」と扱いが変わっている。
また,インストラクションでは,6〜8号機は「RX-78-2(この場合,アムロ機)」と同じ仕様になっていたということであるから,この状態で一度参戦し,その後再設計されたという可能性も残っている。
 ガンダム7号機は,ジムの母体としての検証の後,一度実働仕様に組み上げられたものと考えられる{{fn このように考えないと,RX-78-1およびRX-78-2仕様の機体数のつじつまが合わなくなってしまうため。}}。しかし,次世代モビルスーツの開発プランがいくつか実働に入った段階で,新たな計画案にともなう改装(事実上の再設計)が行われている。この改装後の姿が,現在我々が見ることのできる6号機の姿なのである。
 次世代機開発の為のプランは複数提示されているが,4軍がそれぞれ立案したG4計画など(これには,応急的措置ではあったが,79Gタイプも含まれる)が,新規の78タイプ(俗に79G3タイプと呼ばれるもの)を利用したプランであったが,ジャブローに残る4〜8号機を元にしたプランは,膨大なコストをかけて建造したRX-78を直接改装することで,コスト的にも無駄にせず新型機を開発するプランであったともいうことができる。(なお,G4計画の存在は,疑問視されている部分もある。)
!開発コンセプト
 ガンダム7号機は,U.C.0100年公開資料では一年戦争当時は「基本フレームのみ製作された未完成機」として提示されているが,既に「RX-78-7」の仕様番号は,型式として押さえられており,これを取得したプランという形で進められていたものである。
 開発コンセプトとしては,RX-78の仕様を完全に取り込んだ上での次世代モビルスーツのコンセプト機であり,一年戦争後に再設計されたRX-81(このタイプには「ジーライン」という機体名が付けられている)で採用された換装システムの基本となるようなシステムが採用されている。

なお,ネットワークゲームGNO2では,ゲームの進行によっては7号機の実戦参加も行われる。
 本機の機体形状は,RX-78-2タイプの発展型という趣ではあるが,78-4,78-5,78-6仕様の各機とは異なり,本体に大幅な追加装備を施すのでは無く,どちらかと言えばプレーンな機体そのものである。こうした点にも,4〜6号機との開発コンセプトの違いが見え隠れしている。
 また,装備が予定された増加装甲は,FA-78-1《ガンダムフルアーマータイプ》のような単なる追加装甲的な物ではなく,始めからシステムの一環としてプランニングされた物であり,増加装甲そのものにもスラスターや追加ジェネレーターなどを備えるなど,単なる「装甲」というよりは,「本体の延長線上のパーツ」に相当する物であった。
 さらにモビルスーツ自体を移動要塞とするパーツまで考案されていたのだが,本機の基本フレームが完成した時点で終戦を迎えており,実機が完成することはなかったと言われているのである。(これには,当時の技術力不足の側面もあったとされる。)
!運用
 本機が脚光を浴びたのは,後{{fn 実は設定的に水天の涙事件が明らかになったのは,U.C.0100年以降ということになる。この点を理解せずに論説を展開している事例が多く,この点には疑問を呈する。}}に明らかとなった,公国軍残党による水天の涙事件である。
 この事件では,公国軍残党に対する追撃部隊として特務部隊ファントムスイープ隊があてがわれ,これに7号機が配備されている。
 当初,RX-81《ジーライン》を運用していたファントムスイープ隊であったが,7号機の配備を受け,攻勢にでたことで,事件の解決を図っている。
!!引用
!SDクラブ
ガンダム7号機は,設計段階で終戦を迎え,基本フレーム以外は製作されることはなかった機体である。
最初からフルアーマーなどのオプションシステムを想定して設計された為に,機体各部にマウントラッチが設けられている。ジェネレータ出力は1〜6号機に比べ多少上がっている程度であるが,アーマーパーツにもサブジェネレータを装備するため,フルアーマー装備時でも出力不足に陥ることはない。この他にも,各所にオプションパーツの装着用の工夫がなされているようである。機体はNT-1クラスの性能をもち,マグネットコーティング,試作型全周囲型モニターなども装備されている。

!EB52 機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.8 SPECIALガンダム大鑑
この機体は設計段階で終戦を迎え,基本フレーム以外は製作されることがなかった。当初からFAなどのオプションシステムを想定して設計され,各所にマウントラッチが設置されている。

!HobbyJapan 2009/06
 RX-78から4〜6号機までのガンダムシリーズのノウハウを結集したとされる機体。作戦に応じてフルアーマー,及び重装フルアーマー装備に換装することで,火力,機動性を向上させることができる。果たしてゲームではどのような活躍を見せるのか? イラストはカトキハジメ氏による。
※機動戦士ガンダム戦記(PS3)版。現時点では,M-MSVの機体のリファイン版程度の差異しかないが,4〜5号機やマドロックのような差異や新機構などがあった場合,別枠に移動する。

!ファミ通 2009/04/03 機動戦士ガンダム戦記記事
RX-78から発展した,4号機,5号機,6号機の流れを汲む機体。運用に応じてフルアーマ―装備などに換装できる設定だが,ゲーム中でも換装はできるのか!?

!ガンダムエース 2009/10付録 ガンダムエースコミックス MS COLLECTION
増加装甲による機体性能の強化を前提に設計されたガンダム7号機。機体には増加装甲の重量を機動させるに充分な,大型スラスターを装備。また,オプションパーツを容易に装備できるマウント・ラッチが設置されている。

 この機体は設計段階で終戦を迎え,基本フレーム以外は製作されることがなかった。当初からFAなどのオプションシステムを想定して設計され,各所にマウントラッチが設置されている。
!!備考
この機体の存在と,8号機の所在不明がMSVの記述とM-MSVの記述の相違点を生んでいると思われる。
!水天の涙版について
 ガンダム戦記(水天の涙)に登場したカトキハジメ氏によるリファイン版は,現状,M-MSV版との差違がそれほど大きくない(ガンダムにおける大河原版とVer.ka版ほどの違いと考える)ため,原型と大きく異なる4号機,5号機,6号機とは違い,同一機として解釈している。
 なお,設定上異なった機構や大幅な違いが確認された場合,前出の3種の様に分割を行う場合もある。
!設定の不整合
 7号機と8号機の所在不明がMSVの記述とM-MSVの記述の相違点を生んでいる。
 MSVでは,6〜8号機も実戦投入されたという記述が存在しているため,一年戦争時には「未完成であった」とされる本機の問題は,大きく影響しているのである。
 このため,本文中の様な,一度組み上げられたものの再改装を受けた,という扱いにしている。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・R}}
{{category モビルスーツ・M-MSV}}
{{category モビルスーツ・水天の涙}}
{{category 加筆募集・MS}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]]
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