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〔RMS-108〕マラサイ

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マラサイ

  • [MS]

データ

機体データ
型式番号RMS-108
兵器区分汎用量産型モビルスーツ
所属ティターンズ
パイロットジェリド・メサ
カクリコン・カクーラー
ジョナサン
サラ・ザビアロフ
シドレ
製作データ
デザイナーベースデザイン:小林誠,大河原邦男
クリーンナップ:藤田一己
初出作品機動戦士Ζガンダム
参考文献MIAデータシート
GUNDAM WAR
ガンダムメカニクス
Gジェネレーションポータブルほか



 スペック

項目内容
全高20.5m
頭頂高17.5m
本体重量33.1t
全備重量59.4t
ジェネレータ出力1790kW
スラスタ推力19300kg x2,12000kg x3
スラスタ総推力74600kg
アポジモーター数8
センサ有効半径10900m
装甲材質ガンダリウム合金
製造アナハイム・エレクトロニクス
黒歴史コード03-6376751

バックパック

 このユニットのみで,かつての高機動型ザクー機分に相当する推力を持つ。大容量のコンフォーマルタンクと2基のメインスラスター,3基のサブスラスターを備えるスラスターポッドからなり,脚部サブスラスターを加え,機体の軽量化ともあいまって高い機動性を獲得している。スペック的にはリック・ディアスや百式などのハイエンド機に勝るとも劣らない加速性能を持ち,重力下でも短時間であれば相応の飛翔能力を発揮することができる。

脚部

 ハイザックの構造をベースとしつつ,脚部スラスターは最終装甲内に納めてあるほか,駆動および制御系がムーバブル・フレーム内で完結しているため,プロペラントタンクや推進装置のより合理的な配置が可能となった。そのため,ハイザック用に生産されていた装備品の多くを転用しつつ,さらなる高性能化を達成している。顕著なのが機動性の改善で,基本的には脚部の推力のみで重力下におけるホバー走行も不可能ではない。

頭部&ボディユニット

 ザク系の頭部構成に加え,バルカンユニットを両サイドに配し,それらを日本の兜の錏(しころ)状のネックプレートで覆っている。バルカンユニットは換装可能で,マイクロミサイルポッドなども検討されていた。通信機能強化用のブレードアンテナはデフォルトで装備されている。一説には,エゥーゴにはジオン出身のベテランパイロットが多かったため,乗り馴れた公国系の機体を指揮官機とする構想があり,ブレードアンテナが標準装備とされたとも言われている。また,高出力のジェネレーターを搭載し,ハイザックでは不可能たった複数のビーム兵器を同時運用できるほか,高度なフレキシビリティを備えた制御デバイスの採用により,同時期の他の機体の武装もほぼそのまま流用することが可能であった。コクピットユニットは共通規格のものを採用している。

 武装

 2門のバルカン砲を頭部に内蔵し,ハイザックと同型のビーム・ライフルと2本の専用ビーム・サーベルを基本兵装としているほか,既存の兵器であれば殆どのものが運用可能となっている。

ビーム・ライフル(2.2 MW) x1

 ハイザックと共用のビーム・ライフル。予備のエネルギーパックは,機体各所にマウントすることが可能である。

ビームサーベル(0.4 MW) x2

バルカン x2

シールド

 右肩に固定され,シールドジョイントを介して2枚の防御版がポジションを変えることでフレキシブルな運用が可能。うち1枚はサーベルホルダーを装備する。左肩にはより大型化したスパイクアーマーを装備し,近接戦闘時の攻撃力を向上させている。

フェダーインライフル

 概要

 RMS-108《マラサイ》はアナハイム・エレクトロニクスから連邦軍(ティターンズ)に無償供与されたモビルスーツである。開発拠点は月面であり,そのためか,その外見はRMS-106《ハイザック》のアップデート機に見えるのだが実際は全くの新規開発MSである。

 U.C.0087にエゥーゴとの武力抗争に突入したティターンズはその量産モビルスーツであるRMS-099《リック・ディアス》に苦戦をすることとなる。既に初期の第2世代モビルスーツとして完成の域に達していたリック・ディアスと比較して当時のティターンズの量産モビルスーツであるハイザックやRMS-179《ジム供奸RGM-79Q《ジム・クゥエル》といったMSではその性能に格差があり,対抗することができなかったのである。
 また,同時期に編入が進められたRMS-117《ガルバルディβ》も所詮一年戦争当時の開発機のバージョンアップに過ぎず,リック・ディアスに対抗するには力不足でしかなかったのである。

 さらに3月2日のエゥーゴによるグリーン・オアシス強襲によって,フラッグシップモビルスーツとして開発が進められていたRX-178《ガンダムMk-供佞泙廼奪されてしまったティターンズとしては,部隊の中心となるモビルスーツがどうしても必要な事態に追い込まれてしまったのである。
 そんな折り,アナハイム・エレクトロニクスから新型MSを(無償で)提供したいとの提案があり,前線部隊は提案を受け入れた。この際に引き渡されたモビルスーツがマラサイなのである。なお,ティターンズに示された譲渡条件は特になく,いわば先行投資のようなものだと説明されているが,実際には,RX-178の強奪に関するアナハイムに対する懸念(また,エゥーゴとの癒着関係)を払拭するために行われた物である。

 マラサイはこれまでのティターンズのMSと異なり,完全な第2世代MSとして完成していたことから,完成度の高いMSとして評判が高かった。また,それまでの連邦軍のMSの装甲材であるガンダリウムα合金よりも優れた性能を持つガンダリウムβ合金[1]を装甲として用いている点も評価を上げる理由の一つとなった。(なお,一説にはマラサイはガンダリウムγ合金製であったともされ,これがきっかけで情報が流出したともされている。)
 こうしてティターンズに採用されたマラサイは,グリプス戦役の初期のティターンズの主力機として活躍したが,グリプス戦役後期には,その座をRMS-154《バーザム》に譲っている[2]

 実は,マラサイには二つの評価がある。「高性能なMS」という評価と「性能が低い」という評価である。たしかにグリプス戦役後期では,MSの性能が進歩しており,相対的にマラサイの評価も下がるのであろうが,ハイザックなどが未だ前線で用いられている時期に「性能が低い」という評価がダイレクトにでるかという疑問点もある。
 この点については,様々な説が存在するが,最も可能性が高いのは,「初期に無償提供された6機と後に制式採用された機体が実は別物」という可能性だろう。

 実際,一部資料では,マラサイの頭頂高が異なる物も存在しており,初期の6機がいわゆるMSA-002で,制式採用機がハイザックの単なるバージョンアップ機(あるいは外装が異なるだけの同一機)に過ぎない可能性があるのだ。
 こう考えると,マラサイは性能的にハイザックと大差ない機体と言うことであり,グリプス戦役後期になるとマラサイを新型機として考えていたティターンズ側にとって見れば,力不足でしかなかったのであろう[3]
 これを裏付けるかのような説もあり,マラサイのベースとなった設計にRX-81説[4]と,MS-06R-3説[5]があり,両者の関連性のなさもこのマラサイの2種説に重みを増していると思われる。

 引用

GUNDAM WAR ティターンズ U-3

 RMS-106ハイザックの発展機として,アナハイムエレクトロニクス社が開発したモビルスーツ。政治的な取引きにより,ティターンズに無償で提供された。グリプス抗争時,ティターンズの主力の一端を担っていた。

 備考

 マラサイの装甲材については,様々な考え方があるが近年は「ガンダリウムγ」という方向性で語られることが多い。これは,第2世代MSの定義が,フルサイズのムーバブル・フレームの採用,リニアシートの採用に加え,「ガンダリウムγ」製の装甲という定義が加わったためで,ティターンズ初の完全な第2世代MSであるマラサイは必然的に「ガンダリウムγ」製ということになってしまったのである。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・R]
[モビルスーツ・Z]


最終更新時間:2017年07月25日 16時35分18秒

 ノート

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脚注

  • [1]マラサイは実際にはエゥーゴ用に開発されたMSであり,そのままエゥーゴに供与されていた場合,その外見が大きく変わっていた可能性は高い。(この場合の型式番号が,MSA-002であったと言われている。)こうした理由からエゥーゴのMSに利用されていたガンダリウムγ合金がそのままマラサイに利用される可能性は低いという考え方からか,資料によってはマラサイの装甲を「ガンダリウムβ」としているものもある。ここでは解説上都合がよかったので,「β」を採用している。(エゥーゴに供与された場合のマラサイの装甲パターンは違っていたはず,という前提であればわざわざ違う装甲をガンダリウムγで製作する必要性が低いと考えた方が無難だからである。)
  • [2]その理由として,性能的に劣り始めたことがいわれている。しかし,実際の所はティターンズが本来の「自分たちのMSは自分たちで造る」といった主義に戻ったためと考えられる。
  • [3]ハイザックが採用されたのが,U.C.0085であり,仮にバージョンアップ機としてもU.C.0087にロールアウトしたMSA-002には性能は及ばない可能性が高い。しかも,エゥーゴ側の主力量産機になるはずだった機体である。そう考えると,ハイザックと本来のMSA-002との性能差はかなりの物だったと思われる。
  • [4]MIAデータシート。
  • [5]アニメージュ85年5月号。