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〔RGC-90〕ジェガン重装甲

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ジェガン重装甲 / ジェガン・キャノン

  • [MS]

 データ

機体データ
型式番号RGC-90
兵器区分砲撃戦用量産型モビルスーツ
所属地球連邦軍
パイロット連邦兵
製作データ
デザイナー福地仁
初出作品CCA-MSV
参考文献1/144 ジェガン インストラクション

 スペック

項目内容
全高Unknown
頭頂高19.0m
本体重量22.5t
全備重量Unknown
ジェネレータ出力Unknown
スラスタ推力Unknown

頭部

 メインカメラは固定式で,額には長距離レンジ用センサーを装備。

バックパック

 ジェガン・キャノン専用バックパック。
 腰部装甲板とミサイルポッドが固定されている。スラスターの推力は通常型より強化されているが,バー二アアームは短い。運動性はあまり重視されていない。

 武装

ショルダービームキャノン

ミサイルポッド

 ミサイルの装弾数は1基あたり3発,計6発である。
 コクピットからの操作でポッドの除去も可能。

バルカン砲

 概要

 RGC-90《ジェガン重装甲》は,地球連邦軍が開発したモビルスーツである。
 連邦軍が配備を進めていた次世代の量産型モビルスーツであるRGM-89《ジェガン》を重装型として再設計した機体で,連邦軍では,長らく途絶えていた砲撃戦仕様機を意味する「RGC」の制式コードが与えられたことから,砲撃戦を主体とする機体と考えられがちであるが,実際には総合性能向上型であり,ジェガンで問題視された装甲の脆弱さなどを解消するための改良案のひとつである。

 現在では,その後連邦の主力機を30年余勤め上げたジェガンは名機であったとの認識が強い機体であるが,実のところ,ジェガンの配備がある程度進んだ段階(80機程度が配備された段階[1]とされる)で,様々な問題点からジェガンに対する不満が噴出し,解決策として複数のプランが提示されるほどだったのである。
 この結果,RGM-88X《ジェダ》としてプランニングされたものの実質的に廃案となったものが,RGM-90として再採用されるといった事態を引き起こしただけではなく,生産ライン上に存在したジェガンのパーツを元に改装されたプランとしてのRGM-91Sも採用されるなど,複数の対策が実施されている。
 その点で言えば,本機もそうしたプランのひとつであったとも言うことができるもので,装甲の強化と武装の強化が施されたことで,十分実用に値すると判断されたようである。
 なお,RGCナンバーでの登録がなされたのは,ビームキャノンの追加が大きな要因であり,通称として「ジェガン・キャノン」の名も存在している。しかし,試作機によるデータ収集段階(既に量産準備段階だったとされる)の際には,宇宙戦への対応は可能であったが,陸戦主体の砲撃戦仕様機体として位置づけられており,「RGM」ナンバーの汎用機としての位置づけとは異なっている。
 おそらくであるが,量産に至り,砲撃戦を主とした汎用機としての位置づけが明確化したことから,RGM-90としてのコードが与えられたものと考えられる。
 一方で,ジェダをベースとした機体(おそらくだが,フレームはジェガンタイプの流用だと考えられる)に与えられていたRGM-90のコードは返上され,試作機が保持していたRGM-88Xのコードに統一されたものと思われる。

 引用

1/144 ジェガン インストラクション

 ジェガン・キャノンは,重装型として再設計された機体である。武装はビームキャノン2基,ミサイルポッド2基を追加している。ムーバブルフレームは流用しているが,ジェネレータを換装し,脚部も改造強化されている。一応,宇宙戦にも対応するが,陸戦主体に考えられた機体だ。現在,試作機においてデータを収集しており,量産準備が進められている。

 備考

機体名について

 初出である1/144スケール「ジェガン」には,「ジェガン重装甲」と「ジェガン・キャノン」双方が記述されている。(他の資料でもミスが多い部分なのだが,「重装型」ではなく「重装甲」である。)

ジェガン重装甲とジェガン重装型

 古くからのファンにはおなじみであろうが,ジェガン重装甲とジェガン重装型という2種のモビルスーツは,画稿としては同じものである。
 元々は,1/144スケール「ジェガン」のインストラクションに掲載されたオリジナルバリエーションで,RGC-90のコードで,試作段階の機体であることが示されている。(本項の引用部を参照のこと。)

 ところが,後に発表された「データコレクション逆襲のシャア編(1998年8月)」において,RGM-90と記述[2]され,さらにゲーム「SDガンダムGジェネレーションZERO(1999年)」,「SDガンダムGジェネレーションF(2000年8月)」などでも同様の表記となった。他に,GUNDAM WAR第12弾宿命の螺旋(2004年2月)など,この時期に,RGC-90からRGM-90へのシフトが起こっている。(他に,MS大全集2003の「RGM-90《ジェガン重装改》」という記述もあり,この時期が改変時期であったと考えるのは妥当だと思われる。)
 これが定着したため,現在では「RGM-90《ジェガン重装型》」と位置づけられることがほとんどとなった。(近年の事例で言えば,「MS大全集2015」も同様である。)

 本Wikiでは,〔RGM-88X〕ジェダの本文に記した様に「RGC-90がRGM-90に改変」され,「RGM-90となったジェダが,再びRGM-88Xに戻された」という解釈を行っている。
 これは,ジェダは,登録コードが存在していたのに対して,本機は使い回しの聞かないRGCコードであったため,これを汎用機であるRGMコードに集約した,という解釈から行ったものである。

 関連項目

 編集者


[MS/MA・R]
[モビルスーツ・CCA-MSV]
[加筆募集・MS]


最終更新時間:2016年09月22日 18時34分27秒

 ノート

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脚注

  • [1]この記述は,B-CLUB 29号の記事とは若干意味合いが異なっているが,現在の設定ではジェガンの配備数は80機を大幅に超えており,当時の総数80機という解釈を,80機ほどが配備された段階,と解釈し直したものである。
  • [2]これを遡る資料は「現時点で確認できていない」ため,他にあった場合,提示願いたい。