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〔RGC-80〕ジムキャノンの変更点

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>>[[ユーザーファイル入口|USER/〔RGC-80〕ジムキャノン]]
!!!ジムキャノン
*[MS]
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!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT},,BOX ART
,型式番号,RGC-80, (img2:062.jpg) {ROWS:8}
,兵器区分,支援砲撃型MS
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RGC-80
,兵器区分,支援砲撃型モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,連邦兵
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,MSV
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}ガンダム占い0079〜0080
,参考文献,GUNDAM WAR{{br}}ガンダム占い0079〜0080{{br}}GジェネレーションF/ポータブル{{br}}1/144 ジムキャノン インストラクション ほか
}}
//----------
{{layout cols,width:40%
!!画像



!BOX ART
(img:062.jpg)
*[[掲載画像に関する注意書き]]
}}
//----------
//}}
{{ilayout clear}}
!!スペック
,項目,内容
,全高,18.4 m
,頭頂高,18 m
,本体重量,49.9 t
,全備重量,65.3 t
,重量,65.0t(#1)
,ジェネレータ出力,976 kW
,スラスタ推力,63500 kg
,センサ有効半径,6000 m
,陸上走行速度,83 km/h
,全高,18.4m
,頭頂高,18.0m{{fn ガンダムメカニクス}}{{br}}17.8m{{fn MS大全集2015}}
,本体重量,49.9t
,全備重量,65.3t
,重量,65.0t{{fn ガシャポン戦士実写シール}}
,ジェネレータ出力,976kw
,スラスタ推力,63500kg
,センサ有効半径,6000m
,陸上走行速度,83km/h
,黒歴史コード,01-2391878
#1:ガシャポン戦士実写シール

!分割式増加装甲
肩に装備したロケット砲発射時のバランス保持の為に,ヒザから下に比較的着脱の楽な左右分割式の増加装甲が取り付けられている。

 肩に装備したロケット砲発射時のバランス保持の為に,ヒザから下に比較的着脱の楽な左右分割式の増加装甲が取り付けられている。
!!武装
!M-79E1(MSVコレクションファイル宇宙編)240 mm キャノン砲 x 1 (20発)
!ビームスプレーガン x 1
!60mm 頭部バルカン x 2

!360mmキャノン砲
!ビームスプレーガン
!60mm頭部バルカン
!!概要
連邦軍のMS配備計画において,主力となるべきRGM-79は,基本構成をRX-78から転用しているとはいえ,あくまで廉価版であり,中間〜遠距離戦闘においてはその火力不足は明白であった。
そのため,77タイプのMSの量産プランが生まれた。しかしながら,RX-77のそのままの量産についてはいかに連邦とはいえほとんど無理があったといえる。(D型と呼ばれる量産型RX-77の開発は進んでいたが,コスト面では量産に向いているとは言えなかったのである。また,77型は若干数であるが量産された。)
そこで,RGM-79本体をベースにした簡易設計による支援型MSの開発を進めることになったのである。これは,RGM-79がRXシリーズのコアシステムを簡易とはいえ,継承していたために可能になったことであり,上半身(それもキャノン砲取付部)のみの再設計のみで事実上の実用MSが開発できたのである。結果的に本機は生産効率の上昇のためだけではなく,部品供給面など様々な面で効率的な機体といえるだろう。
 RGC-80《ジムキャノン》は,地球連邦軍が一年戦争当時に開発した砲撃支援型のモビルスーツである。
 連邦軍のモビルスーツ配備計画において,主力となるべきRGM-79《ジム》は,基本構成をRX-78《ガンダム》から転用しているとはいえ,あくまで廉価版であり,中・長距離戦闘においての火力不足は明白なものであった。特に主兵装であるビーム・スプレーガンは,近距離での運用が前提であり,中・長距離での牽制としてもほとんど役に立たない装備なのである。
 このため,連邦軍ではRX計画に於いて中距離支援機として開発が進められていたRX-77《ガンキャノン》タイプの量産プランを検討することとなった。
 しかし,RX-77のそのままの量産については,RX-78の量産プランが実質的に頓挫しているのと同様に無理があるプランだったのである。(理由としては,RXタイプは,試作機として採算度外視の機体であったことなどが挙げられるが,後に再設計型のD型が開発されていることを鑑みると,一年戦争末期には,RXタイプの生産コストは下がりつつあったのもまた事実である。)

ジャブロー内の工場で試作された1号機は,頭部をRX-77のまま,RGM-79のボディの両肩に2門の360ミリロケット砲を積んだRX-77とほぼ変わらないものであった。(RGC-80-1)
しかし,ロケット砲は低反動タイプとは言え,テストの結果キャノン砲発射時の重量バランスや安定性に問題が生じた。結果,このタイプは断念され,研究が続けられる事となった。 
 そこで,RGM-79本体をベースにした簡易設計による支援型モビルスーツの開発を進めることが決定されたのである。もともとRGM-79は,RXシリーズのコアシステムを簡易とはいえ,継承していたために,各部の再設計(ジムキャノンの場合,上半身,それもキャノン砲取付部)のみので,バリエーションを開発するだけのポテンシャルを有していたのである。
 結果的に本機は生産効率の上昇だけではなく,部品供給面など様々な面で効率的な機体に仕上がったのである。

360ミリロケット砲はその後すぐに改良され,続く2号機では砲身を延長し,弾丸の装填もマガジン式に改められたものが右肩だけに装着された。この簡略化によってRGM-79との部品共有度は60%にも及び,量産化に幸いした。生産型はRGC-80として承認され,量産がスタートした。
しかしながら,地上戦テストでの安定性には依然として不満が残ったため,試作2号機以降は全て膝から下に安定化のための改修が施された。しかし,部品共有の面から新設計の物とするにはいかなかったため,基本構造はRX-77に準ずる仕様の左右分割式の増加装甲によるシステムが採用された。結果,実戦時に破損しても装甲交換が可能であり稼働率を上げることにも成功している。こうして機体の重心を下げる事によりバランスの問題は一応の解決を見,本機は各戦線に配備された。
 ジャブロー内の工場で試作された1号機(後日RGC-80-1の型式が正式に与えられている)は,頭部をRX-77のまま,RGM-79のボディの両肩に2門の360ミリロケット砲を積んだ仕様で,外観は細身にしたRX-77というような機体であった。
 しかし,低反動タイプのロケット砲とはいえ,実施したテストではキャノン砲発射時の重量バランスや安定性に問題が生じており,実用に耐えうるか不明であった。このため,この仕様は断念され,別の案が検討されることとなった。
 まず,360ミリロケット砲はすぐに改良され,続く2号機では砲身を延長し,弾丸の装填もマガジン式に改められたものが右肩だけに装着された。(なお,この簡略化によってRGM-79との部品共有度は60%にも及び,結果的に量産にいい影響を与えることとなった。) 改良により,一定の成果がでたことで,生産型は「RGC-80」として承認され,量産がスタートした。

本機は一般的にはRGM-79のキャノンタイプと見られているが,これは誤りで,RX-77の簡易量産型と見るのが正しい。事実,RGC-80の開発プランはRGM-79とは別に進行していた。(これは,型式番号を考えてもわかるかと思われる。他のジムバリエーションが「79」ナンバーであるのに対して,本機のみ80を与えられているのもそのあたりが理由である。)
 一方で,地上戦テストでの安定性には依然として不満が残っていたため,試作2号機以降は全て膝から下に安定化のための改修が施された。この改修では,基本設計の変更を行わないことと,部品共有の効率化を維持するため,新設計の脚部とするのではなく,基本構造はRX-77に準ずる仕様の左右分割式の増加装甲によるシステムが採用されている。(はからずも,このプランの結果,実戦時に破損しても装甲交換が可能であり稼働率を上げることにも成功している。)
 こうして機体の重心を下げる事によりバランスの問題は一応の解決をみたことから,本機は各戦線に配備された。

本機の武装は,固定武装の360ミリロケット砲と頭部の60ミリ機関砲の他,RGM-79と同様にビームスプレーガンの使用及び右または左腰への装着が可能で,宇宙空間戦での最大装備時には加えてバルザック式380ミリロケットバズーカも使用する事が出来た。またRX-77からの引き継ぎで中距離射程用ビームライフルの標準装備化も進められたたが,結局RX-77と同仕様のものが5機分作られただけで,実戦配備には間に合わなかったようである。
 なお,本機は一般的には「RGM-79のキャノンタイプ」と見なされているが,これは厳密に言えば誤りである。RGC-80の開発プランは,型式番号を見てもわかる通り,通常のRGM-79タイプのバリエーション機(つまり,RGM-79コードの派生機)とは異なり,当初から,RGC-80という専用コードが与えられており,RGM-79系列ではないのである。
 実際には,先述した通り,RX-77の簡易量産型と見るのが正しい。

RGC-80の総生産数は大戦終結までに48機(58機説もある)とされているが,戦後の資料から察するとそれ以上生産されていた可能性もある。というのも,初期の配備計画ではRGM-79の2機に対して1機のRGC-80の配備計画があったからである。(実際には間に合っていないのがほとんどではあるが)また,グリプス戦時に改修型のRGC-80も確認されており,厳密な生産数は現在ではわからないと言うしかない。
なお,48機説の基となっている配備数であるが,「星一号作戦」の際にティアンム及びレビルの主力艦隊と共に宇宙へ上ったのは14機,北米大陸にはRGM-79と共に6機,アフリカ戦線には19機,ジャブロー防衛用に残り9機,であったと言われる。大戦後の記録では宇宙戦におけるRGC-80の関するものがほとんど無いが,大多数がジオン軍の最終兵器ソーラ・レイシステムによって散った事は想像に難くない。
 本機の武装は,固定武装の360ミリロケット砲と頭部の60ミリ機関砲の他,RGM-79と同様にビーム・スプレーガン(通常,右または左腰への装着が可能)で,宇宙空間戦での最大装備時には加えてバルザック式380ミリロケットバズーカも使用する事が出来た。またRX-77からの引き継ぎで中距離射程用ビーム・ライフルの標準装備化も進められたたが,結局RX-77と同仕様のものが5機分作られただけで,実戦配備には間に合わなかったようである。

 RGC-80の総生産数は大戦終結までに48機(58機説もある)とされているが,戦後の資料から察するとそれ以上生産されていた可能性もある。(これは,初期の配備計画ではRGM-79の2機に対して1機のRGC-80が用意される予定であったからである。)
 また,グリプス戦時に改修型のRGC-80も確認されており,厳密な生産数は現在ではわからないと言うしかない。
 なお,48機説の基となっている配備数であるが,「星一号作戦」の際にティアンム及びレビルの主力艦隊と共に宇宙へ上ったのは14機,北米大陸にはRGM-79と共に6機,アフリカ戦線には19機,ジャブロー防衛用に残り9機,であったとされる資料からである。
 大戦後の記録では宇宙戦におけるRGC-80の関するものがほとんど無いが,これは,大多数がジオン軍の最終兵器ソーラ・レイシステムによって散ったためと考えられる。
 一方で,地上戦における各種記録は意外にも多く,この点が生産数の異説を生み出しているといえるだろう。
!!引用
!1/144 インストラクション
:●RGC-80 ジムキャノン:
 連邦のMS開発に際して,好都合となったのは,RXプロジェクトが75,77,78と戦車的な概念から人間型MSへと移り変わる内,それぞれの機能を,ザクのバリエーション的にコンビネーションを置き換え得た事である。
 すなわち進化の過程にある物各々を,遠距離支援,中距離支援,接近戦として逆利用出来たのが計算外であった事は今さら述べるまでもない。
 RX-78と同時にテストへまわされたRX-77とRX-75の内,実用本位から量産化が見込まれたのは,RX-77通称ガンキャノンであった。このタイプのRX-78とのコンビネーションは,運用を個別に考えられた時よりも,はるかに好ましく,また逆に78タイプとの連携によって初めて存在価値が見い出されるという事も言えた。
 実用試験のためサイド7へ運ばれた77タイプは2機,また予備として1機分のパーツが用意されたが,母艦となる最新鋭戦艦ペガサス級ホワイトベースの入港当日,ジオンパトロール部隊から3機のザクの奇襲を受け,1機を除いて消失した。
 連邦最大の拠点であるジャブローでは,すでに簡易量産型MSとしてRX-78を基本にしたRGM-79ジムを製作,RX-77は,4機を残したまま量産はされなかった。しかしながら本来のRXプロジェクトであるコアを中心としたMSの多用途変換構想は77タイプをさらに簡略化する事で残っていた。
 脱出システムとしてのコアファイターには成らぬ代わりにコアブロックの機能を残し,上半身だけをキャノン砲装備の中距離支援型にしてしまうという物である。ジャブローで工作されたキャノン砲装備のジムは,両肩に360mmロケット砲を積んだ77タイプとほぼ変らない物であったが,低反動タイプとは言え,重量バランスや安定性に問題が生じたのは言うまでもない。
 360mmロケット砲は,その後すぐに改良され,砲身を延長,弾の装填をマガジン式に改め,機体の右側だけに装着された。これによりRGM-79との共有度は60%となるため,量産化に幸いした。
 生産型はRGC-80ジムキャノンとしてRX-77ガンキャノンを継ぐ物となったが,地上戦での安定性には依然不満が残り,ヒザから下に改修が施されている。基本的にはRX-77と同じ仕様で製作され,実戦時の装甲交換性を考慮して,比較的着脱の楽な左右分割方式がとられている。
 RGC-80ジムキャノンの武装は,頭部の60mm機関砲,右肩の360mmロケット砲の他,他のGM型同様にビームスプレーガンを右または左腰に装着可能で,宇宙空間の最大装備時には,バルザック式380mmロケットバズーカも使用する事が出来た。77タイプからの引き継ぎでビームライフルの標準装備化も進められたが,結局77仕様の物が5機分作られただけで,実戦配備には間に合わなかった様である。

:●RX-77とRGC-80における実戦配備とその派系タイプ:

 RX-77は,連邦内でのMS開発では実に手堅い物であったが,実用化には思ったより時間がかかり,遅れたRX-78にさえ完成の時をゆずった程であった。RX-77は初期試作型1機の他,先行型仕様で6機が作られている。これらは各々2機ずつが,ペガサスタイプへ搭載される予定で,内3機はサイド7において慣熟テストが行なわれたが,1機を残して消失,その後ホワイトベースには1機が追加されたのは有名な話である。残る2機は星一号作戦の折に参戦している。
 ジャブロー内の工場で試作された一号機は頭部を77タイプのまま,RGM-79のボディに左右2門の360mmロケット砲が設けられたが,背部はブロック構造に変えられている。ロールアウト時には77仕様の塗装が施された。試作二号機以降は下半身にも改造がなされ各戦線へ配備された。総生産数48機の内,主力艦隊と共に宇宙へ上ったのは14機,北米にはRGM-79隊と共に6機が,さらにアフリカ戦線には19機が配備された。戦後の記録でア・バオア・クーの攻防におけるRGC-80の活躍はあまり見られないが,その大多数がソーラ・レイシステムによって散った事は想像に難くない。
 RGC-80の正式塗装は2種類が確認されている。一方は試作二号機同様79を基本にしたカラーリングで,もう一方は北米へ配備された濃淡グレーの彩色の物である。しかしこの部隊でも前者塗装の物が確認されており,後期の識別用と思われる。この他にはアフリカへ回されたタイプでサンドカラーの物があるが,現地での部隊カラーであったとされている。

!MSVハンドブック1
 RX-78と同時にテストへまわされたRX-77とRX-75の内,実用本意で量産化が見込まれたのは,RX-77通称ガンキャノンであった。このタイプのRX-78とのコンビネーションは,運用を机上で考えていた時よりもはるかに好ましく,またRX-78との連携によって本来の存在意義を見い出す結果となった。
 実用試験のためサイド7へ運ばれた77タイプは2機,予備として1機分のパーツが用意されたが,母艦となる最新鋭戦艦ホワイトベース級ペガサスの入港当日ジオンパトロール部隊から2機のザクの奇襲を受け,1機を除いて消失している。(※読点は挿入)連邦最大の拠点であるジャブローでは,すでに簡易量産型モビルスーツとしてRX-78を基本にしたRGM-79を製作,RX-77は4機を残したまま量産はされなかった。しかしながら本来のRXプロジェクトであるコアを中心としたモビルスーツの多用途変換構想は77タイプをさらに簡略化する事で残っていたのである。(※読点は挿入)
 脱出システムを廃止する代わりにコアブロックの機能を残し,上半身だけをキャノン砲装備の中距離支援型にしてしまおうという物である。ジャブローで製作されたキャノン砲装備のGMは,両肩に三六〇ミリロケット砲を積んだ77タイプとほぼ変らない物だったが,低反動とは言え重量バランスや安定性に問題が生じたのは言うまでもない。
 三六〇ミリロケット砲はその後すぐに改良され,砲身を延長,弾の装填をマガジン式に改めた物が機体の右側にだけ装着された。これによりRGM-79と部の品共有度は60%になったため,量産化に幸いした。生産型はRGC-80GMキャノンとしてRX-77ガンキャノンを継ぐ物となったが,地上戦での安定性には依然不満が残り,ヒザから下に改修が施された。基本的にはRX-77と同じ仕様による物で,実戦時の装甲交換性を考慮して,左右分割方式がとられている。
 RGC-80GMキャノンの武装は,頭部の60ミリ機関砲,右肩の三六〇ミリロケット砲が標準の他,RGM-79同様ビームスプレーガンの使用が可能で,宇宙空間戟ての最大装備時にはバルザック式三八〇ミリロケットバズーカを使用する事が出来た。また77タイフからの引き継ぎで中距離射定のビームライフルの標準装備化も進められたが,結局77タイプと同仕様の物が5機分作られただけで,実戦配備には間に合わなかった様である。
 ジャプロー内の工場で試作された一号機は頭部を77タイフのまま,RGM-79のボディに左右2門の三六〇ミリロケット砲が設けられたが,背部ユニットはブロック構造に変えられている。ロールアウト時には77仕様の塗装が施された。試作2号機以降は全て下半身の改造が施され各戦線へ配備された。RGC-80の総生産数は大戦終結までに48機を数えるにとどまっている。内ティアンムの主力艦隊と共に宇宙へ上ったのは14機,北米地域には,RGM-79隊と共に6機が送られた。さらにアフリカ戦線には19機が配備された。大戦後の記録でア・バオア・クー戦におけるRGC-80の活躍はあまり見られないが,その大多数がジオンのソーラ・レイシステムによって散った事は想像に難くない。

!ガンダムヒストリカ05
ジムのキャノンタイプといわれることもあるが,制式にはガンキャノンの量産機。
最も多く配備されたのは,大戦末期の北アフリカ戦線であったという。
!GUNDAM WAR 決戦!星一号作戦 地球連邦軍 U-32
RGM-79ジムを基に,中距離支援能力を強化する目的で開発されたモビルスーツ。少数の部隊がティアンム艦隊に配備され,星一号作戦に参加したという記録が残っている。

!カードビルダー0079 ME-0042 "RGC-80 ジム・キャノン
RX-77ガンキャノンの制式量産機として開発された中距離支援用MS。キャノン砲を一門装備し,後方から前線部隊への砲撃支援などを行う。運用の用途はRB-79ボールに非常に近く,地上でも使用可能なことから高い戦果をあげた。

!ガンダム占い0079〜0080
RGM-79の中距離での火力不足を補うために開発されたMS。試作1号機には両肩に360mmロケット砲を装備していたが,バランスと安定性に問題があり,試作2号機では右の1門のみとなった。量産機はこの2号機をベースに生産されたが,量産開始時期がずれ込んだため,総生産数は48機と記録されている。RGM-79との部品共有率が60%を占めるジム・キャノンは,ア・バオア・クー攻防戦やアフリカ戦線などに配備された。

!ガンダムコレクションNEO3
RGM-79 ジムがRX-78 ガンダムの量産機であるのと同様,RGC-80 ジム・キャノンはRX-77 ガンキャノンの量産機である。
ジムとの部品共有率が60%もあるため誤解されやすいが,ジムのキャノンタイプではなく,あくまでガンキャノンの量産機なのである。
中距離支援を主任務としており,近接戦闘用の武装は装備していないが,スペックなどはジムとほぼ同等であるため,ビームライフルやビーム・スプレーガンを使用することも可能。
一年戦争時は欧州やアフリカの戦線を中心に一定の戦果をあげたが,生産性やスペックのほか,用途が限定されるなど運用面に問題があり,本格的な量産は見送られた。

!Gジェネレーションポータブル
連邦軍の砲撃用量産型MS。
RGM-79ジムを砲撃戦用に再設計した機体で,240mmキャノン1門を装備している。
本来支援用MSにはRX-77ガンキャノンをあてる予定であったが,その生産が遅延したため,急遽RGM-79を改修して開発された機体である。
大戦末期,地上での掃討作戦に先行量産機が投入され,ある程度の戦果を上げている。
しかし機体のバランスが悪く,信頼性が低かったため,少数が生産されるに止まった。
グリプス戦争の際,一部の機体がジャブロー防衛に投入されている。

!ギレンの野望 アクシズの脅威V DATABASE
ジムを砲撃戦用として再設計した機体。
大量生産されたジムのパーツを60%流用することで高い生産性を誇る。肩部キャノン砲の装備に加え装甲の強化が行われている。

!戦場の絆ポータブル 機体解説
ガンキャノンの量産型として開発された機体。
単砲のため攻撃力は低いが,発射速度に優れる。
キャノン砲の追加弾を装備可能で,対MS戦に強い武装が多い。
(カテゴリ:中距離)

!ガンダムエース 2009/10
中距離支援用として誕生したRGC-80ジム・キャノンは,大戦末期79年10月中旬より各戦線への配備を開始。北米にはRGM-79と共に6機,アフリカには19機,ジャブロー防衛に9機が配備されている。開発時には幾つかの問題を抱えていたジム・キャノンだが,射撃性能は極めて高く,アフリカ戦線の反攻作戦においてダブデ級陸戦艇を沈めるなど大きな戦果を残している。

!ガシャポン戦士実写シール 125/79
ジムキャノンはRX-77ガンキャノンの量産タイプである。ただしRGM-79との共通部品が60%もあるため見た目にはジムのキャノンタイプと言われていた。

!MS大全集
砲撃戦仕様にRGM-79を再設計した機体。右肩にキャノン砲を装備し,装甲を強化している。

 RX-77ガンキャノンの制式量産機として開発された中距離支援用MS。キャノン砲を一門装備し,後方から前線部隊への砲撃支援などを行う。運用の用途はRB-79ボールに非常に近く,地上でも使用可能なことから高い戦果をあげた。
!!備考
!1
Gジェネレーションポータブルの解説は,1/144キットのインストラクションとは相違している。

!2
 一般的なMSVパッケージのカラーリングパターンで,RGM-79と同様の配色で,脚部増加装甲が赤,胸部キャノン砲基部が黒のものである。
 このパターンは,RGC-80の試作2号機以降一般化したもので,空間戦闘用のRGC-80Sもほぼ同等のカラーリングとなっている。
 また,RGC-80でも宇宙に配備された機体や,北米戦線の一部の機体にも使用されている。

!設定について
 ジムキャノンの基本的な設定は,MSV当時のものがほとんど変化せずに用いられている。これは,MSV-Rで空間突撃仕様が設定された際の記述からも明らかだが,ゲームソフトなどでは,これらに相反する記述が見られる場合がある。
 例えば,Gジェネレーションポータブルの解説では,「信頼性が低かったため,少数が生産されるに止まった」となっており,時間的余裕が無かったため,生産数が限られていたという定説とは異なったものとなっている。
 また,オリジン版がジムの砲撃戦仕様という扱いになっているためか,MSV版もそのように解釈している資料等もあるが,この点はきちんと「ガンキャノンの量産型にあたる」という方向性でまとめている資料がほとんどである。
!カラーリングについて
 ジムキャノンの一般的なカラーリングは,1/144キットのカラーリングパターンである。
 これは,RGM-79と同様の配色で,脚部増加装甲が赤,胸部キャノン砲基部が黒となっているが,実際には,RGC-80の試作2号機以降一般化したものである。
!装備について
 MSVコレクションファイル宇宙編では,キャノン砲を「M-79E1 240mmキャノン砲」としており,弾体は1カートリッジ20発とされている。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
*だっちん
----
!!!ジムキャノン [アフリカ戦線仕様]
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RGC-80
,兵器区分,支援砲撃型モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,連邦兵
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,MSV
,参考文献,-

!!スペック
上記に準ずる
!!武装
上記に準ずる
!!概要
アフリカモデルは,もっとも戦闘の激しかった北アフリカに配備された機体で,北米とジャブローからの転配置が多かった。
しかし,一部の対砂漠用の準備を除きそのまま機体を運用することが可能であったため,ジオン軍のMSに比べれば配備・展開は速かった。
アフリカモデル最大の特徴は,肩部キャノン砲マズル部に切り欠きがあることであろう。

!!引用
!ガシャポン戦士実写シール 126/79A
RGC-80の総生産機数は48機で全機ジャブローで生産された。そのうちアフリカ戦線には19機が配備されていた。

!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
----
!!!ジムキャノン [北米戦線仕様]
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RGC-80
,兵器区分,支援砲撃型モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,連邦兵
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男
,初出作品,MSV
,参考文献,-

!!スペック
上記に準ずる
!!武装
上記に準ずる
!!概要
RGC-80の北米モデルは,共用パーツを後期型RGM-79と共用化したモデルで,グレーによる迷彩が施されている。
基本的な性能,外見とも一般型のRGC-80と大差ないが,デモンストレーション用のRGM-79タイプの塗装の機体を除けば,一般に目にすることの多かった機体であろう。
!!引用
!ガンダムヒストリカ05
連邦軍アラスカ方面部隊が,ホワイトベースの活躍に乗じ,北アメリカ反攻作戦のために組織した部隊。

!カードビルダー0079 ME-0044 "RGC-80 ジム・キャノン(北米戦域仕様)
ガンキャノンの量産モデルとして開発された中距離支援型MS。大戦末期に量産化された本機は,ヨーロッパ戦線やアフリカ戦線とともに北米戦域にも少数が配備された。配備された時,北米の季節はすでに冬だったため,機体色はホワイトとグレーを基調にした冬期カラーとなっている。

!ガシャポン戦士実写シール 127/79B
北米戦線にはRGM-79ジムとともに6機のジムキャノンが配備されていた。ジムキャノンの武装は肩のロケット砲のほかビームスプレーガンやバルザック式バズーカなども使用された。

!!備考
ヒストリカでは,「北アメリカ戦線南下ルート部隊」として記述されている。
!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
*だっちん
----
!!!ジムキャノン [ホワイトディンゴ隊仕様]
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RGC-80
,兵器区分,支援砲撃型モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,マスター・P・レイヤー
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男 / 色彩パターン:不明
,初出作品,機動戦士ガンダム外伝〜コロニーの落ちた地で…
,参考文献,カードビルダー0083{{br}}GUNDAM WAR

!!スペック
,項目,内容
,全高,18.4 m
,頭頂高,18 m
,本体重量,49.9 t
,全備重量,65.3 t
,ジェネレータ出力,976 kW
,スラスタ推力,63500 kg
,センサ有効半径,6000 m
,陸上走行速度,83 km/h
,黒歴史コード,01-2149438

!!武装
上記に準ずる
!!概要
ジムキャノンのホワイトディンゴ隊仕様機である。
塗装を除けば,基本的に一般の機体と変わらない。

!!引用
!ガンダムカードビルダー0083 ME-C019
オーストラリアの遊撃部隊"ホワイト・ディンゴ隊"仕様のジム・キャノン。グレーを基調としたカラーリングが施され,左肩には部隊名同様の白いディンゴ(オーストラリアの野犬の一種)をあしらったエンブレムがペイントされている。

!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
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!!!リド・ウォルフ専用ジムキャノン
*[MS]
!!データ
,機体データ{COLS:2|LEFT}
,型式番号,RGC-80
,兵器区分,支援砲撃型モビルスーツ
,所属,地球連邦軍
,パイロット,リド・ウォルフ
,製作データ{COLS:2|BGCOLOR:88aaff|BOLD}
,デザイナー,大河原邦男 / 色彩パターン:不明
,初出作品,機動戦士ガンダム〜ギレンの野望
,参考文献,-

!!スペック
上記に準ずる
!!武装
上記に準ずる
!!概要
踊る黒い死神,リド・ウォルフの機体。
!!引用
!電撃HobbyMagazine 2002/08付録 エースパイロット・データ・ファイル
連邦軍の量産期"ジム"をベースに開発された中距離支援型MS。リド・ウォルフの機体は彼のポリシーにより黒に塗装されているが,他の機体との性能的な違いはない。
試作MS"RX-77 ガンキャノン"の良好な運用結果を受け,そのコンセプトを受け継ぎつつ量産性を高めた機体がこの"RGC-80 ジム・キャノン"であったが,量産化に際するコストダウンの結果,RX-77より火力・防御力が低下し,想定していたほどの性能が得られなかった。そのため大量生産には至らず,生産は48機にとどまっている。

!カードビルダー0079 ME-0043 "RGC-80 ジム・キャノン(リド・ウォルフ専用機)
ガンキャノンの量産モデルとして開発された中距離支援MS。「踊る黒い死神」の異名を持つウォルフは,彼のポリシーにより自分の機体を黒く塗装していた。これは彼が戦闘機乗りだったころからの習慣で,パーソナルカラーをあまり認めない地球連邦軍においては珍しいことである。

!!備考

!!関連項目

!!編集者
*あさぎり
*だっちん
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{{category MS/MA・R}}
{{category モビルスーツ・MSV}}
{{category モビルスーツ・コロ落ち}}
{{category 加筆募集・MS}}
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