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〔RGZ-91〕リ・ガズィの変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔RGZ-91〕リ・ガズィ]]
!!!リ・ガズィ
*[MS]
//{{layout cols,width:100%
//----------
{{layout cols,width:40%
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RGZ-91
,兵器区分,汎用攻撃型試作モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,アムロ・レイ{{br}}ケーラ・スゥ
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,ベースデザイン:鈴木雅久 / フィニッシュ:佐山善則・出渕裕(#1){{br}}BWSデザイン:永野護
,デザイナー,ベースデザイン:鈴木雅久{{br}}フィニッシュ:佐山善則・出渕裕{{fn 詳細については諸説あり正確なところは明らかでない。鈴木雅久氏の同人誌によれば,佐山氏がフィニッシュであるらしい。}}{{br}}BWSデザイン:永野護
,初出作品,機動戦士ガンダム〜逆襲のシャア
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}MS大全集{{br}}Gジェネレーションポータブル
#1:詳細については諸説あり正確なところは明らかでない。鈴木雅久氏の同人誌によれば,佐山氏がフィニッシュであるらしい。
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}MS大全集{{br}}Gジェネレーションポータブル{{br}}1/144 インストラクション{{br}}1/100MG リ・ガズィ インストラクション ほか
}}
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!!画像

!BOX ART
(img:411.jpg)
*[[掲載画像に関する注意書き]]
}}
//----------
//}}
{{ilayout clear}}
!!スペック
,項目,内容
,全高,21.5 m
,頭頂高,20.5 m
,本体重量,24.7 t
,全備重量,55.2 t
,ジェネレータ出力,2550 kW
,スラスタ推力,14200 kg x 2,11000 kg x 4,8600 kg x 2
,スラスター総推進力,67600 kg,(89600 kg)
,全高,21.5m
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,本体重量,24.7t
,全備重量,55.2t
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,スラスタ総推進力,67600kg,(89600 kg)
,アポジモーター数,20
,センサ有効半径,14200 m
,センサ有効半径,14200m
,装甲材質,ガンダリウム合金
,黒歴史コード,07-9993816
,黒歴史コード,07-7736836(BWS)

!HEAD / BODY UNIT
!頭部
 リ・ガズィのヘッドユニットは,信頼性の高いジェガン系のモニタリング用装備の他,いわゆる"Ζスペック"の部材を各所に高密度に実装している。これは,準サイコミュとして積載したバイオセンサーを制御するための補助デバイスとして装備されている。

 リ・ガズィのヘッドモジュールは,Ζ系のシルエットを持ちながら,モニタリング用装備や走査端末などには,歩留まりや信頼性の問題から,ジェガン系の端末が多用されている。ただし,バイオセンサー周辺の機器には独自のデバイスが装備されており,搭乗者毎に微妙な設定が可能となっている。また,原則的にBWSとの連動が前提とされるため,ある程度の遠隔誘導や最低限のドッキングコントロールが可能な相互通信システムを備えていた。実際には,BWSを排除した後,戦闘中に再装着する事例はほとんどなかったと言われている。ボディユニットは,Ζの変形機構を排除しつつ,構造強度は保ったまま設計されている。加えて,更に小型化が可能となったサブジェネレーターも増設され,機体稼動の信頼性を向上させている。U.C.0080年代後期の標準装備である全天周モニターのほか,機体制御にはMSの多機能化に対応した「アームレイカー」と呼ばれる最新型のインターフェイスが装備されている。

!ARM UNIT
 リ・ガズィのアームユニットは,ほぼΖガンダムの構造を単純化したもので,フレームや部材にはジェガン系のものが多用されている。ただし,装甲材には最新のガンダリウム系合金が使用されている。

 リ・ガズィの腕部は,MSのマニピュレーターとしての機能はもちろん,スペース・ファイター形態時の躯体支持構造としても機能するため,多機能化よりも信頼性と堅牢性が求められた。無論,Ζガンダムのように,モード変換に伴う細かいアライメント調整などは不要なため,グレネードランチャーの内装とシールドラッチの他,特別な機能や構造はほとんど設けられていない。

!LEG UNIT
 リ・ガズィの脚部は,Ζガンダムの構造を模倣しつつ,生産性に配慮した変更や更新が加えられている。例えば躯体構造の変更は,可能な限りMS形態時の可動部分との流用が計られている。

 リ・ガズィの脚部は,構造的にほぼΖガンダムを踏襲した構造を採用している。ただし,BWSを装着する別モードが,スペース・ファイター形態と呼ばれる航宙戦闘に特化された運用であることが決定していたため,空力的な問題はほぼ無視できることが明かとなっていた。逆に,WRモード時に股関節や膝関節に構造モーメントが大きな負荷としてかかることが判明したため,脚部の短縮構造自体は温存されることとなった。ただし,膝関節の変形方向はΖガンダムとは逆方向で,四肢の固定は,ほぼシールドに依存する形となっている。

!BACK WEAPON SYSTEM
 リ・ガズィのBWSは,ΖガンダムとWRの構造を分離するものである一方で,いわゆるSFS(SUB FLIGHT SYSTEM)そのものでもある。

 グリプス戦争から第一次ネオ・ジオン戦争に至る期間,TMSは基本的に各勢力の最先端技術であったが,それはあくまでフラッグシップとしての機体に多く見られた傾向であり,軍組織の主力は,U.C.0093年の第二次ネオ・ジオン抗争に至るまで,ベース・ジャバーやシャクルズといったS.F.Sを活用する量産型の機体である。その意味でBWSは,リ・ガズィが装備する専用のSFSと言い換えることもできるだろう。無論,Ζプロジェクト時のMSZ-006R(またはMSK-006R)とされる設計案とは大幅に異なり,Gディフェンサーやメガライダーなどのノウハウを取り入れた構造となっているため,より高性能で攻撃能力の高い装備となっている事は言うまでもない。また,専用の装備であるため,汎用性は多少犠牲となっているが,双方のモードでΖガンダムに匹敵するスペックを達成していることは特筆に値する。特に,スペース・ファイター時の主翼は,プロペラントタンク以外に複数のパイロンを懸架可能で,特定の戦術における総合戦闘能力は,オリジナルのΖガンダムを超える側面もあると言われている。特に,機首に装備されるメガビーム・キャノンは,両サイドのビーム・キャノンと併せ,当時の戦闘艦の主砲並みの出力を持つ。すなわちリ・ガズィは,BWSを装備した状態で,高速移動砲台とも呼べる攻撃力を発揮するのである。この形態の際,ビーム・ライフルはシールドに固定されており,モード変換直後に取り出すことが可能である。ある意味で,ウィークポイントとなる変形途上の無防備な時間は,オリジナルのΖガンダムより短いとされる。

 また,原則的にBWSとの連動が前提とされるため,ある程度の遠隔誘導や最低限のドッキングコントロールが可能な相互通信システムを備えていた。(実際には,BWSを排除した後,戦闘中に再装着する事例はほとんどなかった。)
!ボディ
 ボディユニットは,Ζの変形機構を排除しつつ,構造強度は保ったまま設計されている。加えて,更に小型化が可能となったサブジェネレーターも増設され,機体稼動の信頼性を向上させている。U.C.0080年代後期の標準装備である全天周モニターのほか,機体制御にはMSの多機能化に対応した「アームレイカー」と呼ばれる最新型のインターフェイスが装備されている。
!腕部
 リ・ガズィの腕部は,MSのマニピュレーターとしての機能はもちろん,スペース・ファイター形態時の躯体支持構造としても機能するため,多機能化よりも信頼性と堅牢性が求められた。構造的には,ほぼΖガンダムの構造を単純化したもので,フレームや部材にはジェガン系のものが多用されている。ただし,装甲材には最新のガンダリウム系合金が使用されている。
!脚部
 リ・ガズィの脚部は,Ζガンダムの構造を模倣しつつ,生産性に配慮した変更や更新が加えられている。例えば躯体構造の変更は,可能な限りMS形態時の可動部分との流用が計られている。なお,WRモード時に股関節や膝関節に構造モーメントが大きな負荷としてかかることが判明したため,脚部の短縮構造自体は温存されることとなった。
!バック・ウェポン・システム
 リ・ガズィのBWSは,ΖガンダムとWRの構造を分離するものである一方で,いわゆるSFS(SUB FLIGHT SYSTEM)そのものでもある。
!!武装
リ・ガズィの武装のほとんどは運用の問題から専用武装となっている。これは,独自のコンセプトに基づく機体であるため当然ではあるが,デバイスやパーツそのものには,信頼性の高い部材が用いてある。

!ビームライフル(3.8 MW) x1
MS形態時のリ・ガズィの主砲。エネルギーCAPシステムの改善により,マガジンに相当するユニットにはメガエネルギーパックと呼ばれるパーツが採用されている。

!ビームサーベル(0.7 MW) x2
MSに一般的な斬撃用の白兵戦用装備。エネルギー消費を抑えるため,斬撃直前までビーム刃を形成させないリミッターと,ビームの形成を扁平に行うバイアス発生器を採用している。

!腕部グレネードランチャー x2(2x2)
両腕で4発装備されている。Ζガンダムによって近接戦闘時の有効性が証明されている装備。有効範囲が広く,狙うい所が良ければ致命傷を与えることができる。

!腰部グレネードランチャー x2(2x2)
サイドアーマーに計4発装備されている。射出時,コクピットのターゲットと連動して対象に射出される。多分に隠し武装としての側面が強い。

!バルカン x 2
!ハンドグレネード x3(シールド裏)

 リ・ガズィの武装のほとんどは運用の問題から専用武装となっている。
 これは,独自のコンセプトに基づく機体であるため当然ではあるが,デバイスやパーツそのものには,信頼性の高い部材が用いてある。
!ビームライフル(3.8 MW)
 MS形態時のリ・ガズィの主砲。
 エネルギーCAPシステムの改善により,マガジンに相当するユニットにはメガエネルギーパックと呼ばれるパーツが採用されている。
!ビームサーベル(0.7 MW)
 MSに一般的な斬撃用の白兵戦用装備。
 エネルギー消費を抑えるため,斬撃直前までビーム刃を形成させないリミッターと,ビームの形成を扁平に行うバイアス発生器を採用している。
!腕部グレネードランチャー
 両腕で4発装備されている。Ζガンダムによって近接戦闘時の有効性が証明されている装備。
 有効範囲が広く,狙うい所が良ければ致命傷を与えることができる。
!腰部グレネードランチャー
 サイドアーマーに計4発装備されている。
 射出時,コクピットのターゲットと連動して対象に射出される。多分に隠し武装としての側面が強い。
!バルカン
!ハンドグレネード x3(シールド裏)
!シールド
Ζガンダムよりも有効面が広く,通常の機体用のシールドよりも耐久性を重視した構造を持つ。スペース・ファイター形態時は,機体下面の構造を構成する。

:BWS追加装備:
!メガビームキャノン x1
!ビームキャノン x2
 Ζガンダムよりも有効面が広く,通常の機体用のシールドよりも耐久性を重視した構造を持つ。
 スペース・ファイター形態時は,機体下面の構造を構成する。
!メガビームキャノン
 バック・ウェポン・システムに搭載されたビーム砲。
 強力なメガ粒子砲で,WR時の主砲となる。
!ビームキャノン
 バック・ウェポン・システムに搭載されたビーム砲。
!ミサイルランチャー

 バック・ウェポン・システムに搭載された兵装のひとつ。
!!概要
RGZ-91 リ・ガズィは,MSZ-006 Ζガンダムの量産型として開発試作されたMSである。
その名称は,リファイン・ガンダム・Ζ(Refine GUNDAM Zeta)から取られたといわれており,まさにMSZ-006を一般配備するための機体としてプランニングされたのである。
 RGZ-91《リ・ガズィ》は,U.C.0093年の第2次ネオ・ジオン戦争において,連邦軍外殻艦隊ロンド・ベル所属機として実戦投入された機体である。元々は,MSZ-006《Ζガンダム》の量産型として開発試作されたモビルスーツで,グリプス戦役時に肥大したモビルスーツの機能を単機能化するためのプランのひとつとして開発されたものである。
 その名称は,リファイン・ガンダム・Ζ(Refine GUNDAM Zeta)から取られたといわれており,まさにΖガンダムを一般配備するための機体としてプランニングされたものである。

MSZ-006は,AEUG/アナハイムがグリプス戦役時に「Zプロジェクト」において開発した可変MSであるが,その生産コストは膨大なものであった。無論,プロトタイプとして建造された機体が高コストとなるのは,こういった(当時として)なかばワンメイクに近いハイスペック機である場合,ある意味やむを得ない部分がある。しかし,このMSZ-006の生産コストは複雑すぎる可変機構が原因となり,当時の通常のMSと比較して数倍に当たる単価となっているほど破格のものであった。実際,その可変機構を省略したMSZ-007 量産型Ζガンダムは,それだけ各部を整理したにも拘わらず,コスト高などを理由に量産が中止されているのである。(無論,他の理由があったのも確かではある。この件については,量産型Ζガンダムの項目を参照のこと。)
 Ζガンダムは,AEUG/アナハイムがグリプス戦役時に「Ζプロジェクト」において開発した可変モビルスーツであるが,その生産コストは膨大なものであった。
 無論,プロトタイプとして建造された機体が高コストとなるのは,こういった(当時として)なかばワンメイクに近いハイスペック機であることもあって,ある意味やむを得ない部分があるのだが,Ζガンダムの開発コストは,その経緯もあり莫大なものとなっていた。
 また,それとともにΖガンダムの生産コストも複雑すぎる可変機構が原因となり,当時の通常型モビルスーツと比較して数倍に当たる単価となっているほど破格のものであったのである。実際,その可変機構を省略し,コスト軽減を図ったはずのMSZ-007《量産型Ζガンダム》は,それだけ各部を整理したにも拘わらず,コスト高などを理由に量産が中止されているほどなのである。(無論,他の理由があったのも確かではある。この件については,量産型Ζガンダムの項目を参照のこと。)

しかしながら,カラバが採算を度外視してエースパイロットに配備したMSK-006(MSZ-006A1) Ζプラスシリーズの多大な戦果は,連邦軍に従前のコスト重視のMS開発の考え方を曲げてでも,エース部隊向けの高性能機という考え方での機体開発に踏み切らせるのである。連邦軍はこうして,MSZ-006Cシリーズを少数量産化し,Z部隊と呼ばれる部隊を編成させるまでに至っている(なお,その機体数は極小数であり,厳密に言えばコスト,機体数の面で量産とは言えるレベルではない。)
ここにおいて,Z系MSはエースパイロット用の機体という認識ができあがり,その戦果は単位コスト上においてもなんとか(無理をすれば)採算ラインにまで届こうかとしていた。また,Zガンダムの持つムーバブルフレームの基本構造はコピーが容易な上に既存のフレームとは比較にならないほどの強度を機体に持たせることが出来るようになっており,それを応用することで,(Zとは似ても似つかないが)Zガンダムのコピーとも言える機体が存在するようになってきていた。ところが,第1次ネオ・ジオン戦争後,連邦軍のMS開発は,可変MSの開発よりは,汎用性の高いMSという,一年戦争時のコンセプトに再び回帰しつつあり,Z部隊に回す予算も削減の対象になりつつあった。(故に開発予算が付きにくく,MSZ-006>等の改良機の開発は遅れていったのである。)
とはいえ,既にZ系MSの存在意義は充分なものがあったこともあり,これを充分に活かすため,再びZタイプの簡易量産型の開発が行われることになったのである。
 しかしながら,カラバが採算を度外視してエースパイロットに配備したMSK-006(MSZ-006A1)《Ζプラス》シリーズの多大な戦果は,連邦軍に従前のコストのみを重視したモビルスーツ開発という方針に一石を投じることとなった。
 従来の方針を変え,エース部隊向けの高性能機という考え方での機体開発に踏み切らせたのである。連邦軍はこうして,MSZ-006Cシリーズを少数量産化し,Ζ部隊と呼ばれる部隊を編成させるまでに至っている(なお,その機体数は極小数であり,厳密に言えばコスト,機体数の面で量産とは言えるレベルではない。)

このプランでベースとなったのは,MSZ-006Cシリーズに簡略化を加えたMSZ-006Rという機体であった。この機体は,MSZ-006C1の可変機能を廃止(厳密に言えば,可変できないようにロックした状態)し,変形機構の代わりにバック・ウエポン・システム(以下BWS)という追加装備を装着することで,MAモードへと簡易変形するという構想の機体であった。
ベースであるMSZ-006Rこそ,既存のフレームを流用しているため正確な評価は行えなかったものの,プランニング自体は比較的好意を持って受け入れられたこともあり,様々なプランと共に試作機が建造され{{fn ModelGraphix 2002/03に,これを想定したオリジナル作例が掲載された}}た,そのうちベース機であるMSZ-006Rに近いプラン,すなわち無人のBWSと簡易変形のMS本体をドッキングさせるというプランが採用されたのである。
(なお,この経緯から言えばMSZ-006Rは,RGZ-91の実質的なプロトタイプにあたり,ロンド・ベルで運用されたRGZ-91は,量産先行モデル{{fn 実際には,「量産検討モデル」といったほうが適当だろう。}}に該当する。)
こうしてプランニングされたRGZ-91であるが,単に簡易型という扱いの域を超え,わずか数年の間の新技術投入により,単体スペック上では既にオリジナルのMSZ-006に匹敵する機体スペックを持つに至っているのである。
 ここにおいて,Ζ系モビルスーツはエースパイロット用の機体という認識ができあがり,その戦果は単位コスト上においてもなんとか(無理をすれば)採算ラインにまで届こうかとしていた。また,Ζガンダムの持つムーバブルフレームの基本構造はコピーが容易な上に既存のフレームとは比較にならないほどの強度を機体に持たせることが出来るようになっており,それを応用することで,(一見するとΖとは似ても似つかないが)Ζガンダムのコピーとも言える機体が存在するようになってきていたのである{{fn このあたりは,ムーンクライシスなどの松浦作品も視野に入れた解説であるため,公式という枠からは外れている。}}。

RGZ-91は,元来RGM-89を中心としたMS部隊の隊長機として計画されていたが,それ以外にかつてのMSZ-006系の特徴である,一撃離脱戦も視野に入れて開発されていた。
すなわち,この際に用いるのが先に示したBWSであり,これを装着することで簡易MAとして運用が可能であったのである。(ただし,戦場でMS形態を取った場合,BWSは使い捨てである。)この場合,RGZ-91のみによる部隊編成を行い,基本的にはMAモードのみでの戦闘という事になるはずであった。
 ところが,第1次ネオ・ジオン戦争後,連邦軍のモビルスーツ開発は,可変モビルスーツの開発よりは,汎用性の高いモビルスーツという,一年戦争時のコンセプトに再び回帰しつつあり,Ζ部隊に回す予算も削減の対象になりつつあった。
 とはいえ,既にΖ系モビルスーツの存在意義は充分なものがあったこともあり,これを充分に活かすため,再びΖタイプの簡易量産型の開発が行われることになったのである。
 このプランでベースとなったのは,MSZ-006Cシリーズに簡略化を加えたMSZ-006Rという機体であった。この機体は,MSZ-006C1の可変機能を廃止(厳密に言えば,可変できないようにロックした状態)し,変形機構の代わりにバック・ウエポン・システム(以下B.W.S.)という追加装備を装着することで,ウェイブライダーモードへと簡易変形するという構想の機体であった。
 ベースであるMSZ-006Rこそ,既存のフレームを流用しているため正確な評価は行えなかったものの,プランニング自体は比較的好意を持って受け入れられたこともあり,様々なプランと共に試作機が建造され{{fn ModelGraphix 2002/03に,これを想定したオリジナル作例が掲載された}}た,そのうちベース機であるMSZ-006Rに近いプラン,すなわち無人のB.W.S.と簡易変形のMS本体をドッキングさせるというプランが採用されたのである。(なお,この経緯から言えばMSZ-006Rは,RGZ-91の実質的なプロトタイプにあたり,ロンド・ベルで運用されたRGZ-91は,量産先行モデル{{fn 実際には,「量産検討モデル」といったほうが適当だろう。}}に該当する。)

このように,様々なプランが提示されたRGZ-91であるが,実際にはこの高スペック故での様々な問題点も提示された機体である。
まず,RGZ-91はRGM-89部隊の隊長機として配備予定であったが,この場合,隊長機のみ機体性能が突出しており部隊バランスがとれないという問題点が指摘されている。ただし,これはあくまでMSモードでの運用を行った場合それほど問題視されるようなものではなかったと考えられる。また,単一機体の生産コストとしてはまだ高い点,そしてBWSシステムが使い捨てであり運用コストがかかる,等と言った問題点が指摘された。このコスト配分の問題は,連邦軍のMS開発が汎用性の高いプレーンなMSを求めているという,時代背景によって生じた問題とも言える。
このコスト面の問題は,結果にRGZ-91に量産に適さないとの判断が下される原因となり,量産計画自体が中断することとなった。(ただし,本機をベースにした開発計画自体は中断することなく,いくつかのプランは計画{{fn RGZ-91B,RGZ-91aoなどが存在する。}}が続行されたようである。)
 こうしてプランニングされたリ・ガズィであるが,単に簡易型という扱いの域を超え,わずか数年の間の新技術投入により,単体スペック上では既にオリジナルのΖガンダムに匹敵する機体スペックを持つに至っているのである。

なお,RGZ-91は,開発時期の問題で量産が中止されているのだが,もしも,この機体が第1次ネオジオン戦争時の様な戦乱期に開発されていたならば,即座に量産が行われていただろうと考えられる機体である。(逆に言えば,わずか1年その完成時期が異なっただけで量産されなかった不遇の機体とも言える。)それだけ,コスト,性能の面でバランスがとれていた機体なのだ。
 リ・ガズィは,元来RGM-89《ジェガン》を中心としたモビルスーツ部隊の隊長機として計画されていたが,それ以外にかつてのMSZ-006系の特徴である,一撃離脱戦も視野に入れて開発されていた。
 すなわち,この際に用いるのが先に示したBWSであり,これを装着することで簡易モビルアーマーとして運用が可能であったのである。(ただし,戦場でモビルスーツ形態を取った場合,B.W.S.は使い捨てである。)この場合,リ・ガズィのみによる部隊編成を行い,基本的にはウェイブライダーモードのみでの戦闘という事になるはずであった。

完成した先行量産機のうち1機が,アムロ・レイの要望によりロンド・ベルに配備され,アムロによって運用されている。(この機体は,アムロ自らが改修を行ったとも言われている。{{fn ハイ・ストリーマー参照}})第2次ネオジオン戦争時には,アムロの希望として,MSZ-006あるいはMSN-00100タイプを求めていたとも言われている{{fn これもハイ・ストリーマーを参照。実際,グリーン・ダイバーズ,GUNDAM EVOLVE ../9において,アムロのΖガンダムの使用が確定しており,運用した経験があればこその希望だったと言えるだろう。}}が,この当時,これらの機体は生産されていない,また,当時の実機の所在は明らかではない状態であり,やむを得ず簡易生産型のRGZ-91を用いたとも言われている。
だが,RGZ-91ではネオジオンの投入した(特にシャアの搭乗した)MSに対して,力不足は否めず,やむを得ず,開発中であったRX-93を急遽投入することになっている。
 このように,様々なプランが提示されたリ・ガズィであるが,実際にはこの高スペック故での様々な問題点も提示された機体である。
 まず,ジェガン部隊の隊長機として配備予定であったが,この場合,隊長機のみ機体性能が突出しており部隊バランスがとれないという問題点が指摘されている。(ただし,これはあくまでモビルスーツモードのみでの運用を行った場合それほど問題視されるようなものではなかったと考えられる。)
 また,単一機体の生産コストとしてはまだ高い点,そしてB.W.S.システムが使い捨てであり運用コストがかかる,等と言った問題点が指摘された。(このコスト配分の問題は,連邦軍のモビルスーツ開発そのものが汎用性の高いプレーンな機体を求めているという,時代背景によって生じた問題とも言える。)

!!引用
!1/100 MG インストラクション
 U.C.0080年代後期。エゥーゴ(反地球連邦政府組織)およびAE(アナハイム・エレクトロニクス)が推進した「Ζプロジェクト」にようて開発されたMSZ-006 Ζ(ゼータ)ガンダムの設計案は,その後のMS開発全体に計り知れない恩恵をもたらした。Ζガンダムの持つムーバブルフレームの基本構造は,コピーが容易な上,既存の構造とは比較にならないほどの強度を機体に持たせることができたからである。Ζガンダムは,空間戦闘と重力下戦闘の双方を高いレベルでこなすほか,ノンオプションで大気圏突入が可能なTMS(トランスフォーマブル・モビルスーツ)であり,当時屈指の攻撃能力を持っていた。そのための変形機構も非常に複雑であったが,MSとWR(ウェイブライダー)双方の機能を高いレベルで併せ持つことで,ΖガンダムはMSという機動兵器の稼働領域を圧倒的に拡大したのである。この機体の完成は,当時の技術者たちの常識を覆すものだった。これは,構造材の質的向上とも相まうこより高い効率の内部構造レイアウトを実現させることとなり,以後のMSのほとんどは,どこかにこの機体の開発途上で生み出された機構や構造を取り入れているというても過言ではない。しかし,優秀な性能や戦績に反して,Ζガンダムが本格的に量産されることはなかった。無論,Ζプロジェクトの範疇では,航宙戦闘艇への変形に特化したものや量産型,試作型と呼ばれる機体や設計案がいくつか存在するが,運用やコストなどの側面からほとんどが量産を見送られている。唯一,エゥーゴの協力組織であるカラバがΖ直系の改造機ゼータプラスを少数生産したが,本格的な量産と言える規模のものではなかった。この量産自体,エゥーゴや連邦軍とは違うスポンサーの主導によるものだったからだ。実際,ゼータプラスの武装や仕様は一機毎に異なっていたとも言われ,一機あたりのコストはお世辞にも量産型と呼べるレベルではなかった。
 当時,エースパイロットの代名詞として「ゼータ乗り」という呼び名が流通したのも,ほんの数年に過ぎなかったらしい。端的に言うこΖガンダム最大の特徴である"変形"そのものがΖガンダム量産の最大の障害であったと言える。そこで,"変形"プロセスを経ずに"機能"の転換を計る手法が模索された。つまり,MSからWRへの変形機構を省略し,WR形態時の機能はオプションにようて代替するというものである。
 RGZ-91リ・ガズィは,ΖガンダムのMS形態時の構造のコピーを設計コンセプトとしてAEが開発した試作MSである。名称は『リファイン・ガンダム・ゼータ』を意味しており,変形時の機能を集約したモジュールを装備するBWS(バック・ウェポン・システム)を装着することで,WR時の機能を代替するというものだった。この設計案そのものは,Ζプロジェクトの進行時に提案されたR型と呼ばれる設計案に近く,簡易型のΖガンダムとして提案されていたものだった。発想としてはGパーツやGディフェンサーに近く,変形をスポイルした暫定的な機能向上を超えるものではないと考えられていた。ただし,計画から数年を経て実際に建造されたリ・ガズィは,各部材に最新の技術やデバイスが投入された上,バイオセンサーを積載した効果もあってスペック上はオリジナルのΖガンダムに匹敵する性能を達成できた。
 グリプス戦争以降に開発された,いわゆる"Ζ系"の機体数は決して多くはないものの,その名は高性能MSのカテゴリーとしてある程度認知されたものであった。リ・ガズィも,その系譜に連なる機体として,特にBWS装着時,いわゆるスペース・ファイター形態では,運動性および長距離巡航性,搭載火力など,高レベルの性能を発揮する。時勢的な要請があれば,即座に量産化されたであろうコストパフォーマンスを達成した。ただ,R型の設計当時は,ハマーンを首魁とする第一次ネオ・ジオン戦争終結直後であり,各コロニーに潜む「エグム」などを筆頭とするレジスタンス組織による小規模なゲリラ活動などが頻発してはいたものの,地球圏は概ね平穏で,連邦軍は次期主力MSの開発に積極的ではなかったため,遂に量産されることはなかったのである。
 U.C.0092年12月22日。第二次ネオ・ジオン戦争(いわゆる「シャアの反乱」)が勃発するまで,連邦軍首脳はほとんど「有事」を想定できなかった。そのため,かつてアーガマ部隊に配備されていた既存のガンダムタイプのMSのほぼすべてが秘匿され,その保管場所さえ不明となづており,実際的にシャアの反乱に対処できる部隊は連邦軍に存在しなかった。かろうじて,かつて,ジェガンタイプの量産を敢行した連邦政府の高官であるジョン・バウアーの指示によって外郭新興部隊ロンド・ベルが対応組織として再編成され,リ・ガズィなども配備されたのだが,第二次ネオ・ジオン戦争におけるNT(ニュータイプ)専用MSには苦戦を強いられることとなってしまったのである。その意味でリ・ガズィは,遅すぎた機体だったのかもしれない。
 コスト面の問題は,結果にリ・ガズィが量産に適さないとの判断が下される原因となり,量産計画自体が中断することとなった。(ただし,本機をベースにした開発計画自体は中断することなく,いくつかのプランは計画{{fn RGZ-91B,RGZ-91aoなどが存在する。}}が続行されたようである。)

1/144HGUC リ・ガズィ インストラクション
「リ・ガズィ」は,UC(宇宙世紀)0080年代後期にアナハイム・エレクトロニクス(AE)社が立ち上げた「Ζプロジェクト」によって開発されたMSZ-006Ζ(ゼータ)ガンダムの簡易変形モデルとも言える攻撃型MSである。Ζガンダムは優秀な機体ではあったが,最大の特徴である"変形"そのものが量産の最大の障害であった。そこで,大部分の"変形"プロセスを経ずに"機能"の転換を計る手段が模索され,WR(ウェイブ・ライダー)家一味の機能はオプションによって行うというコンセプトが採用された。すなわちリ・ガズィ本体亜h,MS形態時のΖガンダムの機能再現を目標に開発あれた機体なのだ。名称は「リファイン・ガンダム・ゼータ」を意味しており,変形時の機能を集約したモジュールはB.W.S.(バック・ウェポン・システム)と呼ばれる。この設計案は,Ζプロジェクトの進行時に提案されたR型と呼ばれる設計案に準じるもので,B.W.S.の機能はむしろGパーツやGディフェンサーに近い。実際に建造されたリ・ガズィは,各部材に最新の技術やデバイスが投入された上,バイオセンサーを積載した効果もあって,スペック上はオリジナルのΖガンダムに匹敵する。UC0093年の第二次ネオ・ジオン戦争(いわゆる「シャアの叛乱」)が勃発するまで,地球連邦軍首脳部のほとんどは有事を想定していなかったため,かつてアーガマ部隊に配備されていたガンダムタイプのMS群は秘匿され,その保管場所さえ不明であった。またシャアの叛乱により,各地のコロニーでも内乱が起きることを恐れ,実働できる部隊は外郭新興部隊ロンド・ベルのみであったため対応組織として再編成され,リ・ガズィなども配備された。リ・ガズィは,再編されたロンド・ベル内では破格の性能を持っていたものの,充分な戦力を蓄えたネオ・ジオンが擁するNT(ニュータイプ)専用MSに苦戦を強いられる結果となったのである。
 なお,リ・ガズィは,開発時期の問題で量産が中止されているのだが,もしも,この機体が第1次ネオ・ジオン戦争時の様な戦乱期に開発されていたならば,即座に量産が行われていただろうと考えられる機体である。(逆に言えば,わずか1年その完成時期が異なっただけで量産されなかった不遇の機体とも言える。)それだけ,コスト,性能の面でバランスがとれていた機体なのである。

!1/100MG リゼル インストラクション
Ζガンダムの量産を目指して開発された簡易変形モデル。BWS(バック・ウェポン・システム)を採用している。
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基礎フレームはΖガンダムのMS形態時のみをコピーして設計されているため,ベース機最大の特徴であった可変機構はオミットされ,全てバック・ウェポン・システム(BWS)に依存している。フォルムの各所にΖからのつながりを感じることが出来る。
 完成した先行量産機のうち1機が,アムロ・レイの要望によりロンド・ベルに配備され,アムロによって運用されている。(この機体は,アムロ自らが改修を行ったとも言われている。{{fn ハイ・ストリーマー参照}})第2次ネオ・ジオン戦争時には,アムロの希望として,MSZ-006タイプあるいはMSN-00100タイプを求めていたとも言われている{{fn これもハイ・ストリーマーを参照。実際,グリーン・ダイバーズ,GUNDAM EVOLVE ../9において,アムロのΖガンダムの使用が確定しており,運用した経験があればこその希望だったと言えるだろう。}}が,この当時,これらの機体は生産されていない,また,当時の実機の所在は明らかではない状態であり,やむを得ず簡易生産型のリ・ガズィを用いたとも言われている。(実際には,連邦軍上層部の意向によって,配備が見送られたとされている。)

!1/100MG リゼル(隊長機) インストラクション
Ζガンダムの量産を目指して開発された簡易変形モデル。BWS(バック・ウェポン・システム)を採用している。

!BB戦士 機動戦士ガンダム逆襲のシャアセット インストラクション
MSZ-006Ζガンダムの量産化を目指して試作されたMS。BWSでスペース・ファイター形態となる事で,様々な戦術に対応できる。

!GUNDAM WAR 革新の波濤 地球連邦軍 U-116
連邦軍の試作MS。バックウェポンシステムの装着により,MA形態として運用が可能。
 だが,リ・ガズィでは,シャア用として投入されたMSN-04《サザビー》に対して,力不足は否めず,やむを得ず,開発中であったRX-93《νガンダム》を急遽投入することになっている。
!!引用
!GUNDAM WAR 宿命の螺旋 地球連邦軍 U-211
グリプス戦役において活躍した「Zガンダム」を,変形機構を廃して量産型として再設計した機体。試作機がロンド・ベルに配備されている。名称は「Refined-Gundam-Zeta」の略である。

!GUNDAM WAR 武神降臨 連邦 U-377
可変機構を簡略化した,Zガンダムの簡易量産タイプ。バックウェポンシステムの装着によって,オリジナルに匹敵する機動性と武装を獲得する。試作機1機ロンド・ベル隊に実戦配備された。
※カード名は「リ・ガズィ(BWS装備)」

!ガシャポン戦士付属シール N-1
Zガンダムの量産型とも言えるMS。武装と推力増加のためのウエポンシステムを装着することで,一撃離脱攻撃も得意。分類上は“半可変MS”である。

!Gジェネレーションシリーズ リ・ガズィ・カスタム インストラクション
アムロ・レイ大尉が使用した,バック・ウェポン・システム搭載機。
MSZ-006 ゼータガンダムの量産機として再設計されたMS。本体の変形機構を排除し,バックウェポンシステムによるMA形態からMSへの不可逆の形態移行システムを採用している。

!ガンダムメカニクス
MSZ-006 Zガンダムの量産機を目指してアナハイム社が開発した試作MS。機体名称は「リファインド・ガンダム・ゼータ」の略名である。機体の変形は,MS本体の変形機構によらず,追加装備であるバック・ウェポン(B.W.S.)に全てを依存する方式を採用している。この方式では,MA形態からMS形態への変形時にB.W.S.を除装する必要があるため,逆の移行は不可能となっている。運動性,長距離巡航能力,火力,総じて高性能な機体である。しかし,コスト面で折り合わず,量産化は見送られている。

!Gジェネレーションポータブル / GジェネレーションF
連邦軍の攻撃用試作型MS。
グリプス戦争時の名機「Zガンダム」を量産型として再設計した機体である。
生産性向上のために変形機構は廃止されているが,バックパックウェポンシステムを装備することによってMA形態になることができる。
変形機構を廃止したため機体の耐久力は向上しており,スペック的にもZガンダムに匹敵する高性能機となっている。
しかし依然としてコストが高く,結局量産計画は中止されている。
試作機1機がロンド・ベル隊に配備されたが,ネオ・ジオン軍の新鋭MSに対しては性能不足が否めなかった。
なお名称は「リファイン・ガンダム・ゼータ」に由来する。
パイロットはアムロ・レイ,ケーラ・スゥ。
※最後のパイロットに関する文章は,Gジェネポータブルでは削除されている。

:BWS装備:
リ・ガズィがバックウェポンシステムを装備してMA形態となったもの。
火力・運動性・長距離巡航性が格段に工場しており,量産機とは思えない性能を持つ。
しかしMS形態への移行時にシステムを除去するため,MS形態からの再変形は行えない。

!EB52 機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.8 SPECIALガンダム大鑑
リ・ガズィはΖガンダムを再設計した機体で,少数生産されたΖプラス以上に量産のための低コスト化を狙ったものだ。そのため機体本体の変形機構を排除し,バックウェポンシステムに全て依存している。

!ガンダムコレクションDX2
Ζガンダムは非常にコストが高くそのまま量産するのは不可能であった。その簡易型として検討されたバリエーションのうつ,変形機構を廃し変形時の機能をB.W.S(バック・ウェポン・システム)として脱着することでΖガンダムの機能を再現するという設計案をもとに試作された機体である。しかし製造費は依然として高価で,量産計画は中断し,試作機の1機のみが実戦配備についた。U.C.0093年の「シャアの反乱」こと第二次ネオ・ジオン戦争時,アムロ・レイがνガンダムが完成するまで搭乗していた。

!ギレンの野望 アクシズの脅威V DATABASE
リファイン・ガンダム・Ζの名が示す通り,Ζガンダムの改修量産機として開発された。
生産性と機体強度の向上のため変形機構は簡略化され,バック・ウェポン・システムと呼ばれる追加モジュールを装着することでMA形態となる。

:MA形態:
リ・ガズィがバック・ウェポン・システム(BWS)を装着した飛行形態。
量産機の範疇を超える高い性能を誇るが,BWSがなければこの形態に移行できず,戦闘中におけるMS形態からの再変形は事実上不可能である。

!電撃HobbyMagazine ----/--
Ζガンダムの量産化プランの一つ。BWS(バック・ウェポン・システム)との合体による簡易変形機構によって整備性や生産性の悪さはある程度解消されたが,戦術の硬直を招くという欠点も指摘される。「シャアの反乱」の際にロンド・ベル隊に配備され,アムロ・レイが乗り込んだ。
//可変リゼル作例に掲載

 グリプス戦役において活躍した「Zガンダム」を,変形機構を廃して量産型として再設計した機体。試作機がロンド・ベルに配備されている。名称は「Refined-Gundam-Zeta」の略である。
!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
*Z・3
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{{category モビルスーツ・CCA}}
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