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ハイザック・キャノン
- [MS]
データ
機体データ | |
---|---|
型式番号 | RMS-106C |
兵器区分 | 汎用量産型モビルスーツ砲撃戦仕様 |
所属 | ティターンズ |
パイロット | カール・マツバラ |
製作データ | |
デザイナー | 藤岡建機 |
初出作品 | ADVANCE OF Ζ〜ティターンズの旗のもとに |
参考文献 | GUNDAM WAR ほか |
スペック
項目 | 内容 |
---|---|
全高 | Unknown |
頭頂高 | Unknown |
本体重量 | Unknown |
全備重量 | Unknown |
ジェネレータ出力 | Unknown |
スラスタ推力 | Unknown |
武装
120mmザクマシンガン改
基本的な仕様はMMPシリーズの120mmマシンガンを踏襲しているが,サイトスコープユニットは新設計によるもの。
サイトスコープは,連邦系の規格に適合させただけの物ではあるが,精度は公国製のものよりも格段に向上している。
ビーム・サーベル
連邦軍製のMSが使用する標準的なサーベルユニット。
ビーム・ライフル(2.2 MW)
機体の開発とほぼ同じ時期に連邦軍の標準武装として開発されていた。標準的な威力を持っている。このタイプのビーム・ライフルは,RMS-108《マラサイ》をはじめ,連邦軍の機体の多くが運用可能である。
ヒートホーク
腕部を介して供給できるエネルギーの容量が増えたため,ヒート・ブレードが大型化している。
腰部3連ミサイルポッド
3発のミサイルを内蔵したポッドを左右に2基装備する。腰部のラッチに装着するが,その際にヒート・ホークをスリングできるよう,アームバーにもラッチが設けられている。!オプションシールド
連邦軍のインシグニアの入ったオプションシールド。ビームライフル用のエネルギーパックを2基収納することができる。
連邦系のMSはシールドを左腕に装備する事が多く,ジム系の機体から乗り換えるパイロットの利便性を考慮して装備された。
背部キャノン砲
概要
RMS-106《ハイザック》は,地球連邦軍が一年戦争終戦後に本格的に設計・量産した初のモビルスーツである。
一年戦争後,ジオン公国の各種施設を接収した連邦軍は,公国軍が開発・配備した様々なモビルスーツのデータを入手し,その生産設備も又入手することとなった。公国軍のモビルスーツ開発技術が,連邦軍の10年は先に進んでいるということは連邦軍の技術者にとってはある意味当たり前の事実でしか無く,これを貧欲に吸収するために連邦軍技術者は様々な機体の情報を集めたのである。
特に史上初めて本格量産されたモビルスーツであるMS-06《ザク》は,連邦軍の技術者にとって非常に興味の持たれる機体であった。
U.C.0085年にロールアウトしたハイザックは,公国軍のモビルスーツ生産設備を流用することが可能なモビルスーツとして設計されながらも,連邦軍系モビルスーツの技術導入を行い,両系統の融合を図った初のモビルスーツである。
設計の基本コンセプトはザクに基づいており,その意味では,新型というよりはザクの改良型に近いともいえるのだが,その機体成立の過程からも中途半端な機体で有るともいえ,口割かない技術者からは「ザクの皮を被ったジム」と揶揄されることもある機体となってしまったのであった。
かつてのMS-06《ザク》を彷彿とさせるグリーンに塗装された本仕様は,旧ジオン公国軍残党狩りを目的として設立されたティターンズによって運用された機体である。このカラーリングは,公国軍残党兵に対する心理的圧力をも考慮されたもので,ロールアウト後グリプス戦役中盤までティターンズの前線部隊で運用されている。
本機,RMS-106C《ハイザック・キャノン》は,ハイザックに中距離支援用の砲撃戦ユニットである「キャノン・パック」を装着させたもので,バックパックが換装されたことで,かつてのMS-06K《ザクキャノン》のような砲撃戦に対応可能な機体となっている。
元々ハイザックは,各種オプションが運用可能な構造であり,これを利用したバリエーションであるとも言うことができる。無論,装着部位が重ならず,運用上支障が無い構成であれば,他のユニットの同時運用も可能である。
引用
GUNDAM WAR 禁忌の胎動 ティターンズ U-125
中距離支援ユニット「キャノン・パック」を装着した状態。ハイザックはユニット換装による機体運用を前提に設計されており,胸部の汎用増加装甲等,様々な装甲システムがテスト可能。
備考
型式番号に関しては,RMS-106Kも見えるのだが,極めて一部なので,ここでは保留している。
関連項目
編集者
[MS/MA・R]
[モビルスーツ・AOZ]
最終更新時間:2015年11月23日 19時17分29秒
ノート
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脚注