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〔RGM-79L〕ジムライトアーマー

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ジムライトアーマー

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号RGM-79L
RGM-79
兵器区分カスタムタイプモビルスーツ
所属地球連邦軍
パイロットギャリー・ロジャース
製作データ
デザイナー大河原邦男
初出作品MSV
参考文献GUNDAM WAR
Gジェネレーションポータブル ほか

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高17.8m
本体重量36.8t
全備重量Unknown
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown
装甲材質チタン系合金(チタン・セラミック複合材)
黒歴史コード01-3068372

 武装

ビームガン

 エナジーCAP方式を採用しているため,通常のビーム・スプレーガンなどと比較して高い出力を誇る。

 概要

 RGM-79L《ジムライトアーマー》は,一年戦争当時,地球連邦軍のエース級パイロットが運用したカスタマイズモビルスーツである。
 地球連邦軍においてもモビルスーツの配備が進むと,練度の高いパイロットから,様々な要望が出されるようになっていった。
 元々,大量生産を前提として開発されたRGM-79《ジム》は,ある意味可も無く不可も無い機体であったが,それ故に突出した利点を持たない平凡な機体(とはいえ,標準的スペックで既にMS-06《ザク》を上回る機体である)であった。
 このため,機体の持つ特定の要素を強化するという要望は,特にエースと呼ばれる高い技能を持つパイロットからは,自然発生的に寄せられるようになったのである。
 一部のパイロットからは,自らの望む仕様を提示されるほどジムという機体の「能力不足」に対する要求は強かったのである。

 本機,ライトアーマーは,その名が示すように,装甲の一部を排除し,軽量化することによって一撃離脱戦用の機体に仕上げていることが大きな特徴のひとつとなっている。無論,軽量化したことで,耐弾性は望めなくなったものの,RX-78同様にエナジーCAPを採用したビームガンを携行しているため,攻撃力は折り紙付きであり,一撃離脱戦においては,極めて高い能力を発揮することとなった。
 なお,スナイパータイプとは異なり,ライトアーマータイプは,改造された機体の仕様はほぼ同一であり,大きな違いは見られなかったとされている。特にギャリー・ロジャース大尉の乗機が有名ではあるが,彼によって本仕様が確立したかについては不明なのである。(一般的に,資料として提示される画像は,彼の乗機,あるいは彼のモデルを再現した機体であるとされる。)

 蛇足ながら,本機の仕様そのものを継承する機体は,後年わずかにみられるだけで,ほとんど存在しない。
 しかし,モビルスーツの配備が一般化し,装備品としてビーム兵器が常態化すると,従来の装甲ではほぼ防御は不可能となった。これに対抗するために「耐ビームコーティング」を塗布するなどの対策が取られているものの,基本的なコンセプトとして,敵攻撃を避けるという防御法が一般化することとなっており,これは本機の「避けてかわす」というコンセプトに通じるものがある。

 引用

カードビルダー0079 ME-0040 "RGM-79L ジム・ライトアーマー

 ジムを軽量化し,機動性を強化した少数生産の機体。高い機動性を生かした一撃離脱戦法を得意とする熟練パイロットへ支給された。軽量化のため,装甲が薄くなり機体の耐弾性は低下しているが,その分,回避性能が向上している。

 備考

評価について

 本文中でも若干触れているが,ライトアーマーの評価については,資料によって差違があり,はっきりしないものがある。
 MSVの展開当時の資料には,エース級パイロットの希望によってカスタマイズされた機体であるという解説であり,いわば「パイロットが求めた仕様」であることが分かる。
 これを継承したのが,Gジェネレーションポータブルやギレンの野望アクシズの脅威などで,「エースパイロットが好んで使用し高い戦果を上げた」といった扱いになっている。
 その一方で,GUNDAM WARのフレーバーでは,「耐弾性が犠牲になる事で生存率の低下を招き,現場の兵士たちの評価は低かった」,「被弾時の耐久性が問題となった」などの,逆の評価を下している。
 そもそも,スナイパータイプと合わせて50機前後しか存在しないはずの機体であり,後者の評価考えにくいが,これを好意的に解釈した場合,後者は何らかの理由で,ライトアーマーを再配備された部隊の評価とするしかないだろう。

仕様について

 MSVの記述を見ると分かるように,一般的にライトアーマーと呼ばれる機体は,あくまでも「ギャリー・ロジャースが運用した機体の仕様」である。
 従って,実際には同様の機体でありながらも,仕様が異なる機体も多数存在したと考えられる。

型式について

 厳密に言えば,ライトアーマーの型式は「RGM-79」である。
 これは,ライトアーマーという機体が,ジムを改造して建造された機体であり,当初から仕様を固定したバリエーションとして建造されていないためである。
 このため,MSVの展開当時から,しばらくの間は「RGM-79」という表記がほとんどで,区分のために「RGM-79(L)」(EB MS大図鑑一年戦争編など)や「RGM-79(LA)」(初期のギレンの野望シリーズなど)といった表記がなされていた。
 これが,2000年代に入ると,「RGM-79L」表記が頻繁に現れるようになっていく。
 例えば,MS大全集では,最初のものはカラーページと索引双方で「RGM-79」,2003では,カラーページが「RGM-79」で索引ページが「RGM-79L」,2015になるとカラーページ,索引ページ,モノクロページ全てが「RGM-79L」となっている。

 これらを好意的に考えると,一年戦争当時は改造機であったため「RGM-79」と独自の型式はなかったが,同仕様の機体が複数建造された後,仕様ごとの区別をつけるために「RGM-79L」の枝番が与えられた,ということであろう。

参考
発行年型式書名
1988RGM-79MS大全集
1989RGM-79(L)EB MS大図鑑PART1
1997RGM-79データコレクション一年戦争外伝編
2003RGM-79
RGM-79L
MS大全集2003
2015RGM-79LMS大全集2015

 関連項目


 編集者


[MS/MA・R]
[モビルスーツ・MSV]
[モビルスーツ・愚連隊]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年09月21日 19時10分22秒

 ノート

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脚注