〔RGZ-91B〕リ・ガズィ・カスタム

リ・ガズィ・カスタム

• [MS]

 データ

 スペック

 武装

ビームアサルトライフル

大型メガビームキャノン

ビームガン x2

ハイパービームサーベル/ビームガン x2

60mm バルカン x2

ミサイルランチャ x2

 概要

　RGZ-91《リ・ガズィ》は，U.C.0093年の第2次ネオ・ジオン戦争において，連邦軍外殻艦隊ロンド・ベル所属機として実戦投入された機体である。元々は，MSZ-006《Ζガンダム》の量産型として開発試作されたモビルスーツで，グリプス戦役時に肥大したモビルスーツの機能を単機能化するためのプランのひとつとして開発されたものである。
　その名称は，リファイン・ガンダム・Ζ（Refine GUNDAM Zeta）から取られたといわれており，まさにΖガンダムを一般配備するための機体としてプランニングされたものである。

　リ・ガズィは，元来RGM-89《ジェガン》を中心としたモビルスーツ部隊の隊長機として計画されていたが，それ以外にかつてのMSZ-006系の特徴である，一撃離脱戦も視野に入れて開発されていた。
　すなわち，この際に用いるのが先に示したBWSであり，これを装着することで簡易モビルアーマーとして運用が可能であったのである。（ただし，戦場でモビルスーツ形態を取った場合，B.W.S.は使い捨てである。）この場合，リ・ガズィのみによる部隊編成を行い，基本的にはウェイブライダーモードのみでの戦闘という事になるはずであった。
　しかし，コスト面などの問題から，結果にリ・ガズィが量産に適さないとの判断が下される原因となり，量産計画自体が中断することとなった

　本機，RGZ-91B《リ・ガズィ・カスタム》は，リ・ガズィの再設計機にあたる機体で，リ・ガズィの運用によって得られたデータから，アムロ・レイによって提示されたリ・ガズィの改善要求などを盛り込みプランニングされた機体である。
　リ・ガズィの最大の問題点は，B.W.S.装着時とMS形態のバランスで，B.W.S.装着時は，攻撃力と機動性は高いが，運動性が損なわれ，逆にMS形態では，運動性と汎用性に富み，攻撃力に劣るというものであった。
　また，一度B.W.S.を切り離すと母艦に戻るまで再装着は不能であり，運用面において（また，コスト面において）不利な面は否めないものであった。
　そこで，ベース機となったMSZ-006《Ζガンダム》同様，単体での変形を可能とした機体が本機である。B.W.S.を本体背部に装着し，本体の一部とすることで，簡易変形が可能となっており，当初の目的を達したものである。
　しかしながら，情勢の変化は早く，本機は実現することなく終わっている。

 引用

GUNDAM WAR ベースドブースター3 地球連邦軍 U-219

　リ・ガズィの再設計機として開発された機体。BWSが一体化しており，MS・MA形態への移行を自在に行う事ができる。またウイングバインダーを装備する事で，運動性の向上も図られている。

 備考

 関連項目

 編集者

• あさぎり

[MS/MA・R]
[モビルスーツ・CCA-MSV]
[加筆募集・MS]

最終更新時間：2016年05月22日 17時33分17秒

 ノート

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