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〔RX-78-4〕ガンダム4号機(G-04)の変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔RX-78-4〕ガンダム4号機]]
!!!ガンダム4号機(G-04)
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RX-78-4
,型式番号,RX-78-4/Bst(#1)
,兵器区分,-
,兵器区分,宇宙用多目的型試作モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,ルース・カッセル
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男 / リデザイン:カトキハジメ
,デザイナー,カトキハジメ
,初出作品,機動戦士ガンダム外伝〜宇宙,閃光の果てに…
,参考文献,GUNDAM WAR
#1:ショルダーブースター装着時

,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}1/100MG ガンダム4号機 インストラクション ほか
!!スペック
,項目,内容
,全高,UN
,頭頂高,18.0 m
,本体重量,42.6 t
,全備重量,80.2 t (86.5 t:ビームランチャー装備時)
,ジェネレータ出力,1550 kw
,スラスタ推力,70500 kg
,センサ有効半径,6190 m
,全高,Unknown
,頭頂高,18.0m
,本体重量,42.6t
,全備重量,80.2t{{br}}86.5t(ビームランチャー装備時)
,ジェネレータ出力,1550kw
,スラスタ総推力,70500kg
,センサ有効半径,6190m
,装甲材質,ルナチタニウム

!HEAD UNIT
RX-78-4 ガンダム4号機の頭部は,基本的にはRX-78-2「ガンダム」に準じた部材やデバイスが使用されているが,次世代高性能機用にアップデート済みのユニットが多く使用されている。
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RX-78-4の頭部は,RX-78-2とほぼ同等の光学端末および演算装置が搭載されているが,連邦軍製のMSの生産がある程度進展して以降のものが使用されているため,信頼性や耐久性が向上しているほか,宇宙空間における戦闘に特化することが決定してからは各パーツが空間走査用のスペックに調整された上で実装されている。
また,各種のデバイスやセンサー類は,機能を維持したままでの小型化が達成されつつあるものが採用されており,コア・ブロックシステムに依存しないデータ収集や,稼働ソフトの検証に必要な副次的コ・プロセッサーフレームおよびモニタリング用装備などのサブシステムが新たに装備されている。
特に,4号機と5号機の連携が当初から企図されていたため,強力なデータリンクおよびモニタリングに応じたアーキテクチャーが構築されている。
また,デュアルセンサーのカバーや,頭部バルカン砲など,弾頭の形状や材質,炸薬のエマルジョンなども見直しが検討されはじめており,既存の機体との互換性を確保するか,新たな規格を採用するかといった過渡的な機体となっている。

!SHOULDER UNIT
4号機のショルダーユニットは,必要に応じてプロペラントタンクとスラスターユニットが一体化されたコンポジットタンクユニットを装着することができる。
このユニットは専用の可動式ホールドラッチによって固定され,機体の機動性を飛躍的に向上させる。
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宇宙空間においてMSの機動力を向上させるためには,単純にスラスターやプロペラントの設置数や積載量を増やせば良いというものではない。
それによって自重が増えてしまっては元も子もないからだ。
本来,MSの優位性は,四肢とスラスターを有機的に連動させるAMBAC機動によって,推進剤の消費を抑え,既存の機動兵器よりも効率的な機動が得られることにあった。
ただし,実際の運用に伴って,当初は過剰と思われたレベルでのプロペラント積載やスラスターの増設などがそれなりに有効であることが判明し,また,各部のコンストラクションそのものや装甲材および構造材などの改善もあって,機体重量の増加と機動力のバランスを向上させながら,さらに追い込むことが可能となった。
つまり,目的別に効果的な各種オプションのノウハウやシミュレーションが蓄積されたことにより,さらなる機能向上が可能となったのである。
4号機および5号機に採用されたコンポジットタンクユニットと脱着機構を含むシステムは,その端的な例なのである。

!ARM UNIT
4号機には,先行していたRX-78-2ガンダムなどの試作機の実戦投入によって得られた運用データが反映されており,いわゆる固定武装の強化も懸案となっていた。
その解答のひとつが,腕部に装備されたビーム・ガンである。
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連邦製MSは,その可動部分にフィールドモーターを使用しているため,ユニット自体の小型化に伴って,ユニットの容積を減らすことが可能だった。
実際,初期の試作機であったRX-78-2”ガンダム”自体,腕部にサブスラスターを装備することも可能であったし,その構造そのものをスリム化したジム系の機体との量産体制も整いつつあった。
併せて,ビーム・ライフルなどの携行武装を消耗,損壊した場合の戦闘能力の低下を指摘する声もあったため,固定武装を追加装備する試みが実行されることとなった。
RX-79系の機体の内,腕部に機銃などを装備した機種が存在したのもそのためである。
4号機の腕部に装備されたビーム・ガンは,機体のジェネレーター出力の向上に伴って試験的に装備されたもので,戦闘時における有効性やコスト,整備製の検証のために実装されている。
このビーム・ガンユニットにはシールドが装着できるよう,マウントラッチも装備されている。
ちなみに4号機および5号機の四肢にはデフォルトでマグネット・コーティングが施されている。

!RANDSEL
4号機が,背部に装備するランドセルは,ジェネレーターの出力向上に伴って,機動性を改善,向上させるためにスラスターの配置や基数が再検討されており,機体各部へのサブスラスター増設なども含め,トータルで40%もの機動力向上を成し遂げている
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4号機は,設計当初からコア・ブロック・システムの不採用が決定していたため,ランドセルにも設けられていた冷却機構などを大幅にボディへ移設することが可能となり,より大きな推力を生み出すことができるようになった。
しかも,肩部や脚部(ふくらはぎ)などに設置されたサブスラスターなどと連動してメインスラスターの負担を軽減することが可能となったため,整備性の向上もある程度見込まれていた。
ただし,四肢をはじめとする機体各所には標準でマグネット・コーティング処理が施されているため,可動部分にかかるストレスそのものは少ないものの,諸動作に伴う応力による各部の構造疲労は逆に増える傾向があり,パイロットのセンスや機体に対する気遣いが問われるMSとなってしまったと言われている。
ちなみにこの機体で得られたデータを元に,コア・ブロック・システムを持たない機体のランドセル構造は一部で見直されることとなり,ボディとのバランスやビーム・サーベルのエネルギーサプライデバイスの再配置などが検討され,連邦製MSのランドセルは一時期,傾向としてはさらに大型化していくことになるのである。

!頭部
 ガンダム4号機の頭部は,基本的にはRX-78-2《ガンダム》に準じた部材やデバイスが使用されているが,次世代高性能機用にアップデート済みのユニットが多く使用されている。このため,信頼性や耐久性が向上しているほか,宇宙空間における戦闘に特化することが決定してからは各パーツが空間走査用のスペックに調整された上で実装されている。
 また,4号機と5号機の連携が当初から企図されていたため,強力なデータリンクおよびモニタリングに応じたアーキテクチャーが構築されている。
!腕部
 4号機には,先行していたRX-78-2ガンダムなどの試作機の実戦投入によって得られた運用データが反映されており,いわゆる固定武装の強化も懸案となっていた。その解答のひとつが,腕部に装備されたビーム・ガンである。
 この仕様は,別途開発が進められていたNT型の腕部ユニットのデータが反映されたもので,ジム系を含む連邦系モビルスーツの腕部ユニットの各種デバイスの小型化がもたらした成果のひとつである。
!ランドセル(バックパック)
 4号機が,背部に装備するランドセルは,ジェネレーターの出力向上に伴って,機動性を改善,向上させるためにスラスターの配置や基数が再検討されており,機体各部へのサブスラスター増設なども含め,トータルで40%もの機動力向上を成し遂げている
 4号機は,設計当初からコア・ブロック・システムの不採用が決定していたため,ランドセルにも設けられていた冷却機構などを大幅にボディへ移設することが可能となり,より大きな推力を生み出すことができるようになった。
 ちなみにこの機体で得られたデータを元に,コア・ブロック・システムを持たない機体のランドセル構造は一部で見直されることとなり,ボディとのバランスやビーム・サーベルのエネルギーサプライデバイスの再配置などが検討され,連邦製MSのランドセルは一時期,傾向としてはさらに大型化していくことになる。
!!武装
!WEAPONS
4号機および5号機は,既存の機体よりもジェネレーター出力が向上しているため,それに対応した武装が用意されていた。
ただし,両腕のビーム・ガンは有効射程が短く,近接戦闘時においてようやく有効であったと言われている。

!60mm バルカン x 2
!ハンドビームガン x 2
!ビームサーベル x 2
!ハイパーバズーカ x 1
!ハイパー・ビームライフル x 1
4号機および5号機に共通の携行武装。
両機は既存の機体よりジェネレーターが高出力(RX-78-2「ガンダム」のおよそ40%増し)であるため,通常のビームライフルより強力なものをドライブすることができる。
エネルギーCAP技術の実用化で公国軍に先んじた連邦軍の面目躍如といった武装。
連射性能はともかく,威力そのものは,後のGPシリーズが装備するに匹敵すると言われている。

!メガ・ビーム・ランチャー x 1
4号機はメガ・ビーム・ランチャー構想の実験機としての側面もあり,5号機をさらに上回るジェネレーター出力を獲得するため,冷却機構などが強化されており,そのため胸部フィンなどの形状が異なっている。
ただし,それでもジェネレーターだけでは本武装の稼働は不可能であったため,外部ユニットとしてエネルギーユニットバックが装備されている。
それでも,初期の要求スペックを達成するには至らず,サラブレッドに配備,積載されはしたものの,結局は運用されることはなかったと言われている。
一説には,エネルギーチャージに充分な時間をとることができれば,一射程度は想定される威力で運用できただろうと考えられているが,そのための制御が非常に難しいこともあって詳細は不明である。

//コミック巻末
//高性能冷却システムとジェネレーター出力の強化によって,4号機は通常のMSでは運用が不可能な大型ビーム兵器の携行が可能となった。そこで,4号機用に開発された武装がメガ・ビーム・ランチャーである。この武装は,外部パックから供給されるエネルギーと4号機の冷却機能が合わさることで運用が可能となるが,調整段階のため安定した運用ができないという欠点を持つ。
//本体
//4号機本体ほどもある長砲身により精度の高い射撃を行うため,照準用センサーが3基も取り付けられている。
//エネルギーパック
//4号機の腰部にマウントされる外部パック。メガ・ビーム・ランチャーの発射には膨大なエネルギーが必要になるため,取り付けられている。

 4号機および5号機は,既存の機体よりもジェネレーター出力が向上しているため,それに対応した武装が用意されていた。ただし,両腕のビーム・ガンは有効射程が短く,近接戦闘時においてようやく有効であったと言われている。
!60mmバルカン
!ハンドビームガン
!ビームサーベル
!ハイパーバズーカ
!ハイパー・ビームライフル
 4号機および5号機に共通の携行武装。
 エネルギーCAP技術の実用化で公国軍に先んじた連邦軍の面目躍如といった武装。連射性能はともかく,威力そのものは,後のGPシリーズが装備するに匹敵すると言われている。
 両機は既存の機体よりジェネレーターが高出力であるため,通常のビームライフルより強力なものをドライブすることができる。
!メガ・ビーム・ランチャー
 4号機はメガ・ビーム・ランチャー構想の実験機としての側面もあり,5号機をさらに上回るジェネレーター出力を獲得するため,冷却機構などが強化されており,そのため胸部フィンなどの形状が異なっている。ただし,それでもジェネレーターだけでは本武装の稼働は不可能であったため,外部ユニットとしてエネルギーユニットバックが装備されている。
 それでも,初期の要求スペックを達成するには至らず,サラブレッドに配備,積載されはしたものの,結局は運用されることはなかったと言われている。
 一説には,エネルギーチャージに充分な時間をとることができれば,一射程度は想定される威力で運用できただろうと考えられているが,そのための制御が非常に難しいこともあって詳細は不明である。
!!概要
初期に建造されたGナンバーのRX-78のうち高機動仕様として再設計された機体である。同時に再設計,改修された5号機とともに実戦に投入されたとされているがその真為については定かではない。
(ア・バオア・クー海戦における唯一のRX-78型帰還機とされていたが,近年唱えられた説では,メガランチャーのダメージによるパイロット死亡とされている。また,同様の説では,パイロットは無事との説もあり,混沌としている。)
 RX-78-4《ガンダム4号機》は,人類史上初の大規模宇宙戦争となった「[[一年戦争]]」において,その戦況を覆したとまで言われるほど有名となった地球連邦軍のモビルスーツRX-78-2《ガンダム》と同時期に開発が進められた同型機である。
 一般的に「RX-78 ガンダム」として知られる機体は,一年戦争当時,地球連邦軍最強といわれたニュータイプパイロット,アムロ・レイが搭乗した「ガンダム2号機」のことであるが,本機,4号機は極めて初期の段階からその存在は知られていたものの,機体写真等は一切公開されておらず,長らく幻とされていたものである。(なお,ガンダムの開発経緯等については,RX-78-2の項目を参照のこと。)

本機はコアブロックを排除し,その代替として強力なジェネレータと冷却器を搭載し,当時としては破格の破壊力を持つメガビームライフルを装備している。さらに本機は5号機とは異なる強力なジェネレータを搭載し,メガランチャーの装備も可能であったが,メガランチャー自体が完成が遅れ,実戦への投入は行われていない。(試射したとの説もある)
 旧来の資料では,4号機,5号機はペガサス級サラブレッドに配備され,実戦投入が行われたとされており,RGM-79《ジム》の母体としての各種検証の後の動静が示されていたが,6号機〜8号機の動静については明らかでは無かった。終戦直後に発表された資料{{fn 1/144スケール「プロトタイプガンダム」インストラクション}}では,6号機〜8号機が実戦投入されたかについては不明となっていたものの,わずか1年後に公開された資料{{fn メカニカルファイル「プロトタイプガンダム」}}では6号機〜8号機の実戦参加について触れられているものの,その動静そのものは不明であるなど,混乱(あるいは意図的に封印していた)が見える物であった。
 しかし,U.C.0100年に突如連邦政府によって公開された多量の資料の中に,本機の機体資料と実際の運用状況に関する記録が発見されたことから,謎であった4〜7号機(8号機は,これらの資料の中にも所在が明らかでは無かった)の動静が明らかとなったのである。
 この4号機は,ア・バオア・クー攻防戦に投入され,同戦闘における唯一の「RX-78タイプの帰還機」であったとされていたのである。なお,さらに後年発見された資料{{fn 「宇宙,閃光の果てに」のこと}}では,このU.C.0100年の資料とは異なる動静が記録されており,月へと向けたグラナダ戦線へ投入されたとされている。とはいうものの,搭載艦がサラブレッドである点と,パイロット名に一致が見られるため,いずれか一方は欺瞞のための情報であったと考えるのが妥当であろう。

機体はRX-78-2を基本に,バックパック交換・スラスター・プロペラントを増設し,機動力が40%程アップしている。
また稼働時間も延び,長時間の戦闘,特に要塞攻略戦に向けた機体として仕上げられていた。
 ガンダム4号機は,ジムの母体としての検証の後,一度実働仕様に組み上げられたものと考えられる{{fn このように考えないと,RX-78-1およびRX-78-2仕様の機体数のつじつまが合わなくなってしまうため。}}。しかし,次世代モビルスーツの開発プランがいくつか実働に入った段階で,新たな計画案にともなう改装(事実上の再設計)が行われている。この改装後の姿が,現在我々が見ることのできる4号機の姿なのである。
 次世代機開発の為のプランは複数提示されているが,4軍がそれぞれ立案したG4計画など(これには,応急的措置ではあったが,79Gタイプも含まれる)が,新規の78タイプ(俗に79G3タイプと呼ばれるもの)を利用したプランであったが,ジャブローに残る4〜8号機を元にしたプランは,膨大なコストをかけて建造したRX-78を直接改装することで,コスト的にも無駄にせず新型機を開発するプランであったともいうことができる。(なお,G4計画の存在は,疑問視されている部分もある。)

 4号機は,当初から空間戦闘を念頭において改装が行われており,脱出ユニットを搭載することでコア・ブロック・システムを排除している。これにより生じた余剰スペースに強力なジェネレータと冷却器を搭載したことで,当時としては破格の破壊力を持つメガビームライフルを装備することが可能となった。
 さらに本機は5号機よりもチューンナップした強力なジェネレータを搭載し,メガランチャーの装備も可能であったが,メガランチャー自体が完成が遅れ,実戦への投入は行われていない。
 これらの改装により,バックパック交換・スラスター・プロペラントを増設したことで,機動力が40%程アップしている。また,稼働時間も延び,長時間の戦闘,特に要塞攻略戦に向けた機体として仕上げられていた。

 なお,いわゆる「ミッシングMSV」とは異なった資料に記載が見られる本機,グラナダ戦線への投入機の改装はジャブローからオーガスタ研に委託されたことで,オーガスタ研が開発中の新技術の投入もなされており,まさに次世代機の雛形に相応しい機体となっている。
 機体は,ペガサス級サラブレッドに5号機とともに配属され,最終的には終戦協定のためにグラナダへ向かうジオン共和国メンバーを護衛する任務についている。
 ただし,4号機については,その中途でメガ・ランチャーの暴走事故により,パイロットが戦死したとの記録が残っている。(無事であったとの記録もあるが,信憑性は薄いとされている。)
!!引用
//!1/100 MG ガンダム4号機インストラクション
!GUNDAM WAR 蒼海の死闘 連邦 U-187{{br}}GUNDAM WAR EXTENSION BOOSTER2 連邦 U-187
冷却システムの増設により,ジェネレーター出力の向上を図った機体。その高出力を活かして,ハイパー・ビーム・ライフルなどの,強力な装備を持つ。ルース・カッセルが搭乗者を務める。

!機動戦士ガンダム外伝 宇宙,閃光の果てに… 1巻巻末解説
 ルース・カッセル中尉が搭乗するガンダム4号機は,大型ビーム兵器の運用を前提に,ガンダムタイプのMSをベースに開発された宇宙用の高機動MSである。高性能冷却システムを搭載しているため,胸部ダクト形状が5号機とは異なる。また,機体カラーはルースの冷静沈着な性格を表すかのように,青で塗られている。

 一年戦争中に数種開発されたと言われる,ガンダムと名が付くモビルスーツの4番目の仕様となるのが,ガンダム4号機である。
 ガンダム1号機,2号機,3号機は,同じタイプの機体を運用テストや実戦を経ることでバージョンアップしていった機体だった。しかし,4号機は,運用する場所を宇宙空間に限定することで,機体の持つポテンシャルをさらに先鋭化させたものと言っていいだろう。
 ジムの開発に使われていた4号機は当初の目的を果たしたため,戦場において驚異的な活躍を見せた2号機の実戦データや3号機に導入されたマグネットコーティングの技術を導入。また,各部には宇宙空間で高い運動性と機動性を発揮すべくスラスターが増設されたことで,2号機よりも機動性が40パーセント向上している。コア・ブロック・システムを廃止する事で,余裕のできたスペースに,冷却能力の向上したパーツを組み込めるようになったため,メインジェネレーター(発電器)の出力を強化することで,4号機は,高機動ながら大口径砲の運用が可能な試験機となったのである。

 冷却システムの増設により,ジェネレーター出力の向上を図った機体。その高出力を活かして,ハイパー・ビーム・ライフルなどの,強力な装備を持つ。ルース・カッセルが搭乗者を務める。
!!備考
大河原版と異なり,基本デザインはガンダムのままである。
特に脚部は,RX-78-2に準じたデザインに差し替えられており,形状の差異が激しい。
また,バックパックのシルエットは似ているが,各パーツの持つ役割も異なっている。
さらに,肩部には,追加のスラスターユニットが設定されている。
 MSVで存在のみ触れられていた4〜8号機の画稿が公開されたのが,M-MSVである。
 本機は,「宇宙,閃光の果てに」版の機体であるが,M-MSVの機体とほぼ同設定の機体がそのまま登場しているため,本編となったM-MSV小説版はパラレル扱いということになる。
 元々,ガンダム4号機および5号機などM-MSV分類の機体は,U.C.0100年のジオン共和国の自治権返上に伴う様々な資料整理に伴い公開されたもので,それ故に「Missing-MSV」という枠で括られたものである。
 従って,「宇宙,閃光の果てに」に伴う4号機,5号機の設定は,U.C.0100年以降に公開されたものという扱いになるといえるだろう。
 このため,本サイトでは,M-MSV版を地球連邦が公開した情報資料による機体,「宇宙,閃光の果てに」版を記録フィルム版の機体と解釈している。

 しかしながら,MSV-Rに伴う改変で一部齟齬がでているため,このあたりの扱いが変更になる可能性も高いと言えるだろう。
!デザインについて
 大河原版と異なり,基本デザインはガンダムのままである。
 特に脚部は,RX-78-2に準じたデザインに差し替えられており,M-MSV版との形状の差異が激しい。また,バックパックのシルエットは似ているが,各パーツの持つ役割も異なっている。
 最大の相違点は,肩部追加のスラスターユニットが設定されていることであろう。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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{{category MS/MA・R}}
{{category モビルスーツ・閃光の果てに}}
{{category 加筆募集・MS}}
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{{lastmodified}}
!!ノート
■[[本項目に追加情報を記載する|BBS2]]
※追記できる情報(他愛のないものでかまいません)がある場合,上記リンクから記述専用ページに移動し,情報投入をお願いします。